犬とオオカミの肉球に違いはあるの?肉球の役割や違いがある理由を解説

犬とオオカミの肉球に違いはあるの?肉球の役割や違いがある理由を解説

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犬の肉球はプニプニしていて可愛いですよね。全ての動物が肉球を持っているわけではありませんが、犬と似た動物である狼にも肉球はあります。犬と狼の肉球には違いがあるのでしょうか。また肉球は何のためにあるのでしょうか。そこで今回は、肉球の役割や犬と狼の肉球に違いがある理由を解説したいと思います。

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肉球の役割とは?

草原を走り回る犬

BIGANDT.COM/shutterstock.com

肉球の基本的な特徴を知ることが出来ましたね。では次に肉球の役割について考えてみましょう。肉球はどのような役割をもっているのでしょうか?

緩衝材(クッション)として

肉球は緩衝材(クッション)としての役割を果たしてくれます。犬や狼は色々な場所を歩きます。時には硬くてデコボコしている場所を歩きます。犬や狼の足を見ると分かるように、身体と比較して足の裏の面積は小さいです。

全体重をその小さな4つの足裏で支えているのです。当然足先には負担がかかります。しかし肉球が緩衝材の役割を果たしてくれるので、負担を軽減できるのです。足先の負担が少なくなると、足先だけでなく骨や関節への衝撃も少なくなります。

犬や狼は身体全体を使って動き回ることがあります。ダッシュしたりジャンプしたり、急にストップしたりしますよね。そのような俊敏な動きは足に負担をかけてしまいますが、肉球のおかげで足全体が守られているのです。

断熱材として

また肉球には断熱材としての役割があります。

私たち人間が裸足で外を歩くことを考えてみてください。それがとても日差しの強い日であればどうでしょうか?太陽光で地面は熱くなっています。裸足で歩くと火傷してしまうでしょう。火傷はしないとしても、熱い地面の上を裸足でまともに歩いたり走ったりすることは難しいですよね。

冬になるとどうでしょうか?地面は冷たくなっています。雪が積もっていてその上を歩くこともあるでしょう。裸足だと冷たくて歩きづらいですし、長時間冷たい地面の上にいることで、足裏が完全に冷え切ってしまい、身体全体から熱が奪われてしまいます。

ですから、人間は外を歩く時に靴を履きますよね。犬や狼にとって、いわば肉球が靴と同じような役目を果たすというわけです。肉球があることで、犬や狼は地面の上を歩き回ることができます。

でもだからといって、肉球が直接地面に接することに変わりはありません。真夏の炎天下や冬の寒い日に外を歩かせると、肉球のやけどやひび割れなどのトラブルを起こしますので、犬を散歩に連れて行く際は十分注意が必要です。

狼にとっては、そうした環境で獲物を追いかけなければいけませんから、肉球は命にも関係するほど大事な役目を負っているという事が分かるでしょう。

体温調整として

犬がどのように体温調整しているかご存知でしょうか?その1つはパンティングです。舌を出してハアハアと呼吸することがあります。実はそうすることで余分な熱を逃がしているのです。

もう1つの体温調節は汗です。人間と違って犬の皮膚には汗腺がありませんから、皮膚から汗が噴き出すことはありません。しかし、唯一犬の体の中で肉球だけには汗腺があり、犬は肉球で汗を出して体温調節を測ることが出来るのです。

もちろん、肉球で汗をかいたからと言って体温を大きく調整できるわけではありません。暑い場所が苦手なのは変わりませんので、注意しましょう

犬と狼の肉球の違い

ここまで犬の肉球の特徴や役割を知ることが出来ましたね。では犬と狼の肉球とではどのような違いがあるのでしょうか?違いがある理由はなんでしょうか?

肉球の小さな違い

犬 肉球 ハイタッチ

BublikHaus/shutterstock.com

↑犬の肉球(上) ↓オオカミの肉球(下)

オオカミ 肉球

BrittanyMosley/shutterstock.com

犬と狼の肉球には小さな違いがあります。同じイヌ科イヌ属の動物ですから似たような形をしています。しかし全く一緒ではないのです。

犬の肉球はご存知の通り、足の裏に対して全体的に円を描くように配置されています。バランスの良い丸型です。掌球と指球が均等に配置されています。

一方、狼の肉球は少し異なります。狼の肉球は足の裏に対して、楕円を描くように配置されています。掌球も細長い丸型をしており、指球も全体的に楕円を形成するようにまとまっています。

同じイヌ属であっても、このような違いがあるのはどうしてでしょうか?

犬と狼で肉球が異なる理由

犬と狼で肉球が異なるのは、それぞれの生活に適合する形をとっているからです。

肉球には緩衝材や断熱材としての役割がありました。それぞれの役割を全うするために、環境に応じて肉球の硬さなどが変化する特徴もありましたね。犬と狼では生活環境が異なるので、当然必要とする肉球の形状も異なるのです。

犬は人間と一緒に住むことが多く、自分で狩りをすることはほとんどありません。ですから狼よりも走ることもなく、足への負担も少ないのです。そのため、肉球は安定感のある円型になっています。

一方狼は、狩りが生活の一部です。狩りをするために長い距離を走ることは日常茶飯事です。そのため長い距離を速く走るのに適した肉球の形になっています。

楕円の形をしているので、走る方向に対してよりクッション性と耐久性が増すのでしょう。長距離走ったとしても足に負担がかかりづらいのです。俊敏な動きも必要になりますから、そのための肉球が備わっているのです。

可愛らしさで比べるなら、犬の肉球の方が丸くて柔らかくて可愛く思えるでしょう。逆に狼の肉球は狩りのための肉球ですから、可愛いというよりもシャープでかっこいいイメージを持つでしょう。方向性は異なりますが、どちらの肉球も魅力的だと言えます。

まとめ

砂浜の上に残っている犬の足跡

ZephyrMedia/shutterstock.com

今回は、犬と狼の肉球の違いに注目することができましたがいかがでしたか?犬や狼のどちらにも肉球はありますが、それぞれの生活に合った形や硬さをしています。

肉球は動物の体の中でも小さな部分です。しかし、その小さな違いにも焦点を当てるなら、個性の違いや動物の身体の作りの素晴らしさを改めて知ることが出来るます。これからも犬や狼の違いについて是非知ってみるようになさってくださいね。

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