猫にアジはNG!致死量ともしも食べた時の対処法!

猫にアジはNG!致死量ともしも食べた時の対処法!

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猫にアジは与えてはいけません。アジだけに限らず青魚は、猫の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。生でも加熱したものであっても、猫には絶対に与えないでください。この記事では、猫にアジを与えてはいけない理由や、食べてしまった時の症状、また対処法について詳しく解説したいと思います。

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猫にアジはNG!致死量ともしも食べた時の対処法!

猫にアジを与えてはいけない理由とは

ざるの上に置かれた新鮮なアジ

K321/shutterstock.com

アジなどの魚介類の内臓や筋肉には「アニサキス」と呼ばれる寄生虫が寄生していることがあります。アニサキスが寄生したアジを食べることで、猫の胃や腸の壁にアニサキスが侵入し、激しい腹痛や嘔吐を引き起こします。この「アニサキス症」の症状は、食後2時間~10時間後に出るとされています。

また、アジなどの青魚には「不飽和脂肪酸」が多く含まれています。この不飽和脂肪酸を過剰摂取すると、体内の脂肪が酸化して「黄色脂肪症(イエローファット)」という病気を発症する可能性があります。この病気にかかると、下腹部や胸部に炎症やしこりが生じたり、お腹を触られるのを極度に嫌がったり、歩行異常がみられるようになります。症状が進行すると、食欲不振など重症化するので非常に危険です。

さらに、猫にアジを与えると「ヒスタミン中毒」を起こす可能性があります。ヒスタミン中毒とは、「ヒスタミン」を多く含む魚またはその加工品を食べることによって発症する食中毒のことです。アジなどの魚には「ヒスチジン」というアミノ酸が含まれており、このヒスチジンを含む魚を常温で放置しておくことで、細菌が増殖しヒスタミンが生成されます。

以上の理由から、猫にアジは与えてはいけません。

猫がアジを食べてしまった時の症状

元気のない猫

Natata/shutterstock.com

猫がアジを食べて「ヒスタミン中毒」を起こした場合、どのような症状が出るのでしょうか。摂取した量や猫の個体によっても異なりますが、以下の様な症状が発症すると言われています。

  • 下痢
  • 嘔吐
  • めまい
  • 蕁麻疹
  • 舌や顔の腫れ

猫の近くにアジがあって、このような症状が見られる場合は、ヒスタミン中毒を起こしている可能性が考えられます。ヒスタミン中毒になると2~3時間で症状が出ると言われています。

上でも述べたように、生のアジを常温で放置することによって細菌が増え、中毒を引き起こすとされています。一度ヒスタミンが生成されてしまうと、加熱しても冷凍しても分解されないため、注意が必要です。

猫に危険が及ぶ摂取量

テーブルの上に置かれた魚を食べようとしている猫

Sergio Sergo/shutterstock.com

どのくらいの量のアジを猫が食べたら危険なのかに関しては、猫の個体差もあるため、残念ながらはっきりとしたことは分かりません。

また、全ての猫に同じ様な症状が出るわけでもありません。猫によっては、アジを食べても何の症状も出ない子もいます。しかし、だからといってアジを与えていいわけではありません。上記の通り、猫にアジを食べさせるのはかなりのリスクが伴います。愛猫の健康を守るためにも、猫にアジは与えないでください。

子猫の場合

生後12カ月未満、体重1kg未満の子猫の場合、消化器官が未発達なので、特に注意が必要です。子猫は体が小さく、解毒能力も低いため、ほんのわずかな量であっても体調不良を起こす可能性があります。症状が急激に悪化することもあるので、少量でも絶対に食べさせてはいけません。

成猫の場合

生後12カ月~7歳、体重3~5kgの成猫にも、アジを与えてはいけません。前述の通り、猫にも個体差があるため、少量でも中毒症状を起こす可能性があります。猫の健康状態によっては、死に至るケースもあるので、気を付けなければなりません。

老猫の場合

7歳以上になると、消化器官機能が弱くなってくるため、注意が必要です。老猫は体力や免疫力が落ちているため、中毒症状を起こすと、症状が重症化しやすい傾向にあります。場合によっては、死に至ることもあるため、少量でも老猫にアジは食べさせないでください。

猫がアジを食べてしまった場合の対処法

病院で診てもらっている猫

PRESSLAB/shutterstock.com

猫がアジを食べてしまったとしても、あせらず落ち着いて対処するようにしてください。飼い主さんがパニックになってしまうと、猫にもその不安は伝わってしまいます。

また、無理に吐かせたり、大丈夫だろうと勝手に判断して放置するようなことは絶対にしないでください。食べた直後は元気でも、急に体調が悪くなることもあります。すぐにかかりつけの動物病院に連絡し獣医師の判断を仰ぐようにしてください。

獣医師が的確な判断ができるよう正確な情報を伝えることも大切です。「何を食べたのか」「いつ食べたのか」「どのくらい食べたのか」「どのような症状が出ているか」などに加え、猫の年齢や体重、最近の健康状態、病歴なども伝えられるようにしておきましょう。

サバやイワシも与えてはダメ

トレ―に置かれたサバの切り身

kariphoto/shutterstock.com

アジと同じ青魚のサバやイワシも猫には与えてはいけません。人間にとっては栄養豊富な青魚ですが、猫が食べると体調不良を起こす可能性があります。

サバやイワシも「ヒスタミン中毒」や「アニサキス症」、「黄色脂肪症」などを引き起こすリスクがあるため、注意が必要です。ゆえに、生でも加熱したものであっても猫に青魚は与えないでください。

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