犬にとっても睡眠は重要。質の高い睡眠を促すために飼い主ができることは?

犬にとっても睡眠は重要。質の高い睡眠を促すために飼い主ができることは?

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mofmo編集部

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人間にとって睡眠は大事ですよね。でも、同じくらい犬にも睡眠は大事なんです。 でも、昼寝をしていたり、なかなか寝付かなかったりしていて犬の睡眠ってどうなっているのかわかりませんね。 今回は、そんな犬の睡眠を考えていきます。

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犬の睡眠に関する傾向は?

Sweet curly girl and jack russell dog is sleeping in night.

Yuliya Evstratenko/shutterstock.com

寒い冬は暖かい所を好むケースが多いようです。どちらかというと、日本犬は体毛が密に生えているために寒さには強いと考えられ、豪雪地帯に住む犬の中には雪の中で寝ることもあります。

寒そうにしているなら、毛布を使ったり、段ボールを使って小屋を作ってあげることもできます。痩せた犬や年をとった犬は寒さに弱いので、冬場は家の中に入れてあげられると良いでしょう。それが無理なら玄関に入れてあげたり、犬小屋をきちんと作ってあげることもできます。実際、外で飼っていると、寒さが厳しくなる2月頃に亡くなるケースもあるようですから、こうした対策が必要と言えるでしょう。

気温が高い日は、犬は家の中の日の当たらない場所で寝る傾向があるようです。涼しい朝は日の当たる場所にいて、暑くなったら冷たい床のある場所に移動したりすることもあるでしょう。お風呂場や玄関といった涼しい場所で寝たり、エアコンの風が当たる場所で寝る犬もいることでしょう。外で飼っている場合には、木陰に移動したり、土に穴を掘って、そこに入っていたりすることもあるでしょう。あまりに日当たりの良い場所にいると、熱中症の危険が生じますので十分に気を付けたいものです。

快適な睡眠環境を作ってあげましょう。

Small beagle puppy sleeping in a hammock

Ivanova N/shutterstock.com

犬の睡眠時間は人間に比べて長く、眠りの浅い時間帯が長い傾向があります。それで、愛犬が安心して睡眠を確保できるようにするために、快適な睡眠環境を整えてあげましょう。専用の睡眠スペースを用意してあげると、リラックスした状態で睡眠をとれるようになります。

そのために、場所は直射日光があたらない、適切な温度を保てる場所であると良いでしょう。そして、日ごろから清潔な状態にしてあげます。皮膚炎の原因になる菌が繁殖しないようにしてあげます。夏のみならず冬も、こまめに洗濯し清潔な環境にしてあげましょう。さらに、スペースに屋根のようなものをつけてあげると良いかもしれません。外からの冷たい空気や、部屋のエアコンから守ってあげることになるでしょう。

湿度にも気を付ける必要があります。犬は湿度が高い場所に弱いと言えます。犬の理想の湿度は50%から60%です。秋や冬は犬にとって快適に過ごせる季節ですので、特別な対策は必要ないでしょう。冬でもカラッと晴れた日は比較的元気に過ごせます。

夏場は注意が必要

しかし、夏場は湿度に気を付ける必要があります。高温で多湿の状況ですと、日が当たらない場所であったとしても、犬が熱中症になるおそれがあります。高温多湿の日は、場合によっては除湿器やエアコンを活用し、湿度を下げる対策を行う必要があるでしょう。

騒音にも気を付けて

音にも気を付ける必要があります。犬はたとえ家の中であったとしても、風で雨戸がガタガタ鳴ると、あるいは金属の音がすると、怖くなり眠れない場合があります。雷もパニックの原因になり得ます。パニックになると脱走してしまうこともあり得ますので、そばにいて安心させてあげましょう。もし数日たっても、例えば、震えが続いているような症状があるなら、動物病院で診てもらうことができるでしょう。

子犬の場合は

子犬の場合には、最初からあまりに広いスペースを設けてしまわないようにしましょう。最初から広いスペースを与えてしまいますと、与えられたその広いスペースを守らなければいけないというような防衛本能が作動して、余計にたくさんのストレスを感じて健康を損ねてしまうおそれがあります。

それで、スペースの範囲は、犬種や年齢によって違いがあるかもしれませんが、愛犬にとって安眠できる広さの睡眠スペースを確保してあげるようにしましょう。場合によっては、成長するにつれて、徐々に徐々にスペースを広げていってあげる必要があるかもしれません。

いい睡眠を促すためのちょっとした工夫

睡眠スペースにしてあげようと考えている場所に足触りの良い素材のものを置いてあげると、気に入って、その場所ですんなり寝てくれるようになるかもしれません。トライしてみることができるでしょう。そして、飼い主さんや家族との距離ですが、飼い主さんや家族の姿が見えたり、近くに存在が感じられるような場所に睡眠スペースを作ってあげると、尚安心して眠るようになるかもしれません。

家の中で睡眠スペースを確保している場合には、夏場については、場合によっては場所を変えてあげる必要があります。

できるなら、飼い主さんが決めた場所を睡眠スペースにするというよりも、犬が好む場所に睡眠スペースを整えてあげることができます。犬の寝心地の良い場所は、犬によって異なります。ふかふかの場所が寝やすい犬もいれば、硬い床で寝るのが好きな犬もいます。それで、犬の様子を観察し、季節によって異なる場合もありますが、犬が好む場所を把握して、そこに睡眠スペースを整えてあげられれば、理想であると言えるでしょう。

まとめ

今回は、犬の睡眠ついてお話してきました、 犬の睡眠は、人間とはまた違った意味や環境がありました。 ワンちゃんを飼うときの参考にしてくださいね!

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