生後6ヶ月の猫の育て方:留守番・噛む問題について

生後6ヶ月になると、子猫も永久歯が生えそろってきます。人間で言えば思春期にさしかかる頃。親猫がいる場合は自立の時期であり、お留守番もできるようになります。また「噛む」癖など問題行動も、直してあげるならこの時期。生後6ヶ月の猫の育て方を解説します。

生後6ヶ月の猫の育て方:留守番・噛む問題について

生後6ヶ月の猫の特徴

生後6ヶ月の猫は、育ち盛りの終わり頃。体重も成猫に近い2.5~3kgくらいになります。永久歯が生えそろい、成猫と同じように噛むことができるので、固形のフードにも慣れてきます。

この半年は目が離せなかったけど、もうひとりでお留守番できる?

はい。赤ちゃん猫の時期は心配で外泊も控えていた飼い主さんも、そろそろ目を離すことができるようになります。 生後6ヶ月になると、発情の兆候もみられて避妊や去勢の手術も考えないといけません。この時期の飼い主さんには悩みがいっぱいですね。 さらに歯が立派になり、顎もしっかりしてきたのは嬉しいけれど、いろんな物をガジガジ噛む。噛むのは本や家具だけでなく、人間の手も。 子猫といえど、噛む力は相当なもの。猫が虎やライオンの仲間なんだなあ、と思い知るのもこの頃です。

ひとりでお留守番できるもん

生後6ヶ月以前だと、親猫が付いてない子猫ひとりだけの留守番は控えた方が無難です。でも6ヶ月を過ぎると、徐々にひとりでお留守番ができるようになります。 「家につく」と言われるように猫は環境になじみ、別の場所に行くと不安を感じてストレスになります。 なので短い外出の場合は、ペットホテルや知人宅に預けるより、お留守番してもらうほうがベター。慣れれば、一泊二泊はちゃんとお留守番してくれるようになります。 心配なら、最初は知人に様子見してもらうか、ペットシッターさんのサービスを利用しましょう。

お留守番の必需品は?

猫の留守番に必要なフード

ドライフードなら傷むこともなく、容器からこぼしても大丈夫。動画をキャプチャーして、スマホに配信してくれるハイテクな自動給餌器もありますが、通常の容器に入れておいてあげるだけで充分です。

水は多めに

水は大事なので多めに準備しましょう。やんちゃな子猫は、容器をひっくり返すこともあります。そんなときは給水器があれば便利。いろいろなタイプのものが、ペットショップなどで入手できます。

トイレは複数

トイレはあらかじめ綺麗にしておきましょう。猫は決まった場所で用を足すので、日頃から複数の箇所にトイレを置いておくと、外出時も安心です。 爪研ぎやお気に入りの玩具も出しておいてあげれば、ひとり遊びをしながら、あなたの帰りを待っていてくれるでしょう。

留守番のときは温度に注意!

生後6ヶ月の猫にとって、もっとも注意すべきは温度管理。成猫に比べて、まだ体温調節が上手ではないので、真夏や真冬は特に注意が必要です。 夏は室温が上がりすぎないようエアコンを使ったり、複数の部屋を行き来できるようにして、猫が自分で最適な場所を選べるようにしてあげましょう。また冬は猫専用のヒーターを使うなどして、暖かいスポットを提供してあげます。 外出の前は脱走しないように、戸締まりや窓の施錠確認が必要です。また浴槽のあるお風呂場など、好奇心の強い小さな猫が危険に陥る可能性がある場所は、入れないようにしておきましょう。

生後6ヶ月の猫が噛むのはなぜ。やめさせ方は?

噛む。噛む。噛む。この時期の猫は、慣れない永久歯に違和感があるのか、いろんな物をよく噛みます。 噛む力は成猫ほどではなくとも、小さくて鋭い牙はもう一人前。 生後6ヶ月の猫が、人や物を噛む原因と対策です。

歯が痒い

永久歯に変わったばかりの生後6ヶ月の子猫が人や物を噛むのは、歯が痒かったりするから。これは一時的なもので、玩具などを与えればそれを噛んでくれます。成長すれば自然に止んできます。

加減を学ぶ兄弟がいない

噛む加減がわからない猫は、困りものですね。手が傷だらけになってしまいます。 親兄弟と一緒に幼猫期を過ごした猫は、じゃれ合いのなかで噛む加減を知るものです。ところが幼い時期に親から離れた猫には、これがわかりません。 悪気はないので、無闇に叱らずに対策を施しましょう。 人間が兄弟猫の代わりになって、相手を強く噛みすぎると嫌なことがある、と教えてあげます。 手を噛んだときは、霧吹きなどで水を掛けたり、大きな音を出したりします。音と言っても、過度な威嚇音を浴びせると嫌われちゃいますよ。

家具など噛むときは?

噛まれると困る家具などの場所には、アルミホイルやガムテープの粘着面を露出して置くのが効果的。猫は嫌なことがあった経験を、よく覚えています(だから執念深いと言われたりします)。 子猫の時期にタブーの場所を教えてあげると、以後はテープなどがなくても噛んだりしなくなります。 ハーブや柑橘系の香りなど、猫は嫌いだけど人間には好ましい芳香で、ガードする手もあります。 生後6ヶ月は、その猫の性格や習性を決定づける大事な時期。根気よく相手をしてあげて、長く愛猫と良い関係を保つ基礎を築いてください。

この記事が気にいったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

この記事のコメントを残す

関連するキーワード

関連する記事

    • 夏の猫の留守番はエアコンが必要?適切な温度と注意点!

    • 夏の猫の留守番はエアコンが必要?適切な温度と注意点!

      ゴールデンウィークも過ぎ、夏の訪れを感じる事も多くなってきましたね。そろそろ猫のための夏支度を始める方もいらっしゃるのではないでしょうか。猫だけでお留守番させるのが不安になってくる季節、部屋づくりの注意点やエアコンを使用する際の注意点をまとめました。

      19640
    • 生後8ヶ月の猫の育て方:留守番・噛む問題について

    • 生後8ヶ月の猫の育て方:留守番・噛む問題について

      生後8ヶ月の猫は、留守番もかなり上手にできるようになりひと安心。でも発情期になると困った問題も起こります。また噛む力も強くなってくることから、生後8ヶ月の猫が、噛むときに手加減できないと飼い主さんの手は傷だらけになります。この時期の育て方のポイントを考えていきます。

      16455
    • 生後7ヶ月の猫の育て方:留守番・噛む問題について

    • 生後7ヶ月の猫の育て方:留守番・噛む問題について

      生後7ヶ月の猫は留守番ができます。しかし発情期を迎えると幼猫の頃とはちがった行動もするため、留守番のときに新たな注意が必要になります。また永久歯が生えそろったあとで飼い主さんを噛む癖は、矯正しないといけません。この時期の猫特有の、留守番と噛む問題について考えていきましょう。

      17605
このまとめのキュレーター

kei3141

猫白血病のチャトラに仕えて13年。ベテラン猫執事です。SF小説なども書いています。