テリアは種類が豊富!人気のテリア7種を紹介します!

テリアは種類が豊富!人気のテリア7種を紹介します!

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世界には44種類以上のテリアが存在しており、そのうち32種類が「ジャパンケルクラブ(JKC)」において公認されています。テリアは種類が多いだけに、サイズや顔つき、被毛の色や長さなどが個性豊かなのが特徴です。この記事では、テリアの中でも特に人気のある種類をご紹介します。

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人気のあるテリア

ここからは、ジャパンケルクラブ(JKC)が公認している32種類のテリアの中で、特に人気のある種類と、それぞれの特徴をご紹介していきます。

身近な所ではあまり見かけない犬種もいますので、新しいテリアを発見するつもりで読んでいただければと思います。

ヨークシャー・テリア

ヨークシャーテリア

Valerie Nik/shutterstock.com

日本でテリアといえば、「ヨーキー」の愛称で知られている「ヨークシーャ・テリア」が最も有名です。ジャパンケルクラブ(JKC)発表の2019年度犬種別犬籍登録頭数によると、9,640頭が登録されており、日本で飼育されているテリア種の中で断トツの飼育数です。

「動く宝石」と表現されることもあるヨークシャー・テリアの容姿は、優雅で小さいながらも威厳のある姿をしています。ダーク・スチール・ブルーのロング被毛は光沢があり、根元から毛先にかけてトーンアップしていくので、キラキラとした輝きを放ちます。

ヨークシャーは、典型的なテリアキャラクターに加え、甘えん坊で飼い主とのスキンシップを好む特徴があり、家庭でコンパニオンドッグとして可愛がられています。

エアデール・テリア

エアデールテリア

jarobike/shutterstock.com

エアデール・テリアは「キング・オブ・テリア」とも呼ばれる、テリアの中で最も大きな犬種です。 17世紀頃から主にカワウソ猟に従事していた犬ですが、1884年のドッグショーで優勝したことがきっかけで、ペットとして人気が出ました。

日本では、軍用犬としても使用されていた歴史があります。大きいですが動きが敏捷で、注意深いですが怖いもの知らずなので、ハードな状況で頼りになります。

ワイヤーヘアーと呼ばれる針金のような硬い被毛がチャームポイントです。

スコティッシュ・テリア

スコティッシュテリア

Ondrej Prosicky/shutterstock.com

ディズニーの「わんわん物語」に登場する、物知りで紳士的な性格のジョックを始め、様々なブランドのキャラクターとして使用されているので、皆さんがテリアと聞いて真っ先に頭にかぶ姿はこのスコティッシュ・テリアでしょう。

被毛の色はブラックが有名ですが、ウィートンやプリンドルなどもあります。短い手足にがっしりとした体、大きな頭にピンと立った尻尾と、一見するとアンバランスなスタイルなのですが、どこか品があり優雅な印象がします。実際にとても利口で威厳があり、勇敢だけど攻撃的ではない性格をしています。

ケアーン・テリア

ケアーンテリア

Svetlana Valoueva/shutterstock.com

テリアの中で一番古い犬種で、ネズミが生息していた積み石に入り込んで駆除していたことから、積み石という意味のケアーンと名付けられた犬種です。

元祖というだけあり、性格はテリアキャラクターそのままで勇敢で好奇心が強く、活発で飼い主のために一生懸命働くので、信頼できるパートナーとなってくれます。

見た目で特徴的なのは、幅広な頭部と毛色です。同じ毛色の個体はいないといわれるほど、ブルー、ウィートン、グレイ、サンデイ、ブリンドルなど様々な色があります。ブリンドルは一生のうち7回も被毛の色が変わることもあるそうで、一頭で異なるルックスを楽しめる面白さがあります。

ちなみに、映画「オズの魔法使い」に登場するトト役の犬はケアーン・テリアです。

ブル・テリア

ブルテリア

Georgiy Myakishev/shutterstock.com

「ブサ可愛い」と表現されることもあるユニークなルックスをしています。 マズルやストップがないのっぺりとした大きな顔に小さな瞳がついており、一度見たら忘れられないインパクトのある容姿です。

そのユニークでインパクトのあるルックスのせいか、日本アニメ「平成イヌ物語りバウ」のバウ、「トイ・ストーリー」のスカッドなど、アニメや漫画などによく登場します。 被毛の色は、ホワイト・ブラック・フォーンなどがありますが、地色に他の色が混じっているブリンドルも人気があります。

体格は筋肉質でがっしりとしており、狩猟本能も高く「犬界の剣闘士」とも呼ばれています。

ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリア

ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリア

cynoclub/shutterstock.com

「ウェスティ」の愛称で親しまれている、被毛が白一色の犬種です。

くりっとしたアーモンドアイに尖った三角耳、短い手足にスクエア型の体型、ダブルコートのふわふわで真っ白な毛と、可愛いがギュッと詰まったぬいぐるみのような犬です。

ただ、キュートなルックスでもしっかりとテリアキャラクターを持っており、売られた喧嘩は買いますし、気に入らない相手には自分から攻撃を仕掛けることもあるほど勝気です。

他のテリアと比べて甘えん坊で少しわがままな子も多いので、見た目とのギャップやツンデレな所がたまらないと言われる飼い主さんも多いです。

日本テリア

名前の通り日本を原産とする種類で、1700年代にオランダから長崎に渡ったスムース・フォックス・テリアを日本で改良したテリアです。大正時代には「神戸テリア」「ミカド・テリア」とも呼ばれ、抱き犬として女性を中心に人気がでて、昭和初期に計画的に改良繁殖されました。

特徴的なのは被毛の色で、体は真っ白で頭は真っ黒という、コントラストのはっきりしたボディカラーをしています。小柄で手足の長いスマートなスタイルをしており、被毛も2mmと非常に短く全体的にシュッとした印象があります。

性格は他のテリアより穏やかで、狩猟欲が少ないです。しかし、身体能力は素晴らしく、走るのも早いですし、ジャンプ力もあります。賢さも兼ね備えているので、ドッグスポーツを楽しむこともできます。

まとめ

この記事では7種類の人気テリアをご紹介しました。よく見かけるヨークシャー・テリア以外にも、魅力的なテリアがいっぱいいることがお分かりいただけたと思います。

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