猫にパンを与えてもOK?NG?猫にパンを食べさせない方が良い理由を解説していきます!

猫にパンを与えてもOK?NG?猫にパンを食べさせない方が良い理由を解説していきます!

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パンは人間にとって主食となる身近な食べ物です。猫は好奇心が豊かなので、飼い主さんがパンを食べているときに寄ってきたり、パンを食べたそうに見つめてくることがあるでしょう。では猫にパンを与えてもいいのでしょうか?今回は、猫にパンを食べさせない方が良い理由を解説します。

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猫にパンはOK?NG?

パンを食べている猫

MVolodymyr/shutterstock.com

人間にとってパンは主食となる身近な食べ物ですので、いつもテーブルの猫の手の届くところに置いてあることも多いでしょう。パンにはさまざまなトッピングがされていたりいろんな具材が含まれているので、バリエーション豊富で私たちにとっては食事を楽しいものにしてくれますね。

猫は好奇心が豊かなので、飼い主さんがパンを食べているときに寄ってきたり、パンを食べたそうに見つめてくることがあるでしょう。

では猫にパンを与えてもいいのでしょうか?今回は猫とパンの相性について解説していきたいと思います。パンに含まれているもので体調に影響を与えるものはあるのかどうかについても取り上げていきたいと思います。

猫にパンを与えるのは控えましょう

結論から言って、猫にパンを与えるのは好ましくはありません。絶対ダメというわけではありませんが、少なくとも積極的に与えたい食材ではありません。

基本的にパンには多くの食塩が使用されています。例えば、食パン1枚に含まれる塩分を食塩にすると0.7g~1g程度と言われています。猫が必要とする塩分の量ははっきりとは分かっていませんが、多くのキャットフードは「体重4㎏の猫の1日分の塩分は、ナトリウムにすると0.16~0.9g前後」となっています。

キャットフードにプラスして食パンを与えると塩分は過剰になる可能性が高いと考えられるでしょう。余分な塩分を排出するために腎臓への負担が大きくなることにつながるでしょう。

またパンには猫にとって有害な食材が含まれていることもあります。ネギ類には「アリルプロピルジスルフィド」という成分が含まれており、猫の溶血性貧血の原因となると言われています。いわゆる「ネギ中毒」と呼ばれる状態です。

チョコレートは、テオブロミンという成分が含まれています。これは、カカオ由来の苦み成分で猫が口にすると、下痢や嘔吐、利尿作用、筋肉の衰え、脱水症状、脳や呼吸の興奮など、さまざまな中毒症状につながると言われています。

チョコレート中毒を起こした後に、突然死してしまうケースも報告されています。カカオが含まれている食べ物は、チョコレート以外にもココアパウダーなどがあり、それらを使ったパンももちろん食べさせてはいけないと言えるでしょう。

その他の理由として、人間の味覚に合わせて作られたパンには糖分や脂肪分が多く含まれているため、猫の身体の負担になるだけでなく、病気のリスクを高めることになるでしょう。バターや砂糖は肥満のリスクを高くする心配があります。

パンに限らず、人間用の食べ物を猫に与えるのは避けたほうが良いでしょう。愛猫にねだられるとかわいさゆえについ与えたくなるのは分かりますが、猫は大事な家族であるからこそ、ぐっとこらえて与えないのが良いのです。一見冷たいように思えるかもしれませんが、長く健康に一緒に暮らすためには必要な判断であることを忘れないようにしましょう。

猫はパンを必要としていない

そもそも、猫は肉食動物です。つまり、猫が本来もっとも必要とする栄養素はたんぱく質です。猫をはじめとする肉食動物の胃腸は、たんぱく質や油の消化に特化しているため、パンなどの炭水化物を消化するための酵素が少ないという特徴があります。そのことからも、パンは猫にとって相性が良い食べ物ということができないでしょう。

炭水化物でアレルギーが起きてしまう心配もありますが、パンに含まれる添加物もアレルギーを引き起こしてしまう可能性があります。お腹や皮膚が弱いなどの持病がある場合には特に控えたほうがいいと言えるでしょう。

パンを猫に与える場合は、量にも注意が必要です。パンには酵母が含まれているためパンをたくさん食べてしまうと、猫の腸内で酵母が発酵してガスが溜まり便秘を引き起こしたり、消化がしにくいために下痢を引き起こしてしまうこともあるそうです。

また、パンには水を吸うと膨らむ性質があります。食べたいだけ食べてしまい、食後に水を飲んだり胃液を吸収したりして膨らむと、猫の胃の許容範囲を超えてしまいます。そうなると猫は吐き気を催すようになりますが、胃の内容物が大きすぎてしまい吐き出すことができないという恐れもあります。

「パンを与えるのは絶対にダメ!」ということでもないのですが、そもそも猫にパンを与えなければならない理由はまったくありません。ただ、猫が食べても危険ではない、例えば猫用のパンや手作りのパンを適量与えるだけであるならそれほど心配はないと言えるでしょう。

猫が人間の食べ物を欲しがる理由

カッティングボードの上に置かれたサンドウィッチに手を伸ばしている猫

ToskanaINC/shutterstock.com

パンだけでなく、ちょっと目を離した隙に猫がお皿に顔を近づけていて焦ってしまうことがありますよね。キャットフードがエサ入れに入っているのに飼い主さんの食べ物を欲しがるのはどうしてなのでしょうか。いくつか理由を見ていきましょう。

1.好奇心

人間の食べているものは美味しそうに見えるもの。私たちも誰かが美味しそうに食べているのを見ると「どんな味がするのだろうか?」と食べてみたくなります。

猫だって、飼い主さんが「美味しい」と嬉しそうに食べているのを見ると「どんな味がするのだろうか?」と気になるでしょう。好奇心があることはいいことですが、基本的に人間の食べ物を猫が食べることは体に悪影響となるので「猫は食べられないんだよ」と根気強く教えていきましょう。

2.匂いに反応している

猫は小さくてかわいいですが、立派な肉食動物です。そのため肉の焼ける匂いや魚の匂いなどには本能的に反応してしまいます。無味の状態であれば、猫も食べることができますが人間用に味付けされたものは猫にとっては体に悪影響を与えてしまうことでしょう。

猫には食べられないものであることを教えるとともに、お肉や、お魚などのメインになるおかずからは飼い主さんが目を離さないようにしましょう。猫に取られる隙を与えないように注意することが必要でしょう。

3.味を覚えてしまった

一度の人間の食べ物を口にしてしまい、それが愛猫の好みの味だった場合は、さらに猫が飼い主さんの食べ物を欲しがるといった悪循環につながってしまうことがあります。「人間の食べ物=美味しい」という図式が猫の頭の中に記憶として残ってしまうのでしょう。

初めから猫に人間の食べ物を食べさせないようにすることが大切ですが、もし人間の食べ物の味を覚えて欲しがるようになってしまったのであれば、もう人間の食べ物を与えることがないようにしなければなりません。また、勝手に猫が人間の食べ物を食べてしまったり、飼い主さんが食事を用意しているテーブルに乗ったりしたら猫を叱りましょう。

30分ほどケージで反省してもらったり、別の部屋で反省させることもできるでしょう。なぜ叱られたのかを猫に分かってもらうためには、現行犯で叱ることが大切です。時間が経つとどうして叱られたのかが猫には分からなくなってしまうからです。その行動を起きたらすぐに叱ることで、これはいけないことであることを記憶させるようにしましょう。

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