犬の怖がりの性格を直すにはどうすればいい?怖がりの理由や対策を紹介

犬の怖がりの性格を直すにはどうすればいい?怖がりの理由や対策を紹介

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犬には様々な性格の個体がいます。活発な子もいれば臆病な子もいたり、家が好きな子もいれば外出が好きな子も、シャイな子や人見知りしない子などもいます。今回は怖がりな子の特徴に迫りたいと思います。犬を飼っている方はぜひ参考にしてください。

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犬が怖がりな性格になってしまった時

室内でおもちゃで遊ぶ犬

TeamDAF/shutterstock.com

まずは、怖がりになってしまった原因を知るように努力しましょう。原因が分かったなら、その原因を取り除いてあげます。その後に、具体的に飼い主さんがするべきいくつかの事を見てみましょう。

犬にとって安全で安心出来る場所を作る

ある動物行動学の先生によると、「不安になってしまう犬は居心地の良い場所がないため」だそうです。そのため、犬には一人で落ち着ける、居心地の良い場所を作ってあげる事がどうしても必要です。

ケージでもいいですし、犬用のベットでもいいです。とにかく自由に出入りできる自分だけの場所を作ってあげましょう。そこで寝ているような時には、そっとしてあげることも必要です。声をかけたり撫でたい気持ちも分かりますが、犬の居場所を作ってあげる事がまずは大切です。

出かけると見せかけて、すぐに帰ってくる

飼い主さんが外出すると不安になってしまう犬は、飼い主さんが家を出るとなかなか帰って来ないと考えて、出かけようとすると怖がって大騒ぎすることになるかもしれません。

そこで「外出してもすぐに帰ってくることもあるよ、短い留守番もあるよ」ということを覚えてもらう為に、玄関を出てすぐに帰ってくるようにしてみてください。

例えば、いつも会社や買い物に行く時にするように着替えてカバンなどを持って鍵をかけてから外へ出るものの、30秒ほどで帰ってくるとか、大きな荷物を持って外へ出るけどすぐに帰るとか、犬にとってイレギュラーに思えることを繰り返してあげてください。慣れてきたら、少しずつ時間を伸ばしてみると怖がったり不安になる事は減るかもしれません。

ここで気をつけなければいけないことは、犬が吠えたから飼い主さんが戻って来てくれたと思わないようにしないといけません。吠えたら飼い主さんは帰ってくるんだと暗記してしまうと、飼い主さん帰ってくるまで吠え続けるようになってしまいます。吠える前に帰るか、吠えていたら止むまで待つか、気をつけてくださいね。

犬をどこか泊まりに行かせる

飼い主さん以外の友達や信頼出来る人を作ることで、極度の怖がりが少なくなり、自立心も育ちます。

飼い主さんにとっては少し寂しい事かもしれませんが、飼い主さんが信頼できる人に預けてみるましょう。最初は泊まりでなくても、散歩をお願いしてみるとか、飼い主さんが留守中に遊びにきてもらうとか、飼い主さん以外と過ごす経験を積ませてみましょう。他の所に泊まれる、他の人と散歩が出来るようにしておけば、いざという時に役に立ちます。

例えば、どうしても犬を他の人の所に預けて飼い主さんは何日か出かけないといけなくなった場合、犬自身の病気で動物病院に入院しなければいけなくなった時などがそうです。こうした時に犬が極度の怖がりだと、物も食べないし外出も出来ない、そして健康状態も悪くなっていってしまうので、やはり訓練は必要です。

飼い主さん達がいなくても良いことがあると思わせる

留守番時に怖がらないようにする方法としては、飼い主さんの外出時に夢中になれるようなオモチャを用意し、飼い主さんが外出する時には何か楽しいことがあると思ってもらいましょう。

簡単に飽きてしまうようなものだと、飼い主さんがいないことに寂しくなり不安になってしまうかもしれません。そのため、知恵を出さないと中に入っているオヤツが出てこない物を用意したり、オモチャを隠しておいて探してもらうとか、いろいろと工夫してあげてください。でもあまりに難しいと諦めてしまう可能性がありますので、犬の能力に合わせた物を与えてください。

ペットショップには様々な物が売っていますので、色々試してみたり、店員さんに相談してみましょう。

褒めてあげる

人間も褒めて伸びるといいますが、犬も同じです。出来ない事を叱ったところで、苦手は克服できません。褒めて伸ばして自信を持たせてあげましょう。

例えば、オスワリ、フセなど本当に小さなことでも構いません。それが、しっかり出来たら、たくさん褒めてあげましょう。そのような小さな成功を積み重ねていくことで、大きな成功へと繋がり、自信がつき、最終的に犬の怖がりも克服することになっていくことでしょう。

まとめ

犬を怖がりにしない方法、怖がりになってしまった場合の方法について学べました。個体差がありますし、遺伝も関係していますから、飼い主さんは犬の性格を見極めながらトレーニングを行なってくださいね。

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