犬にもホクロはできるの?ホクロができる原因や犬のホクロで注意したいことを解説!

犬にもホクロはできるの?ホクロができる原因や犬のホクロで注意したいことを解説!

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愛犬の皮膚にシミのようなホクロを見つけたことはありませんか?黒い点のようなシミは、ただのホクロのこともあればガンである可能性もあります。この記事では犬にホクロができる原因や犬のホクロで注意したいことについて解説したいと思います。

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犬のメラノーマの症状とは?

元気のない犬

Prystai/shutterstock.com

犬のメラノーマにはどのような症状があらわれるのでしょうか?初期の段階に見られる症状や、末期状態の場合に見られる症状を紹介します。

メラノーマの初期症状

犬のメラノーマの初期の段階は、ほとんどのガンと同じようにあまり症状がありませんが、見える部位に発生するという特徴があります。

多くの飼い主さんが、「愛犬がごはんを食べにくそうにしている」「口がクサイ」「歯茎から出血している」「よだれに血が混じっている」「黒い腫瘍(ホクロ・シミ)ができている」「食べているごはんやおもちゃに血が付いている」などの症状から異変を感じるようです。

犬のメラノーマの場合、黒く色素沈着をしているケースが多くあります。周囲の皮膚よりも色が黒っぽく、まだらな形をしており、盛り上がっている、境目がはっきりしていないときはメラノーマの疑いがあるかもしれません。

ただ、全体の30%はメラノーマと呼ばれる悪性度の高いものや、乏色素性メラノーマと言われている黒くないメラノーマもありますので、上記で触れたように素人が判断することが難しい場合、獣医師さんに判断してもらうようにしましょう。

メラノーマの末期症状

犬のメラノーマは、気づいたときにはリン節や肺などに転移していることも少なくありません。メラノーマが転移する部位は肺が多く、肺に転移すると咳や呼吸困難などの症状があらわれます。

また、口腔内に腫瘍ができている場合は、よだれや腫瘍から出血膿などが生じるため激しい口臭があります。

爪周辺にできた腫瘍の場合、歩きづらくなるので運動量が減るため、筋萎縮や食欲の低下、体重の減少などの症状があらわれるでしょう。

メラノーマの進行速度は?

犬のメラノーマは、転移スピードがとても速く、他の臓器に遠隔転移する確率が非常に高いガンです。それに加え、再発も多いので注意が必要です。

メラノーマは、発症の原因がまだはっきり解明されていないため予防することが難しいのが現状です。そのため、早期発見、早期治療が一番の対策です。

ですから、毎日愛犬を触ってコミュニケーションを図りながら身体をチェックし、少しの異変に気付いたらすぐに動物病院を受診することがとても大切です。

悪性メラノーマを患っている犬の余命

不安そうな顔で飼い主をみている犬

Olimpik/shutterstock.com

犬のメラノーマの進行は、4段階のステージに分けられています。ステージ1でメラノーマが発見されることはとても難しく稀です。

ステージ2に進行していると、外科手術もしくは放射線治療が必要となります。もちろん個体差や症状にもよりますが、余命は7~8ヶ月と言われています。

ステージ3以降になると、闘病期間は3ヶ月程度と言われています。

犬のメラノーマは発見しにくいため、気づいた時にはステージ3まで進行していることが多く、ほとんどの場合余命が短い傾向にあります。

治療法は?

一般的には、手術で腫瘍部分を切除します。転移する可能性が高いので、広めの範囲で切除することが必要となります。すでにほかの部位へ転移している場合は、抗がん剤治療や放射線治療を検討する必要があります。

これらの治療は全身麻酔をすることや副作用が伴うこともあるので、デメリットもよく考慮した上で飼い主さんが治療方法を決めなければいけません。

愛犬にとって最もよい選択が飼い主さんにかかっていると言えるでしょう。

犬のメラノーマの予防法とは?

上記でも触れましたが、犬のメラノーマが発症する原因は解明されていません。そのため、発症を予防することは難しいのが現状ですが、日ごろからスキンシップをとることに加え、定期健診を受けるようにしましょう。

そして、スキンシップをする際には、愛犬の口の中や足裏を念入りにチェックし、早期発見できるようにしましょう。また普段から免疫力をアップさせる生活習慣や栄養バランスの整ったフードを与えることもできます。

まとめ

犬のホクロについて詳しくみてきましたが、いかがでしたか?ホクロに見える黒い点のようなシミは、ガンである可能性もあります。

素人ではホクロが良性なのか悪性なのかを判断することが難しいので、異変を発見したらすぐに動物病院を受診して獣医師さんに判断してもらいましょう。

また、ガンの場合は発見が遅れると症状がどんどん進行してしまいますので、早期発見につながるよう、毎日愛犬とのスキンシップ、健康チェックを心がけるようにしましょう。そして特に口腔内の歯茎や粘膜部分、足の付け根や爪の周辺を徹底チェックするようにしましょう。

犬は体調が悪くても話すことができませんので、是非飼い主さんが愛犬の体調の異変に敏感であるようにしましょう。

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