猫にレモンを与えても良い?猫にとって危険なレモンの成分を詳しく解説していきます!

猫にレモンを与えても良い?猫にとって危険なレモンの成分を詳しく解説していきます!

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レモンはビタミンCが豊富で人間にとって美容や健康に良いと言われており、またその爽やかな香りは気持ちをリラックスさせる効果もあるとされています。しかし実はレモンには猫にとって危険な成分が含まれているという事を知っていますか?この記事ではレモンに含まれる成分や猫がレモンの香りを嫌がる理由を解説します。

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猫とレモンの相性ってどう?

みずみずしいレモン

AlenKadr/shutterstock.com

酸っぱくてそのままではあまり食べないレモンですが、お菓子に使ったり料理に添えたりと活躍の機会がさまざまありますね。レモンの風味が料理の引き立ててくれるので、猫の食事にも加えてみてもいいかもと思われるかもしれません。

人間にとっては美容や健康に良いと言われているレモン。もちろん猫にそのままのレモンを与えるということはないでしょうが、何かしらの形で猫にレモンを与えても大丈夫なのでしょうか?またあげてもOKな場合、与えるときに気をつけるべき点はどんなことでしょうか?今回は猫とレモンの相性について話したいと思います。

猫にレモンを与えてもいいのか?

レモンのにおいを嗅いでいる猫

Nicolas Orallo/shutterstock.com

ビタミンCがたっぷりで、美容や健康にいいと言われているレモン。そのまま食べるのは少々苦手という方でも、レモンのさわやかな香りがする芳香剤やアロマでリフレッシュしている方も少なくないでしょう。しかし、猫にとってはレモンの香りはとても嫌なにおいだって知ってましたか?

においだけではありません。レモンの皮に含まれている成分を猫が摂取すると、中毒症状を引き起こしてしまう可能性があります。ですから結論を言うと、猫にレモンを与えるのはグレーゾーンです。

猫にとって危険なレモンの成分:「リモネン」と「ソラレン」

なぜ猫にとってレモンはNGなのかをもう少し具体的に説明しましょう。レモンの危険な成分としてあげられるのが、「リモネン」と「ソラレン」という成分です。これらの成分はレモンに限らず柑橘類の皮に含まれている成分で、体に摂取してしまうと嘔吐や下痢といった中毒症状を引き起こしてしまう可能性があります。

この成分はレモンの皮に豊富に含まれていて、皮を直接口にした場合はもちろん、猫の近くでレモンの皮をむいたときに、その飛沫が猫ちゃんにかかるだけでも嘔吐や下痢といった中毒症状を引き起こしてしまう恐れがあるほど危険です。

ですから猫にレモンの皮は絶対に与えないようにすることだけでなく、レモンの皮を猫ちゃんの近くで取り扱うのもやめましょう。嘔吐や下痢は脱水症状を引き起こし、体の弱い子猫や高齢猫の場合はそのまま衰弱してしまう可能性もあります。

またレモンそのものではなく、レモンの皮が練り込まれた人間用のお菓子を盗み食いしたり、レモンの皮を加工したものを食べてしまう場合もあります。そのような場合はまず注意深く容体を観察して中毒症状が出ていないかチェックし、なにか気になるようならかかりつけの動物病院で相談するようにしましょう。

猫にとってレモンのにおいは不快

猫ちゃんがレモンを始めとした柑橘類のにおいを嗅いで顔を歪ませているのを見たことはありませんか?一般的に猫はレモンのような柑橘類のにおいが大嫌いです。ひどい場合ならにおいを嗅いだだけでえずいてしまう猫もいるそうです。

そういう反応をするのは、「猫ちゃんがレモンの危険を察知して自然と拒否反応を起こしているからだ」と思う人もいるでしょう。でも実は猫がレモンのにおいを嫌うのは「腐ってる臭い」と認識してしまうからなのです。

生肉や生魚が腐った臭いを嗅いだことがありますか?生ものは高温の場所に置いておくと、酸っぱいにおいを発してしまいます。つまり、猫にとって酸っぱいにおいは腐っている臭いと認識されるのです。

猫はもともと、砂漠で生きてきた動物です。砂漠では暑さですぐに生肉が腐ってしまうため、なにかと食中毒を引き起こしてしまう危険があります。食中毒は場合によっては命を失うことになる原因となります。そのような危険を避けるために、生肉が腐っていないかをにおいを嗅ぎ分けて判断する習性が猫ちゃんにはあると思われます。

恐らくその名残でレモンのような酸っぱいにおいがするものを腐っている臭いと認識して嫌がる猫が多いのでしょう。レモンを初め柑橘類の香りが苦手な猫は多く、柑橘類の香りの洗剤で洗った食器でご飯をかたくなに食べない猫ちゃんもいるくらいだそうです。

レモンの果肉は与えても良い

猫にレモンを与えるのはグレーゾーンと書きましたが、猫にとって中毒症状を引き起こす原因となるのは、皮に含まれている成分です。ですから果肉は少量なら猫に与えても問題はないでしょう。ただし前述のように猫にとってレモンのような柑橘類の酸っぱいにおいは腐った臭いであり、不快に思う香りです。

そのためレモンの果肉をそのまま差し出したところで嫌がって口にはしないでしょうし、近づいただけで逃げてしまうかもしれません。

レモンにはビタミンCや免疫力を高めてくれる成分が含まれていますが、だからといって嫌がっている猫に無理矢理食べさせなければならない食材ではありません。個体差はあるので中にはレモンを喜んで食べる猫ちゃんも存在するかもしれませんが、栄養素のことばかり考えて無理強いすることがないようにしましょう。

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