捨て犬が減らない理由と改善方法を考えてみましたのご紹介していきます。

捨て犬が減らない理由と改善方法を考えてみましたのご紹介していきます。

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大昔から犬はペットとして人間と生活を共にしてきました。それは今でもですが、最近では、捨て犬も多くなっています。 捨て犬は、保健所に連れて行かれて最期には…なかなか普段からは想像できないですが、そんなところも含め考えていきます。

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全国の犬の飼育状況

Cropped image of handsome young man with labrador outdoors. Man on a green grass with dog. Cynologist

4 PM production/shutterstock.com

犬は昔から日本で飼育されてきた動物です。犬の人気は高く、「忠犬ハチ公」などに代表されるように犬は忠実な生き物として愛されています。一般社団法人「ペットフード協会」によると、平成30年全国犬猫飼育実態調査結果では、犬の飼育頭数が890万3千頭でした。一方猫は964万9千頭でした。ここ最近は犬の飼育頭数は減少傾向にあり、猫が犬の頭数を上回ってきました。相変わらず犬の人気は高く関連商品も幅広いですが、飼育率は下がっています。 平成30年調査での年齢別の飼育状況は以下の通りです。

全体12.6% 20代13.5% 30代11.7% 40代12.2% 50代14.5% 60代13.7% 70代10.0%

この数字を2014年時のデータと比べて見ると、全世代で飼育率が低くなっています。比較した場合の年齢別の飼育率は以下の通りです。

全体-1.8% 20代-0.8% 30代-0.7% 40代-1.7% 50代-3.7% 60代-2.8% 70代-0.3%

全体で1.8%です。猫の飼育状況は横ばいですが、犬は人気が少しずつなくなっています。特に5,60代における飼育率が落ちています。

犬の飼育に関する問題

Dog and cat under a plaid. Pet warms under a blanket in cold autumn weather

Gladskikh Tatiana/shutterstock.com

現在犬の飼育に関連した大きな問題が指摘されています。それは犬の飼育放棄問題です。何らかの理由で犬を買い続ける事ができなくなった個人や業者が犬を捨ててしまうという事が多発しています。「動物実験廃止・全国ネットワーク」によるとほとんどの自治体では現在犬や猫の無料引き取りが行なわれていて、中にはいらなくなったペットの回収をするために巡回サービスが行なわれるケースもあるようです。動物愛護管理法の第18条では、もしペットの飼い主が何かしらの事情で飼育を続けられなくなって行政に持っていく場合、行政はペットを引き取らなければいけないと規定されています。この規定によって飼い主が適当な場所に捨ててしまうという事例が低くなるとは言え、裏を返せば法律的に動物の飼育放棄を許容しているということになります。この規定を下手に知っている人の場合、「もし飼い続けられなくなっても行政に持っていけば何とかなる」と考えだすかもしれません。 個人だけでなく行政が犬を持ちこんでしまうというケースも多発しています。ペットブームと言えば聞こえがいいですが、急激なペットの需要増加は、無理のある供給プロセスを生みだしかねません。犬に負担を強いて何頭も強引に産ませ、産めなくなったらすぐに捨ててしまうという悪質業者もいます。繁殖業者が何頭も保健所に引き取り申請をする例もあるようで、中には業者によって飼育に関する法律違反が行なわれているケースも推測されています。

動物実験廃止・全国ネットワーク
出典:http://www.ava-net.net/report/105-hikitori.html

何故犬を放棄するのか

犬を放棄した理由として代表的なものを紹介したいと思います。元データは神奈川県動物保護センターのものです(「動物実験廃止・全国ネットワーク」より抜粋)。

■飼い主の都合 *世話ができないため *買いきれないため *飼主が亡くなった *日常生活に支障がある *飼主が高齢 *離婚した *病人がいる *病気の老人がいる *母の痴呆があるため *親の面倒をみなければいけなくなった *老齢化 *子どもにアレルギーがある *小さい子どもがいるため *孫が喘息になった *住宅環境がそぐわないため *公団に引っ越すため *入院した *単身赴任や妻の喘息による入院 *忙しい *家庭の事情 *独り暮らしで不在が多いため *会社勤めしているため *飼主が老人ホームに入ってしまった *世話する人がいない *入退院を繰り返していて散歩できないため *年金生活なので犬を入院させられない

中には病気や入院などのように自分ではコントロールできない残念な状況が見受けられます。しかしその一方で、「忙しい」「飼い切れない」などの身勝手な理由もあります。このような理由のために動物の命が失われていくのは非常に由々しい事態であり、早急な改善が求められます。では今度は飼い主ではなく犬の状況ゆえの飼育放棄の実態も見てみましょう。

■犬の状況

*なつかず給餌ができない *育てるのが難しい *夜鳴きがうるさい *家族を攻撃した *雷の時に暴れる *狂暴 *咬み癖がある *小さい頃のトラウマで咬み癖がある *飼主に従わない *おとなしすぎる *家の中を汚す *脱走する *皮膚病がある *24時間吠えている *散歩できない *老衰が見られる *ボケている *ガンになった *ケガをした *子犬が産まれるため *頭数が多すぎる

こちらも理解できる理由とまったく理解に苦しむ理由とがあります。家族に対して攻撃的という場合は危険が伴うためいたしかたない部分もあるかもしれません。しかし雷のときに暴れる、病気になった、老衰といった理由は受け入れられるものではありません。飼い主は命を預かるという決意をした以上、動物たちを最後までケアするよう努めるべきでしょう。犬好きでしかも放棄など考えられないという人にとっては非常に悲しい実態があります。なお茨城県では動物の引き取りを申し込むさいに以下のような質問に回答させるようにしているようです。 放棄した犬・ねこは、明日、炭酸ガスにより処分(殺すこと)されることを知っ てますか。 かわいい犬・猫を手放すことを家族で話し合いましたか。 新しい飼い主をさがしてみましたか。 親犬・親ねこの避妊や去勢手術を行って下さい。 二度と所有権を放棄するような事が無いように、動物を飼うときは良く考えてください。 放棄の理由: このように行政レベルで飼育放棄を思いとどまらせる取り組みが必要でしょう。

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