
失われた20年。劣悪な環境で不法なサーカスにいたライオンが自由を手にした姿に涙
不法なサーカスで働かされていたライオンがペルーにいました。劣悪な環境で過ごしていた彼に、ずっと待っていたであろう救助の手が差し出されました。彼の20年はどんな時間だったのでしょうか。そして新しい環境に、何を思うのでしょうか。

サーカスで働かされていたライオンがいた

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トラックの後ろに繋がれて過ごした高齢のマウンテンライオンのムファサは不法なペルーのサーカスから救助されました。 子どもの頃に売却された可能性があり、彼は20年間、村から村へと運ばれショーをするように強制されていました。出典:https://www.thedodo.com/mountain-lion-chained-to-truck-rescued-1466555241.html
日本でもサーカスは行われていますが、ムファサのいたサーカスは不法なものだというのですから少し訳が違います。 具体的にどういう点で不法なのかまでは分かりませんが、この写真を見る限り、彼が大切にされているようには見えませんよね。 ムファサの立っている場所にしてもつながれ方にしても、雑に扱われているように思えてなりません。 それに彼の身体は薄汚れていて毛艶もありません。
ペットでもそうですが、大切だから綺麗にしてあげたいし手入れもして気持ちよくなってほしいと思いますよね? そういった愛情が伝わってこないのです。
環境は劣悪だった

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ケージの快適さが欠けていても、彼が演奏していないとき、彼はテントポールの後ろに巻き上げてトラックの開いたベッドに繋がれて眠った。 ムファサが裏のサーカス機器の中に繋がれているのを見て悲惨でした。 重いハーネスとチェーンが身体に巻きつけられていて、私たちがそれらを切り取ったとき、彼は初めて自由に伸びをしました。 その状況はこれまで見た中で最も悲しいものでした。出典:https://www.thedodo.com/mountain-lion-chained-to-truck-rescued-1466555241.html
ムファサが寝ているのは道具と同じ場所、トラックの荷台です。 もはやベッドといいますか、単に空いたところと表現するほうが的確のような気がします。 砂埃にまみれていて汚れきっていて、いつでも飲めるように置いておかなければならないはずのお水もありません。 こんなところで寝ていて、休まる訳がありませんよね
自由もなく、伸びさえできないほどに強く短く巻き付けられたハーネスとチェーンです。 想像以上の頑丈さに驚きます。 ここまで強くしなければならないのでしょうか? どれだけ窮屈できつい体勢を強いられていたでしょうか。 それでは落ち着くときがなかっただろうと思います。 こういったことを考えても、ムファサは生きているというよりも生かされているようにしか感じられません。 ムファサの目は悲しそうに見えますね。
勘違いしがちだけど、ライオンじゃなくピューマですね。大きさもそれなりにあるから、食事を蔑ろにされてたわけではなさそう。生活環境はリポートの一方向の言い分しかないので分かりませんし。私たちも罪なき生き物を食し、サーカスにも行って興奮した人も多いはず。ちゃんと愛されていたとしたら、サーカスオーナーは大切な家族の一員だから離したくないとゴネたのかも知れませんね。イエネコと一緒だと思います。元々は自然界にいる猫化の動物。このピューマの生活情報を一方的側面からしか聞かず、全ての批判をサーカスオーナーに向ける事は正しいのかと疑問です。