犬に一目惚れしてしまった!こんなときどうしたらいいの?

犬に一目惚れしてしまった!こんなときどうしたらいいの?

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mofmo編集部

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犬に一目惚れしてしまった!そんな時こそ一度冷静になるべきです。なぜなら犬を飼うというのは、長い期間犬の世話を継続しなければいけないからです。安易に飼育することはお互いにとって良くないことかもしれません。今回は犬を飼いたいと思った時に、考えるべきことについてまとめてみました。

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4.最後まで世話できるか

犬と老人

Africa Studio/shutterstock.com

くり返しになりますが、犬は生き物なので簡単に捨てることは許されません。犬は十年以上生きる場合が多いので、長期的に自分の人生設計を考える必要があります。

近年、老後のパートナーとしてワンちゃんを飼っている高齢者が死亡することで、問題が発生するケースが増えています。他の親族はマンションなどで暮らしているために、犬を引き取ることが出来ず、処分せざるをえなくなるのです。

高齢でなくても、事故や病気などの影響で、犬と一緒に生活することが突然難しくなるというケースもあります。それで、「もし自分がこの犬を世話できなくなったら、だれかに頼めるだろうか」ということを購入する前に考えておくとよいでしょう。

しっかりと「後見人」を選んでおけば、急な状況の変化が起きても、ちゃんとワンちゃんに一生涯幸せに生活してもらうことが出来ます。

5.愛犬との相性はどうか

飼い犬との相性

Orientgold/shutterstock.com

犬の性格は、パッと見ただけでは分かりません。また、成長して行くにつれて、徐々に性格が変わってくるワンちゃんもいます。それで、「一目惚れ」したワンちゃんが、自分の性格やライフスタイルと相性が良いかどうかを考える必要があります。

犬種によっては、飼い主にべったりでお留守番が苦手な「甘えん坊」のワンちゃんもいれば、賢くてもちょっとプライドの高い「頑固なタイプ」のワンちゃんもいます。

例えば、忙しくていっつも一緒にいてあげることが難しいのに、甘えん坊で一人でお留守番が出来ない犬を選んでしまうと、ワンちゃんは寂しく感じストレスを抱えてしまいます。

また、犬を飼った経験がなく、しつけ方を理解してない飼い主が、「頑固なタイプ」で子犬の時からきちんとトレーニングを行う必要があるワンちゃんを飼ってしまうと、主従関係などを教え込むことが出来ず、問題行動が絶えず手に負えなくなってしまいます。

それで、犬種ごとの性格特性なども考慮して、愛犬と自分の相性を、購入する前にしっかり分析する必要があります。

また、忘れがちな点ですが、愛犬が自分にどんな印象がを持っているかも観察する必要があります。人間にも好き嫌いがあるように、ワンちゃんにも直感的に好きか嫌いかを判断する能力があります。

飼い主にとっては運命を感じる魅力的なワンちゃんかもしれませんが、実はワンちゃんはあなたのことを苦手と感じている可能性があるのです。逆に、すぐに尻尾を振って近づいてくるとしたら、あなたに心を開いているといえるでしょう。

飼おうとしているワンちゃんと、少し触れ合ってみて、ワンちゃんが自分に緊張してないかどうかを見極めるようにしましょう。しばらくたっても自分に近づいてこないなど、避けているような行動をしないかどうか確認しましょう。

6.犬を飼うとどんな生活になるか

犬のいる生活

Alena Ozerova/shutterstock.com

一番重要な点として、実際にその犬を飼った時に、自分の生活にどんな変化が生じるかを考える必要があります。

動物を飼うと、日常生活にいろんな制限が生じることは分かっていても、「一目惚れ」して衝動的になっている時には、なんでも対応できるように感じてしまうものです。

しかし、実際に一緒に生活するようになると、思い描いた理想だけでは動物を飼うことはできません。

例えば、最初のうちはトイレなどのトレーニングを行う必要があります。フローリングやカーペットの上でうんちやおしっこをしてしまうのを、毎回片づけていると、「なんで覚えてくれないんだろう」と、だんだんイライラしてくるものです。

また、一人でお留守番させるとしても、限度があるので、犬を飼っていると、長期間の旅行などは難しくなる場合があります。犬も一緒に連れていけるような場所を選ばなくてはいけない場合もあります。

そうした理想と現実のギャップに、犬と生活し始めた後で苦しまないように、理想論だけでなく、実際に犬と一緒に暮らすときのマイナス面も冷静に考えてみる必要があります。

まとめ

犬のいる暮らし

RossHelen/shutterstock.com

いかがでしたか。犬を飼うにあたって、冷静に考えなければいけないポイントを、幾つかご紹介しました。

犬を飼う時には、自分と相性の良い「運命の一匹」を選びたいと願うものです。その点では、「ビビッ」ときた自分の直感を信じることが悪い訳ではありません。

しかし、「一目惚れ」しただけで、衝動的に犬を飼い始めると、最後まで犬を可愛がり続けることが難しいのも事実です。それで、事前に良く考えて、家族の一員として一生世話する覚悟でワンちゃんを迎え入れるようにしましょう。

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