顎に酷い怪我をし置き去りにされた子猫。小さな体に大きな勇気を秘めた一匹の子猫の変身に感動!

それはイギリスのサウスウェールズでの出来事でした。ある日レストランの入り口に怪我をした生後3ヶ月ほどの子猫が捨てられていました。やさしいレストランの従業員は子猫を保護し、ニューポートという街にあるフィールズ動物病院に連れて行ってくれたのですが、そこでわかったのは...

顎に酷い怪我をし置き去りにされた子猫。小さな体に大きな勇気を秘めた一匹の子猫の変身に感動!

砕けた顎の痛みに苦しむ子猫

痛々しい姿

レストランの前に箱に入れられて捨てられていた子猫のルパートはとても酷い状態でした。顎は砕け、痩せ細り、顎の怪我から食事を口にすることすらできなかったのです。

レストランのスタッフに保護され向かった病院でわかったことは、子猫の顎へのダメージは恐らく何者かに顔を蹴られたからではないかということでした。
出典:https://www.bluecross.org.uk/kitten-broken-jaw-abandoned-outside-restaurant

こんなにかわいい子猫を虐待し遺棄した人間がこの世にいると考えただけで怒りを覚えます。しかし、世の中は悪い人間ばかりではありませんでした。

手術を受けるための体力を!

顎の形成手術のための麻酔に耐えるには一定の体力を必要とします。しかし保護されたばかりのルパートは自ら食事を摂る事ができず痩せ細っていたため今すぐ手術が出来る状態ではありませんでした。そのため手術に耐えうる体力を養うため病院スタッフはチューブを使ってルパートに食事を与え続けました。
出典:https://www.bluecross.org.uk/kitten-broken-jaw-abandoned-outside-restaurant

自力でごはんを食べられないほどの痛みに耐えていた小さなルパートのことを考えるとただただ心が痛みます。そして、そんなルパートを救うために献身的に給餌をします。

笑顔を取り戻したルパート

やがてなんとか手術に耐えうる体力をつけたルパートは顎の形成手術に臨みました。

「術後の最初の24時間は気が気ではありませんでした。ですがそんな心配をよそに今では保護した時の2倍ほどまでに成長しています。それに動きも以前よりずっと機敏で好奇心旺盛になってきたんです」

ルパートの術後の経過を動物保護団体ブルークロスの譲渡センター長のハンナ・ウィルシャーさんはそう説明します。
出典:https://www.bluecross.org.uk/kitten-broken-jaw-abandoned-outside-restaurant

術後のルパートの顔にはもう苦しんでいた頃の面影はありません。きっとレスキューに関わった全ての人達はルパートのこの笑顔が見たくて懸命の治療や看病をしていたのでしょうね。

小さな体に大きな勇気

「彼は小さな体でたくさんの試練を乗り越えて来た実に魂の強い勇気のある子なんです」

ルパートの預かりをしていたフィールズ動物病院のカースティ・バックランドさんはルパートのことをこう表現します。

「テレビを見るのが大好きで、画面を見ては動くものに触ってみたり、スマホにもとっても興味を示して遊んでいました。やっとのことで元気を取り戻し、それまでできなかった事や自由を満喫してるようです」
出典:https://www.bluecross.org.uk/kitten-broken-jaw-abandoned-outside-restaurant

やっと子猫らしさを取り戻すことができたルパート。そんな彼には更にうれしいニュースが待っていました。ブルークロスのスタッフ達はなんとかクリスマスまでに里親さんをと願っていたのですが、クリスマスを目前に新しい家族の元へ旅立って行ったのだそうです。

人間に傷つけられ酷い怪我を負ったルパートは、小さな体に大きな勇気を持ったたくましい子猫だったのですね。新しい家族との素敵な暮らしを心から祈ってやみません。

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このまとめのキュレーター

Silver7s

ミニチュアダックス2匹と暮らしています。2匹のうち一匹は元捨て犬です。海外の動物にまつわる記事を書かせて頂いてます。

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