
人類の友でありセラピスト。裁判の場で子どもに勇気を与え傷を癒す犬に感動
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裁判で証言をするという事は、心に大きな負担を強いるのでしょう。証言することによってPTSDなどの症状を引き起こしたり、そうでなくても本当のことが言えなくなってしまうことが大人でもよくあります。それが子どもだったら、どんなに辛いことでしょうか?そんな子どもたちのために働くワンちゃん達がいます。

犬のチカラ

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ワシントンに本拠を置く非営利団体「Courthouse Dogs」は、犬は裁判所で証言する必要のある子供たちの神経や緊張を和らげていると信じています。出典:http://quirlycues.com/little-girl-has-to-testify-against-her-attacker-now-keep-your-eyes-on-the-dog/
裁判で証言をしなければならない子ども達に寄り添うことで、リラックスさせるワンちゃん…そんな団体が存在している事をご存知でしたでしょうか? なかなか耳にしませんよね。
そんな裁判に行く子ども達を、犬によってサポートする団体は一体どんな活動をしているのでしょうか。
裁判での証言

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裁判所で証言することは、大人でも感情的になる可能性がありますが、児童虐待の犠牲者である子など、子どもが被害者である場合を考えてみてください。出典:http://quirlycues.com/little-girl-has-to-testify-against-her-attacker-now-keep-your-eyes-on-the-dog/
何か事件が起き、起訴されると必ず開かれるのが裁判です。 被害者は、その事件が起こった事を証明するために証言しなければなりません。 裁判所の独特な空気、プレッシャーなど、大人でさえ怯んでうまく証言できない場合があります。
そこで子どもがたった一人でなんて、何も言えなくなってしまうでしょう。
それは心に傷をつける

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加害者に対して証言することは、PTSDのような状況を引き起こし、被害者の子どもに事件の思いがけない思い出を残す可能性があります。出典:http://quirlycues.com/little-girl-has-to-testify-against-her-attacker-now-keep-your-eyes-on-the-dog/
児童虐待、殺人事件などを目の当たりにした…そんな思い出したくもないだろう事を詳細に思い出し、証言しなければなりません。 さらに容疑者は目の前にいるわけで、恐怖や緊張は計り知れませんよね。
それが子どもだったら、どんなに恐ろしいことでしょう。 周りは大人ばかりで、検察側から強い口調で何か言われたり、「本当ですか?」と尋ねられたり、容疑者と目があったりなんかしてしまえば、何も言えないどころか相手に有利な嘘をついてしまう可能性も高いです。 そうでなくても、心に大きな傷を残すことは間違いないでしょう。
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