猫も夏バテすることがある!?夏バテ予防や対策を紹介!

猫も夏バテすることがある!?夏バテ予防や対策を紹介!

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熱中症や夏バテ症状を引き起こす危険が高まるのは人間だけでなくペットも同じです。犬と猫を比べてみると猫は暑さに強いと言われていますが、それでも連日の暑さを考えると心配になりますよね。この記事では、猫と夏バテとの関係に迫りたいと思います。また熱対策でできることも紹介します。

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猫も夏バテすることがある!?夏バテ予防や対策を紹介!

はじめに

残暑厳しいと言われることが多くなっていますが、熱中症や夏バテ症状を引き起こす危険が高まるのは人間だけでなくペットも同じです。犬と猫を比べてみると猫は暑さに強いと言われていますが、それでも連日の暑さを考えると心配になりますよね。

暑さに強いとされている猫でも夏バテすることがあるのでしょうか?猫の夏バテ予防にはどのようなことに気を配ってあげることができるのでしょうか?夏バテ対策についてもご紹介していきたいと思います。

猫の夏バテの症状

元気のない猫

Valentina Feofilaktova/shutterstock.com

猫は犬に比べると熱中症にはなりにくい生き物ですが、自由に涼しい場所へ移動できない環境(熱い部屋に閉じ込められている、車内に閉じ込められている等)では、猫も夏バテしたり熱中症になる危険があります。夏バテするとどのような症状が出るのか見てみましょう。

1.舌を出して呼吸する

猫は犬のように舌を出して口で呼吸をすることはあまりなく、よっぽどのことがない限り鼻呼吸をする動物です。しかし、あまりにも暑い環境にいたり、暑い中過激な運動を繰り返すことになった場合、舌を出して体温調整をしようとします。

この場合は、体に熱が相当こもっていることになりますので、室内の温度を見直して楽に呼吸ができるようにしてあげましょう。また水分補給も忘れずにおこなってあげましょう。あまりにひどくなると熱中症になりますので、たかが夏バテと思わずに注意をしてあげるようにしましょう。

2.尿の量が減る

十分に水分をとっている健康な猫は、1日に少なくとも1回、平均的には2~3回程度排尿します。しかし夏バテの時には脱水症状を起こし、体内の水分量が減ると尿の量も減ります。

3.肉球の色の変化

夏バテのサインは肉球の色の変化にも現れます。肉球の色がいつもと何となく違うという場合には、体温に変化が起きている可能性があります。また色以外にも、触ってみたときに何となく熱いような気がすれば、それも夏バテのサインだと言えるでしょう。肉球の色がいつもよりも濃い、何となくピンクっぽい、いつもより熱い気がするという場合は夏バテを疑ってみましょう。

4.人目につかない場所にいる

猫は体が不調になったとき、例えばケガや病気になったとき、本能的に敵から悟られないために人目につかない場所でじっとしていたり、隠れようとする習性があります。そのため、やたらと物陰に隠れようとしている場合には、夏バテによって体調が悪くなっている可能性があると考えましょう。

5.食欲低下

人間でも夏バテをすると食欲不振に陥りますが、猫も夏バテによって食欲が低下するということがみられます。いつも完食しているのに食いつきが悪い、何だかご飯を残しているという場合には夏バテをしていないかチェックしてみるのをおすすめします。

6.嘔吐と下痢

猫の夏バテには、嘔吐などの消化器系の症状が多く見られるそうです。食欲が落ちて嘔吐しているのであれば、かかりつけの動物病院で診てもらうようにしましょう。嘔吐と下痢をしている場合には、もしかしたら熱中症になっている可能性があります。命にかかわる場合もありますので、ほかの異常が見られないかしっかりと確認しましょう。

これらの症状がみられたら、室温の見直しや暑さ対策が必要になりますが、5~6月の換毛期に毛づくろいをして、たくさんの毛を飲み込んでしまい嘔吐の症状が出ることもあります。嘔吐物や便の中に毛がたくさん入っていたら、ブラッシングをしたり、毛玉を流す栄養補助食品などを使って様子を見ることもできるかもしれません。

しかし猫は痛みを表に出さない動物なので、少しでも様子がおかしいなと感じるのであれば、迷わずに獣医さんに相談してくださいね。飼い主さんにとっても愛猫にとっても早めの行動が不調を改善させ、健康を回復させることにつながるでしょう。

夏バテしやすい傾向のある猫

長毛種の猫

SJ Allen/shutterstock.com

長毛種の方が短毛種よりも夏バテしやすいなどの傾向があるのではないかと思われるかもしれませんが、毛の長さはさほど重要ではないそうです。鼻がつぶれている特徴のペルシャやヒマラヤン、エキゾチックショートヘアなどは、体の熱を鼻呼吸で逃がしにくいために、夏バテや熱中症に気をつけてあげたいですね。

長毛種の場合はサマーカットをすることによって暑さ対策になりますが、サマーカットは紫外線を直接肌に当ててしまうリスクがあり、余計に暑くなったり、ほかの猫などに引っかかれたり噛まれたりすることでケガをしてしまうことがあるので注意しましょう。

子猫や老猫のほうが成猫に比べると体温管理の能力が劣るので気を配るようにしましょう。しかし、子猫はどちらかというと寒さに弱い傾向にあります。また老猫や太った猫はあまり動かないので、水を飲んだり涼しいところに移動することを面倒くさがる傾向があります。ですからしっかり様子を見てあげましょう。特に太った猫は熱がこもりやすので、夏バテや熱中症に注意が必要です。

猫の夏バテはいつから起こる?

最近の住宅環境は気密性が高く、冬は暖かいけれど夏の暑さもしっかりと保持します。また初夏というには早い時期でも、突然気温の高い日があることも最近の天気の傾向です。「猫の夏バテはこの時期から始まる」と明確に決められませんが、外気温が高く、室温が30℃を超えるような日は注意が必要です。気温がそれほど高くなくても、湿度が高い日なら要注意です。

猫の体温調節は、ほとんど呼吸器からの気化熱のみで行われます。また猫は全身が被毛に覆われています。空気が被毛の中に閉じ込められると、涼しい空気が被毛の下の皮膚に当たりにくくなります。これは「寒さに強い」ことを意味すると同時に「体温を逃がす効率が悪い」ということも意味しています。

人間と猫の間には体感温度の違いが生じます。人間が「ちょっと暑いかな…」と感じているとき、猫は「死ぬほど暑い!」と感じている可能性があるので要注意です。人間がバテそうな環境では、暑さに強いと言われている猫はもうすでに夏バテになっているかもしれません。

食欲不振がみられるときの対処方法

ごはんを食べようとしない猫

Pixel-Shot/shutterstock.com

食事がきちんと取れていないと体力の低下につながるでしょう。どんな食事を与えることができるのでしょうか。水分補給において気をつけることはあるでしょうか。

1.どのような食事を与えるか

食欲がなく暑さで胃腸が弱っている時に食べ慣れないものを与えると、余計に消化不良を起こすこともありますから、普段食べているものを与えるようにしましょう。ただ、いつものドライフードに、ウェットフードなどの香りの良いものをトッピングするなどの工夫をしてあげると、食欲増進に効果的です。ウェットフードは水分補給にもつながります。

ウェットフードにはゼリータイプだけでなく、固形物が少ないスープタイプもあります。猫の好みに合わせて用意してあげましょう。総合栄養食でないウェットフードは、それだけを与えていてはいけません。ドライフードにトッピングして混ぜて与えるというのがいい方法でしょう。いろいろと試して食欲がないときにはお気に入りのものを与えてまずは食べてもらうことが大切ですね。

高カロリーのフードを用意してあげこともできるでしょう。ウェットフードの方がドライフードよりもカロリーが高いと言われています。そこに水を足して水分摂取量を増やしてあげましょう。味が薄くなるので嫌がる猫もいるかもしれませんが、水分を取ることが優先です。

2.水分はたくさん与えるべきか

猫は本来砂漠の生き物なので、あまり水を飲みません。嘔吐が続いて脱水症状が心配なときには水分の多いウェットフードを与えてみてはいかがでしょうか。水の容器を家のあちこちに置いておき、飲みやすくするという方法もあります。また、流れている水なら飲むという猫もいますので、蛇口から水を与えたり、流水機能のある給水器を使ったりしている飼い主さんもおられます。

3.水以外の水分を与えても大丈夫なのか

暑そうだからと冷たい水を与えたり、氷を与えたりするのはあまりおすすめできません。冷たい飲み物は胃腸の働きを余計に低下させてしまいます。また、人間用の飲み物を薄めてあげる飼い主さんもおられますが、スポーツドリンクなどは糖分が多いので与えないほうがいいと言えるでしょう。

経口補水液は糖分の心配はありませんが、ミネラルが豊富なため、心臓や腎臓に疾患がある場合には適しません。猫用のミルクなら飲むというのであれば、その分食事のカロリーを減らして与えることができるでしょう。

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