猫用グッズと一緒に街角に佇む猫。捨てられた理由は信じられないものだった。

ノストランド通りで鳴いていたのは、1匹のオス猫。 猫のすぐそばにはかつて使っていたと思われる猫グッズ、さらには猫用トイレまでもが一緒に捨てられていました。なぜこの猫は捨てられたのでしょうか。

猫用グッズと一緒に街角に佇む猫。捨てられた理由は信じられないものだった。

ここはどこ?

ニューヨークのブルックリンの路上に心無い人が猫を捨てて行く事件がありました。捨てられてしまった猫のそばにはなんと猫用トイレやクッション・・・きっと、この捨てられてしまった猫が使って居たであろう数点の猫用品が一緒に放棄されていたそうです。哀れなこの猫は所在なくその場にたたずみ、かすれるような声で飼い主を呼んで鳴いていたそうです。毛並みの清潔さから、この猫は家の中で飼われていたと思われます。目の前にはいままで全く見たことのないコンクリートジャングル・・・一体どうしたらよいのでしょう。

猫好きでなくても、胸が張り裂けそうな光景です。猫の保護団体Flat Area Team for Cats’ (FAT Cats)はフェイスブックにこの写真を投稿し注意を呼びかけました。もしこの猫を見かけたら保護の支援をしてもらえるように写真は拡散されました。

捨てられた猫(後に、この雄猫はノストランド通りに捨てられていたので「ノストランド」と名付けられます)は街路清掃車の音に驚き、逃げ出してしまいました。

FAT Catsはとても結束の強いコミュニティで、もし苦しんでいる動物や助けが必要な動物を見つけたらインターネットに投稿してお互いに知らせ合うのです。」FAT Cats創設者の一人でもあるエリザベス・チャンプさんは言います。FAT Catsではブルックリンの猫の避妊去勢手術を施す運動を支援しています。

チャンプさんはノストランドの目撃情報を聞くとFAT Catsのメンバーと一緒にすぐに彼を保護する準備に取り掛かりました。
出典:https://www.facebook.com/fatcatstnr/posts/879548628844844
「地域の方々には本当に感謝しています。この哀れな猫のために時間を割き探してくれたのです。」フェイスブックにノストランドが捨てられた情報が投稿されたその日に、目撃情報が寄せられたのです。「この日の暑さとノストランド通りの工事の騒音を嫌って猫は周囲の音が落ち着いて涼しくなるまでどこかに隠れているんじゃないかと思いました。」

出典:https://www.facebook.com/fatcatstnr/posts/879548628844844

人の多い地域での迷い猫を探すのに一番有効な方法は、どれだけ多くの人と情報を共有できるかにかかっています。FACEBOOKやFAT Catsの活動をる市民の善意の捜索の結果、探し始めて数日後の日曜日の朝にノストランドはカレン・オーさんの裏庭に現れました。カレンさんはかつて猫救済活動にも参加していた猫のエキスパートです。きっと神様がノストランドをカレンさんの元へと導いたのかもしれません。

保護されてからすぐにノストランドは動物病院に連れていかれました。個体識別(身元証明)のためのマイクロチップは装着されていませんでしたが、ノストランドは健康な1歳くらいの雄猫という事が分かりました。検査のための採血もおとなしく受けることが出来て動物病院にとって理想的な猫でした。
出典:https://www.facebook.com/fatcatstnr/posts/879548628844844

大都会ならではの悲しい理由

ノストランドが捨てられてしまったのにはこの地域特有の背景があるそうです。ニューヨーク市の動物の去勢手術費用はとても高額なんだだそうです。報道されている例によると、お金に余裕のない人が可愛いからと子猫を手に入れて安易に飼い始め、やがて猫に避妊手術の必要となる年頃になるとその猫を路上に捨てて、そして新しい別の猫を飼うのだそうです。ニューヨークではこのような理由で猫を捨てる人が多いのだそう・・・。

幸運なことにノストランドはこの後FAT Catsに無事に保護され近々去勢手術を受けることになったそうです。手術後は一生の家を探すべくFAT Catsを通して里親の募集をするそうです。すばらしいコミュニティの連携と献身的な活動のおかげでノストランドの命は救われました。

このとおりノストランドはとても人に慣れていて、とても都会の道端でひとりで生きていける猫ではありません。成猫といえども1歳くらいの飼い猫はとても甘えん坊です。すっかりカレンさんに頼りきっていますね。

「フラットブッシュ地区だけでなくブルックリン全体が人の出入りが激しい地区です。転出の際はペットを一緒に連れていく事を第一に考えて欲しいです。」とチャンプさんは言います。 
出典:https://www.facebook.com/fatcatstnr/posts/879548628844844

もしどうしてもペットを手放さなければならない場合、飼い主はどんな事情があるにせよ、せめて代わりの飼い主を探すなど捨てる以外の事に目を向けて欲しいと思います。FAT Catsと彼らを支援する市民の活動を通していろんな人に思いが届くことを強く願います。

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このまとめのキュレーター

similesen

動物とお話しできたらいいなぁ。