レトリバーにはどんな種類がある?それぞれの特徴や性格を詳しく解説します!

レトリバーにはどんな種類がある?それぞれの特徴や性格を詳しく解説します!

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レトリバーと聞くとほとんどの方がゴールデンレトリバーやラブラドールレトリバーを思い起こすのではないでしょうか。日本においてゴールデンとラブラドールは知名度が高いため多くの方がご存知かと思います。 しかしレトリバーは他にも種類があります。今回はレトリバーのすべての種類の特徴についてまとめてみました!

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カーリーコーテッド・レトリバー Curly-Coated Retriever

カーリーコーテッドレトリバー

otsphoto/shutterstock.com

特徴

原産国:イギリス

体重:オス32~36kg、メス32~36kg

体高:オス64~69cm、メス64~69cm

被毛の色:ブラック、チョコレート(レバー)

アンダーコートのみのシングルコートで、ぎっしりと巻き毛が密生しています。他のレトリーバー達と比べると手入れはしやすいと言えるでしょう。

性格

カーリーコーテッドレトリバーは感情的に落ち着いていて、家族には大変愛情深く、温和で従順です。

他の人や動物にも基本的にはフレンドリーですが、見知らぬ人をやや警戒する傾向があり、相手を見て場合によっては距離を置いて接することがあります。

賢く飲み込みが早いわんちゃんなのでコミュニケーションも取りやすく、しつけも難しくはないといわれています。それでも仔犬から若犬の頃までは元気が良すぎて大変な時期があるでしょう。そのような時には力で抑え込むのではなく、運動などをして発散させてあげてください。

散歩は1回1時間以上、1日2回行うことによって、カーリーコーテッドレトリバーの良さを最大限引き出すことができるのではないかと感じます。安全な場所で泳がせたりするのも良いと思いますが、ハイテンションになりすぎてしまうこともあるので十分注意する必要もあります。

チェサピーク・ベイ・レトリバー Chesapeake Bay Retriever

チェサピークベイレトリバー

Bildagentur Zoonar GmbH/shutterstock.com

特徴

原産国:アメリカ

体重:オス30~33kg、メス25~30kg

体高:オス58~65cm、メス53~61cm

被毛の色:ブラウン、デッドグラス、セッジ、タンなどブラウン系で濃淡さまざまなバリエーションがあります。

ラブラドールレトリバーと同じく短毛ですが、カールしていてモコモコとした毛質に覆われています。水中回収犬として活躍していた際、チェサピークベイの凍りつくような冷たさから体を守るために役立っていました。

名前の由来

アメリカ東海岸、メリーランド州に存在するチェサピーク湾近くが出身地となっていること、ベイ(Bay)とは「湾」という意味が名前の由来になっています。

性格

数あるレトリバー種の中で、チェサピークベイレトリバーは猟犬として最も優れた能力をもつと言われ、度量の大きさを感じることができます。

屋内では穏やかな気質ですが、他人には警戒を緩めず家族を守ろうと考え、小さな子どもや同居の小動物を守ろうとします。レトリバーとしては『強固な意志』を持つ、番犬としての可能性を秘めています。

しかしその『強固な意志』が成長するにしたがって強くなることがありますので、そのようになる前までにはしっかりと信頼関係を築いておく必要があります。初めて犬を家族に迎え入れようと考えている初心者の方にはあまりお勧めはできないかもしれません。

ノヴァ・スコシア・ダック・トーリング・レトリバー Nova Scotia Duck Tolling Retriever

ノヴァスコシアダックトーリングレトリバー

studio vanDam/shutterstock.com

特徴

原産国:カナダ

体重:オス20kg~23kg、メス17kg~20kg

体高:オス48cm~51cm、メス 45cm~48cm

被毛の色:レッド、オレンジ

レトリーバーの仲間ではもっとも小柄です。「赤い小さな犬」や「ミニ・ゴールデン」と親しみを込めて呼ばれることもあります。

名前の由来

カナダのノヴァスコシア半島出身であること、『デコイ猟』を仕事としていたことが由来となっています。『デコイ猟』とは、「ノヴァ・スコシア・ダック・トーリング・レトリバー」がアヒルを猟師の射程範囲にまでおびき寄せ仕留める狩猟方法のことをいいます。

「ダック」は「アヒル」、「トーリング」は「おびき寄せる」という意味があり、そのまま名前になっているようです。

おびき寄せ方ですが、狂ったように水辺でノヴァ・スコシア・ダック・トーリング・レトリバーは走り回り、鳥に興味を抱かせおびき寄せます。狂ったように走り回らせるために隠れている人にテニスボールを投げてもらい、わんちゃんに回収してもらう方法を取ります。

ノヴァ・スコシア・ダック・トーリング・レトリバーは狂ったように走ることができるのは特技とも言え、同じことをラブラドールレトリバーにやらせても、まじめに走りすぎて『狂った感』を出すことはできません。ノヴァ・スコシア・ダック・トーリング・レトリバーのボールを楽しく追いかける姿に興味を持った鳥たちが興味津々に近づいてきて、漁師に仕留められるのです。

性格

温厚でとても賢く、無駄吠えもありません。従順でとても理解力があり、しつけがしやすいわんちゃんです。快活で遊び好きなのでアジリティなどを楽しみたい方にはお勧めです。

レトリバー全てにいえること

レトリバーと遊ぶ飼い主

Osadchaya Olga/shutterstock.com

レトリバーと名前がつく犬種は全て元気が良いです。

体力があり活動的ですので、散歩は1回1時間以上、1日2回は行ってあげる必要があります。特に若い時は知的好奇心が盛んですので、散歩だけでは退屈してしまうかもしれません。

時間がある時には自由に走り回ることができるドッグランなどに連れて行ってあげると喜ぶでしょう。レトリーブ(回収)能力を発揮できるような、ボール遊びやフライングディスクなども取り入れてあげると能力を引き出すこともできると思います。

また、レトリバーは泳ぎが大好きです。安全な場所で泳がるのも良いと思います。

レトリバーにおすすめのドッグフード

ドッグフード

Africa Studio/shutterstock.com

レトリバーは活動量がとても大きな犬と言えますので、動物性タンパク質が豊富なドッグフードがおすすめです。『オリジンドッグフード』は高質肉原材料が85%も含まれ、38%ものタンパク質が含まれています。

『カナガンドッグフード』も骨抜きチキン生肉26%、乾燥チキン25%と総量の51%がチキンで構成されていて、粗タンパク質は33%となっています。このチキンはイギリスで平飼いされている良質なチキンが使われています。消化も良く、嗜好性も抜群です。「グレインフリー」(穀物不使用)にこだわり、従来の炭水化物過多な食事による負担を軽減した設計になっています。

『モグワン』には良質なチキンとサーモンが56%使われており、粗タンパク質は28%となっています。サーモンには、還元作用の高いアスタキサンチンや健康を維持するDHA、スムーズなリズムを維持するEPAが含まれます。愛犬が消化しづらい穀物を一切使用しないグレインフリー(穀物不使用)の設計になっています。

『オリジンドッグフード』『カナガンドッグフード』『モグワン』は人工添加物は入っていないため愛犬の体には良いドッグフードだと言えます。

それぞれわんちゃんにも味の好みがありますので食べ比べて選ぶのも良いでしょう。カナガンやモグワンは時期によっては低価格でサンプルを購入することができますし、オリジンなどはとりあえず一番小さなサイズを購入してみると良いでしょう。

まとめ

近年では小型犬の人気が強くなってきましたが、それでもレトリバーは根強い人気を誇っています。レトリバーは賢く忠誠心が高いため、一緒に生活する中で飼い主さんの良きパートナーになってくれることでしょう。どのレトリバーも性格も特徴もそれぞれ異なりますが、魅力的です。飼い主さんの希望に合ったレトリバーを見つけることができると良いですね。

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