猫に与えてはいけない危険な食材とは?代表的な食材を解説!

猫に与えてはいけない危険な食材とは?代表的な食材を解説!

3003
update

玉ねぎやチョコレートなど人間の食べ物には猫にとって危険な食材がたくさんあります。「愛猫にねだられるとついつい色々な食べ物を与えたくなる!」という飼い主の方もおられるかもしれません。でも中には猫の命にかかわる食材もあるのでご注意を!この記事では猫が食べてはいけない代表的な食材をまとめてみました。

3003
update

人間の食べ物には危険がいっぱい

カットされたハムを食べようとしている猫

NicO_l/shutterstock.com

Yahoo!知恵袋などを見ていると、多くの猫の飼い主が「○○を猫に食べさせてもいいでしょうか」「○○を食べると何か問題がありますか」といった質問がよくされています。多くの飼い主は愛猫に美味しいものを食べさせたいと思って、私たちが普段口にする人間の食べ物をあげてもよいのか知りたいようです。

猫は私たちが何かを口にしていると興味を持って匂いを嗅いできたり、食卓の上に登ってきたりします。可愛くなってついつい分けてあげたくなりますが、実際の所、人間の食べ物で猫にとっては毒物となるものは色々とあります。

代表的なものとしてはネギやチョコレートがよく知られていることでしょう。ただ可愛いからという理由で食物をあげると、後で後悔するような結果になってしまうこともあります。ですから何を食べられるのか、食べられるとしたらどれくらいの量か、そもそも食べさせることに何かメリットがあるのか、といった点をよく考える必要があるでしょう。

基本的に猫には人間用の食べ物は必要ない

猫は肉食動物です。一方人間は雑食です。そのため人間が口にするものの多くは猫にとって不必要なものと言えるでしょう。炭水化物やフルーツ、野菜など、人間にとっては健康面で良いものであっても猫にとってそうとは限りません。猫に人間と同じ栄養素が必要なわけではありません。 ですから栄養補給のためにと何かを与えようとしなくても、良質なキャットフードを与えていれば問題はありません。むしろその方が健康リスクを不必要に高めなくてすむでしょう。

もちろんこのことは人間の食べ物を与えても何のメリットもないという意味ではありません。また人間の食べ物を食べたからと言って必ずしも問題が起きるわけではありません。

さらに野生の猫と家猫とでは多少なりとも食生活が違うという点も考慮に入れられるでしょう。猫は生後3ヶ月までに何を食べさせていたかで食が変わるという意見もあるからです。家猫になると、たとえ体の構造ががらりと変わるわけでなくても、好みや耐性などは変わる可能性があります。ですから時折おやつとして健康リスクがないものを与えるのは悪いことではありません。とはいえ、常に危険な食材が猫の周りにあることはよく覚えておきましょう。

猫が通常食べることは無いが、危険な食材

アボカドと玉ねぎ

ileana_bt/shutterstock.com

猫が普通は口にすることがない、あるいは普段それほど家に置いてあるわけではないものの、危険な食材となりえるものをいくつかご紹介したいと思います。その中には人間が普段なかなか口にしないものも含まれていますが、最低限の知識を知っておくことでリスク回避をすることができます。

タコ、イカ

刺身にしても調理してもおいしいタコやイカですが、猫にとってはこれらの食材は危険です。以下にはビタミンB1を破壊する「カルボキシナーゼ」という酵素が含まれています。この酵素によってビタミンB1の欠乏症が引き起こされるかもしれません。

この問題は加熱することで解消できますが、いずれにしてもタコもイカも消化が良くない食材のため、たくさん食べると消化不良になってしまうかもしれません。

さらにイカにもタコにも「チアミナーゼ」という酵素が含まれています。これは「チアミン」を分解するものですが、これが不足すると脚気が起きます。脚気が起きると腰抜けのような状態になってしまいます。

タコやイカの問題については以下のようなコメントがありました。

「イカ、タコにはチアミナーゼというチアミンを分解する酵素が多く含まれています。チアミンは代謝の補助や神経伝達に深くかかわるビタミン(B1)で、これが不足すると脚気を起こすのです。脚気とは神経障害による後肢の麻痺で、腰が抜けたような状態になる病気です。猫がイカを食べると腰を抜かすというのは、これが理由です。ただ、チアミナーゼは生体酵素なので加熱すると失活します。つまり加熱したイカやタコでは脚気は起こしません。しかし、イカやタコは消化が非常に悪く消化不良を起こしやすかったり、含まれるミネラル分が多すぎるため、例え加熱していても猫に与えてよいものではありません。」(https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1167075006)

なお乾物であるスルメについてですが、スルメは毒性はありません。ただし食べると消化管の中で10倍近くに膨らんでしまいます。そうすると食道が詰まったり急性胃拡張等などが引き起こされる可能性があるので危険です。

アワビ、サザエ、トリガイなどの貝類

アワビやサザエなどは高級食材なので、食卓に頻繁にのぼるものではありません。ましてや猫に与える飼い主もそうそういないことでしょう。しかし万が一ということもあるので紹介したいと思います。

これらの貝類は消化不良や中毒症状を引き起こす場合があります。「猫にアワビを食べさせると耳が落ちる」という話がありますが、これはアワビの中にある毒素「ピロフェオホルバイドα 」が皮膚の炎症を起こして、結果として猫が耳をひっかき皮膚組織がボロボロになるからです。

具体的に言うと「光線過敏症」になります。ピロフェオホルバイドα はそもそもアワビなどが海藻を食べて葉緑素が分解されることによって生まれます。そしてアワビの中でその毒性を増します。これを猫が食べると血液中にとりこまれ、その後日光にさらされることによって紫外線反応が起き炎症が起きます。

猫の耳は毛が薄く毛細血管が透けているため、耳に特に症状が発生しやすいというわけです。症状がひどいと耳が壊死してしまうこともあるため危険です。これらの貝類はあげないように注意しましょう。

玉ねぎ

玉ねぎには「アリルプロピルジスルファイド」などの赤血球を破壊する成分が含まれています。そのため摂取すると溶血性貧血やハインツ小体性貧血などが起きてしまうことがあります。

致死量は玉ねぎ1kgあたり15~20gほどです。ですからちょっと口にしただけでも危険性があります。たとえ死にまでは至らなくても、皮膚炎や喘息発作、衰弱、嘔吐、下痢などが発生するリスクがあります。 この点については以下のようなコメントがありました。

「これより危険なのはたまねぎです。たまねぎにはアリルプロピルジスフィドという物質が含まれており、これは血中ヘモグロビンに作用して溶血を起こします。よって、猫が食べ過ぎれば死にまで至ります。こちらは熱を通そうがそうやたらには分解されませんから大変なことになります。極端な例ですが、すき焼きの残り汁でたまねぎ中毒になることすらあるそうです。」(https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1111744531)

次のページアボカド
この記事が気に入ったらシェア♪
編集部PICKUP
関連する記事

mofmo掲示板

フォロー

忙しいあなたはSNSでmofmoをフォロー