無くならない動物虐待。規律の厳しい国で起こった事件に事態の深刻さを思い知らされる

無くならない動物虐待。規律の厳しい国で起こった事件に事態の深刻さを思い知らされる

1390
update

悲しいことに動物を無意味に虐待したり命を奪ったりする者が世界中に多く存在します。それは世界で最も清潔で規律が厳しいとされるシンガポールでさえ抱えている問題なのです。北部の街イーシュンにある保護団体Yishun 326 Tabby Cat(Y326TC)は日夜猫達のために活動してきたのですが...

1390
update

動物虐待の容疑で男を逮捕

変わり果てた姿で続々と...

01

www.facebook.com

40歳の男が3か月に渡りイーシュンの街で起こっていた猫の虐待事件の容疑者として逮捕されました。
出典:https://www.straitstimes.com/singapore/courts-crime/yishun-serial-cat-abuse-suspect-arrested

この子は男の手によって虐待された猫の中の1匹と思われます。 この子の場合、幸運にもY326TCによって保護され命を取り留めることができましたが、その後脚は骨折しており、とても痛々しい姿です。

しかし犠牲となったのはもちろんこの子だけではなく、逮捕までの3か月間、多くの猫が怪我をしている、もしくは亡くなった状態で発見されていたのだそうです。

国、警察、そして民間が総出で捜査

02

www.facebook.com

事件発生以来、シンガポール農食品・獣医庁(AVA)は警察やY326TCと手を組み大規模な捜査を開始しました。そして遂に犯人を特定し逮捕に至ったのです。男が有罪ならば18か月以下の懲役、もしくは150万円以下の罰金が科せられ、場合によっては懲役と罰金の両方が科せられます。
出典:https://www.straitstimes.com/singapore/courts-crime/yishun-serial-cat-abuse-suspect-arrested

動物の虐待の捜査に農食品庁がなぜ?なんて思われる方も多いでしょう。 実はアメリカから犬を国外へ連れ出す場合も米国農務省(USDA)の許可が必要となります。 そして何を隠そう、わが国日本でも海外からの動物の検疫は農林水産省の管轄であり、ペットフードの安全基準を決めているのも、狂犬病予防法を施行しているのも農林水産省なのです。 つまり世界の多くの国で動物に関わる法律を施行しているのは農林水産省といった意外な省庁なのです。

しかしシンガポールと日本の大きな違いは動物虐待の捜査に関係機関が総出で乗り出してくれるところかもしれませんね。

動物に優しい社会が訪れることを願って

03

www.facebook.com

AVAは動物虐待をした者に対しこれからも厳しい対処していくとしており、そのような現場を目撃した場合、すみやかにAVAに報告するよう国民に呼び掛けています。
出典:https://www.straitstimes.com/singapore/courts-crime/yishun-serial-cat-abuse-suspect-arrested

この事件の犯人逮捕に至った大きな要因はAVA、アン・モ・キオ警察、そしてY326TCのボランティアの連携にあったと言えます。

それでは今のシンガポールは数年前より良くなっているのでしょうか? そのことを知るためY326TCのSNSを訪問してみましたが、状況はそれほど変わっておらず、思わず目を覆ってしまいたくなるような画像が多く見られました。

規律の厳しいシンガポールでさえ無くなることのない動物虐待。 いつの日か一人一人が命の重さを理解し動物にやさしい社会が実現しますように。

この記事が気に入ったらシェア♪
編集部PICKUP
関連する記事

mofmo掲示板

フォロー

忙しいあなたはSNSでmofmoをフォロー