ポメラニアンに共通する「猿期」とは何?ポメラニアンの飼育のポイントを解説!

ポメラニアンに共通する「猿期」とは何?ポメラニアンの飼育のポイントを解説!

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ポメラニアンには、「猿期」と呼ばれる時期があります。「犬なのに猿?」と思われるかもしれませんが、実は被毛に関してそう呼ばれる時期があります。今回は猿期とはどんな時期なのかを解説するとともに、ポメラニアンの飼育に役立つ情報をご紹介します。

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猿期とは

ぬいぐるみみたいなポメラニアンの子犬

Okssi/shutterstock.com

ふわふわでもふもふの触り心地で人気があるポメラニアン。ボリュームたっぷりの被毛を持つポメラニアンですが、ポメラニアンの「猿期」と呼ばれる期間があるのを存知でしょうか。

ポメラニアン愛好家の中では有名のようですが、多くの人が聞き馴染みがないかもしれませんね。ではポメラニアンの猿期とはいったいどんな期間なのでしょうか。

ポメラニアンというと、ふかふかでコロンとした姿を想像しますが、生後4ヵ月~8か月頃にかけて毛が生え変わる換毛期が訪れ、抜け毛が多くなります。かなりの量が抜けてボリュームがなくなってしまうので、初めてポメラニアンを飼う方は「もしかしたら病気?」とちょっと心配になってしまうかもしれません。

体やしっぽはもちろん、鼻周りや目の周りなど顔の毛も抜けていきます。すると、顔の中心部と顔周りの境目がハッキリするため、まるで小さなお面をつけているかのような姿になります。これがお猿さんのように見えることから、猿期と呼ばれているのです。

この猿期はいつ頃まで続くのでしょうか。実はポメラニアンの猿期はかなり個体差があると言われています。生後1年で終わるワンちゃんもいれば、3、4歳でやっと長い毛が生えそろってくることもあるそうです。

ポメラニアンの猿期には注意しておきたいことがあります。それはバリカンでのトリミングです。毛がまだ完全に生えそろっていない時に、バリカンなどでポメラニアンの毛をカットしてしまうと毛質が変わってしまうことがあるようです。猿期に関しては、トリマーさんと相談しながらカット方法を考える必要があるでしょう。

ポメラニアンのカットスタイルとして、体や首周りの毛を短めに切る「柴犬カット」は非常に人気が高いですが、猿期にはあまりおすすめできないでしょう。被毛の成長に負担がかからないようにするためにトリマーとよく相談してカットしてもらうようにしましょう。

猿期が終わるとポメラニアンの毛の色が変わるようです。このことを知らないと子犬のときの毛の色が好きだったのに…とちょっとがっかりしてしまうかもしれません。ペットショップによっては大人の毛に生え変わった際の毛の色を教えてくれるところもあるので、購入の際には相談してみるのもひとつの手です。

簡単に言えば、ポメラニアンの猿期は、子どもの毛から大人の毛に生え変わる期間のことでいわば成長の証と言えるでしょう。長い毛が生えそうまで時間はかかっても、温かい目で見守っていきましょう。中には猿期のないポメラニアンや毛色によって猿期があまり分かりにくい品種もあるようです。

ポメラニアンの抜け毛対策

飼い主にシャンプーしてもらっているポメラニアン

Leeyakorn06/shutterstock.com

一生に一度の猿期が終わり、長い毛が生えそろった後もポメラニアンは年に2回換毛期があり、春と秋は抜け毛が非常に多くなります。家の中に被毛が散らばってしまうと掃除が大変です。掃除の手間を省くためにも毎日の抜け毛対策が重要になります。ポメラニアンの抜け毛対策して効果的なのがブラッシングとシャンプーです。

1.ブラッシング

ポメラニアンの被毛はダブルコートと呼ばれ、アンダーコートとオーバーコートの二重構造になっています。軽いブラッシングだけだとオーバーコートしかブラッシングされません。アンダーコートも手入れする必要があるので、毛をかき分けてしっかりと根元からコームでとかしていきます。

毛玉を見つけた場合は無理にコームで引っ張るのではなく、指で優しくほぐしてあげてください。

2.シャンプー

ポメラニアンは毛が多いため、こまめにシャンプーする必要があるのかな…と思う飼い主さんもいるかもしれませんが、ほかの犬と同じく月に1、2回程度で問題ありません。むしろ洗いすぎが乾燥や皮膚病をまねくことにもつながりかねません。

シャンプーをする際には、ぬるめのお湯でお尻、体、頭の順に洗います。シャンプーが残らないようにしっかりと流し、抜け毛もしっかりと除去してあげてくださいね。

ポメラニアンを迎える環境を整える

ソファの上に乗っているポメラニアン

Suti Stock Photo/shutterstock.com

小型犬の中でも人気があるポメラニアンはぬいぐるみのように可愛く、成長していく環境や個体差によってちょっと大きなポメラニアンもいます。ポメラニアンを迎えるにあたってどんな環境を整えたらよいのでしょうか。基本的なポイントをご紹介します。

1.ポメラニアンの居場所を確保する

ポメラニアンは明るい性格のワンちゃんですが、初めは警戒心を持っています。早く打ち解けてリラックスしてもらうため、いつも家族が居るリビングをポメラニアンの居場所にしましょう。

好奇心旺盛な子犬時代には、ポメラニアンが興味を持ちそうな危ないものを隠したり置かないようにすることが必要です。特に電源コード、人間の食べ物、ゴミ箱、誤飲しそうな小さなものなどはポメラニアンの手の届く範囲からは見えないようにしましょう。

また、一軒家であってもマンションであっても、間取りによってポメラニアンのサークルを置く場所も限られてくるかと思います。明るい窓際は、ポメラニアンを過ごさせるベストポジションにも思えますが、直射日光が当たり過ぎると夏場はリスクがあります。冬は隙間風が入って冷えるかもしれません。

それに、エアコンの真下は冷暖房の風が直接当たってしまうと体調を崩すこともあるので気を配りましょう。部屋の向き、日光の当たる時間、エアコンの位置関係など、ポメラニアンの快適なポジションを探してあげるようにできるでしょう。

2.フローリングにはタイルカーペットを敷いておこう

ポメラニアンは愛らしい外見としてふわふわとした被毛と、決して長いとは言えない足をちょこちょこと動かし、元気よく走り回ります。その姿に癒されるという人も多いでしょう。しかし、実はポメラニアンの足の骨は細く、ほかの犬種と比較しても骨折しやすい犬種と言われています。

元気よく走り回る姿は見ていて可愛いと感じますが、走っている場所(床)が滑りやすい素材ですと少しきっかけでツルっと滑って転んでしまう恐れがあります。通常の犬種であれば「滑っちゃった」で済むことも多いですが、ポメラニアンの場合は骨折や足のケガにつながる恐れが高く、子犬であればその可能性が高くなり危険です。

そのため、ポメラニアンの子犬を迎えるに当たってあげられる注意点として、家の床がフローリングである家の場合には、ペットショップや家電量販店などで販売されているタイルカーペットを敷いてあげるなら骨折を回避することにつながるでしょう。

タイルカーペットを敷くことで転倒防止にありますし、価格も高くないので経済的です。カーペットやマットでも転倒を防止することができますが、爪がひっかかってしまう恐れがあるため、この場合は素材が爪に引っかかりにくい物を選ぶようにしましょう。

3.ソファー横には犬用階段を設置するなど工夫する

足のケガへの対策としては、ソファーからの上り下りも注意が必要でしょう。多くのご家庭で配置されているソファーは、小型犬から見ると非常に高く、ソファーから飛び降りた瞬間に足に負担がかかりケガにつながる恐れがあります。簡単に上り下りしているように見えますが、実は少しずつ足に負荷がかかり、足腰を痛める原因となっているのです。

特に先程取り上げたようにポメラニアンは骨が細い犬種のため、骨折につながりやすいです。子犬であればなおさら骨折の危険性が高まります。したがって、ポメラニアンの子犬を迎えるにあたり、ソファーを置いているご家庭は何らかの対策をする必要があります。

最もソファー対策として採用されている方法は、犬用階段を準備するという方法です。多くは「犬用ステップ」という名前で販売されていることが多いですが、ペットショップや通販で購入することが可能です。ポメラニアンの子犬を迎える予定のある方は積極的に取り入れてましょう。

4.留守番対策にケージやサークルを準備する

犬を飼う上で犬が安心して過ごすためにのケージやサークルは必要不可欠です。特にポメラニアンの子犬は甘えん坊で寂しがり屋の子が多いため、始めのうちから留守番トレーニングをさせるなど、留守番に慣れさせる必要があります。留守番トレーニングのポイントは、迎え入れた子犬に「ケージ(サークル)の中は安心だよ」「ここがあなたのお家だよ」とインプットさせることです。

ケージの中を「安心して過ごせる場所」と認識できず、怖い場所と認識してしまうとケージの中に入ってくれなくなってしまう恐れがありますので注意が必要です。まずはポメラニアンの子犬をケージの中に入れ、おやつを与えたり眠たそうであればその中で寝てもらうことで、ケージの中は良い場所であることを確認してもらいます。

さらに時間を伸ばしていき5分、10分とひとりでケージの中で過ごす時間を長くし、徐々に飼い主さんも部屋を移動して「1匹だけ」という空間に慣れさせます。この時の注意点として吠えだしたから戻るという行動は絶対に取らないようにしましょう。吠えたときに戻ってしまうと「吠えたから戻ってきた」と間違えて学習してしまい、留守番時の問題行動につながります。

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