【2023年版】大型犬は小型犬よりも短命ってホント?年齢別比較となりやすい病気

【2023年版】大型犬は小型犬よりも短命ってホント?年齢別比較となりやすい病気

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大型犬は小型犬に比べて早く死んでしまうことが多いと言われています。大型犬が短命なのは本当なのでしょうか?また大型犬が短命だとすれば理由はいったい何なのでしょうか?今回は大型犬が短命と言われている3つの理由を解説したいと思います。

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大型犬が小型犬より短命な理由③:特定の病気になりやすい

元気のない犬

Prystai/shutterstock.com

大型犬が小型犬よりも短命な理由には、病気へのかかりやすさも関係しているようです。犬の平均寿命には、すべての死因が含まれています。老衰も含まれますが、病死も含まれます。病気になりやすいのであれば、当然平均寿命も引き下がり、短命だということになりますね。

もちろん、大型犬だけが病気になるわけではありません。小型犬でもかかりやすい病気というものはあります。

それでも、大型犬がかかりやすいとされている特定の病気は死につながるものが多いのが事実です。もしかしたら、それらの病気が原因で平均寿命を下げることになっているのかもしれませんね。

これから、大型犬がかかりやすいとされている病気3つをご紹介します。皆さんが大型犬を飼っているのであれば、是非とも気を付けたい病気です。注意していれば早期発見出来ますので、その症状や原因を詳しく知っておくといいですよ。

股関節疾患

大型犬は股関節疾患になりやすいようです。股関節疾患の原因は大型犬の成長スピードの早さが関係しているとされています。

成長にともなって体重はどんどん増加するため、関節の成長が追い付かずに、関節に負担がかかるのです。特に股関節への負担が大きく、これが原因で股関節疾患を抱える大型犬が多いようです。

愛犬が足をひきずっていたり、痛そうにしていたりする場合は股関節疾患が疑われます。成長途中である生後6~8ヵ月ほどで股関節疾患を患う子が多いようですから、その時期は要注意です。

犬は足が弱ってしまうと一気に歩けなくなるので、全身の筋肉も衰えて一気に弱ってしまいます。当然、寿命にも影響を与えるでしょう。

心筋症

大型犬は心筋症にもなりやすいとされています。心筋症は心臓の筋肉が変異を起こす病気です。原因がはっきりしていないことも多く、対処療法で症状をなんとか抑えることが多いようです。

心筋症の犬を放っておくならすぐに死に至ってしまうでしょう。元気がなくなったり、食欲が無くなったりするなら早めに診察を受けるようにしましょう。

胃捻転症候群

大型犬は胃捻転症候群にもなりやすいとされています。胃捻転症候群とは、胃がねじれて胃への出入り口が塞がってしまう症状です。食後すぐに急激な運動を行なうことでおきるようです。胃の内部にガスが溜まり、血圧も一気に低下するので、放置しているなら数時間で死に至ってしまいます。

お腹が急激に膨らんだり、息苦しそうにしていたりするなら、胃捻転症の可能性があります。早急な処置が必要なので、すぐに動物病院に連れていきましょう。

まとめ

大型犬が小型犬よりも短命な理由をご説明しました。

平均寿命をみると、確かに大型犬は小型犬よりも短命であることが分かります。その理由として、成長スピードが早いこと、臓器が比較的小さいこと、特定の病気にかかりやすいことが挙げられます。

飼い主ではどうしようもない要素も多いですが、愛犬の健康状態の変化に敏感であるなら、死に繋がる要素を無くすことも出来ます。短命だからこそ、大型犬にできるだけ長く生きてもらえるよう気遣ってあげましょう。

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