狼がいると通報を受け目撃したのは…。正体不明なほどボロボロだった動物が歩み始めた新たな人生

今回は、アメリカの「Hope For Paws」が救った数多くの動物の中から、「狼」として通報されてきた一匹の犬をご紹介します。ジュリアと名付けられたその犬は、狼なのかコヨーテなのか犬なのか、正体不明なまでに汚れ、ボロボロになっていました。ジュリアとの出会いと、その後をご覧下さい。

狼がいると通報を受け目撃したのは…。正体不明なほどボロボロだった動物が歩み始めた新たな人生

ある日の通報

ロサンゼルスのとある住宅街。 「狼が道を歩いている」という通報を受け、「Hope For Paws」のメンバーが事実確認にやってきました。


そこで見つけたのは、一軒のお宅へ入っていく大きな灰色の動物。 これが、通報を受けた狼なのでしょうか?

ジュリアとの出会い


住宅の庭に入ったターゲットが外へ逃げないよう門扉を閉め、柵を挟んで観察します。 狼によく似た毛並みを持つこの子が、通報を受けた「狼」で間違いなさそうですね。


ボロボロの首輪を付けたその姿を見て、「Hope For Paws」のリサさんは考えました。

「この子は狼ではない。しかし、狼の血を引いている可能性はある。」
出典:https://youtu.be/KS13ZbuJ4IE

とにもかくにも、獣医に診せてみなければ詳しいことは分かりません。 リサさんはこの子を保護し、連れ帰ることにしました。

安全に、獣医のもとへ


食べ物で警戒心をほぐしつつ、距離を縮めるリサさん。 「狼」ちゃんも、興奮した様子は見受けられません。


しばらく時間を過ごし、リサさんが危険でないと判断した「狼」ちゃん。 首に、花柄の赤いリードを着けることを許してくれました。


そして、辛うじて首に巻きついていた古いボロボロの首輪と別れを告げます。 これが「狼」ちゃんが「ジュリア」ちゃんとして、新たな人生を歩みだした瞬間でした。

ジュリアちゃんの心にあったものとは?


車に乗せようとすると、歩くのが苦痛そうな様子を見せるジュリアちゃん。 体に走る痛みか、一人彷徨った疲れか、温かな人の手に触れた安堵か… ジュリアちゃんの見せる表情には、どんな想いが込められているのでしょうか。

診察と迅速な治療


ジュリアちゃんは、疥癬の他にも細菌感染症を患っていました。 食べ物も満足に得られなかったようで、栄養失調にも陥っていたそうです。

ジュリアちゃんの状態が分かるとすぐさま、体を癒すための治療が始まりました。


まずは、特別な薬剤で沐浴をし、傷の手当をします。


そして、体をゆっくりと休める。 痛くも痒くもない、寒くも暑くもない、安全な場所での休息。 そんな当たり前のことこそ、ジュリアちゃんが本当に必要としていたものなのです。

初めにジュリアちゃんに会った際は、大きく不気味に見えたその姿。 今では、とても小さくか弱く、子犬のようにすら見えます。 ジュリアちゃんの過去がどれほど辛く、今どれほど安心しているのかが窺い知れますね。

そして一週間後


温かな人たちに囲まれて、ゆっくりと休息をとったジュリアちゃんには、大きな変化が起きていました。 足の間に力なく垂れていた尻尾は左右に揺れ、不安げに人を見上げていた瞳は真っ直ぐに人を見据え、親愛の情に満ちています。


引き取り先を探すため、一時的に里親のもとへ引き取られることになったジュリアちゃん。 健康な体を得、信頼できる人たちに巡り合い踏み出した未来は、きっと明るいものでしょう。

始まる、第二の人生


いたずらをするような無邪気さを取り戻したジュリアちゃん。 今後、一生を共に過ごすパートナーを探し、本当の人生を歩みだすこととなります。 その人生が、喜びに満ちた人生を歩んでくれることを願います。

ジュリアちゃんの人生の岐路はこちらから!

「Hope For Paws」に見つけてもらうことができて、本当に良かったと心から感じます。


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このまとめのキュレーター

犬猫その他もふもふした生き物が大好きです。皆様の日々の癒しとなれますように。