左右の目の色が違う犬がいる!オッドアイの犬が生まれる理由と、飼育の注意点とは?

左右の目の色が違う犬がいる!オッドアイの犬が生まれる理由と、飼育の注意点とは?

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左右の目の色が違う、オッドアイと呼ばれる珍しい犬が存在します。オッドアイと聞くと大抵は猫をイメージしますが、時に犬にもオッドアイを持った個体が生まれることがあります。この記事では、オッドアイの犬が生まれる理由と飼育をする時の注意点を紹介します。

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オッドアイ犬を飼育する時の注意点

夕暮れに散歩する犬と飼い主

pexels.com

先ほど取り上げたように、オッドアイ犬は視力や聴力が弱い特徴を持つ個体が多いといわれています。犬にとって聴力は、まわりの状況を知るのにとても大切な器官です。周りの状況を音で確認できないと犬はとても不安になります。

近づく時は急に距離を縮めるのではなく、驚かせないように大きな音を出しながらゆっくり近づくようにしましょう。また、話しかける時には少し大きな声でゆっくり話しかけるようにしてください。

メラニン色素は、そもそも紫外線から身を守るという性質を持っています。ということは、オッドアイ犬は紫外線に非常に弱いということなので、散歩の時には普通の犬以上に注意が必要になるでしょう。

まず日差しが強い時間の散歩は避けてください。たとえ曇っているように見えても紫外線が強い場合があるので、日が沈んでからの時間帯の散歩をお勧めします。飼い主さんにとって大変でも、時間帯には気を配ってあげてください。あまり紫外線の刺激を与えてしまうと、成犬から老犬にかけて失明に至ることもあります。

オッドアイが生まれやすい犬種

シベリアンハスキー

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神秘的な目を持つ犬に出会いたいと思うかもしれません。ここでは、オッドアイになりやすいといわれている犬種を幾つかご紹介します。

  • ダルメシアン
  • シーズー
  • ボーダーコリー
  • シベリアンハスキー
  • パビヨン
  • オーストラリアシープドック
  • ダックスフンド
  • ドーベルマン
  • ジャックラッセルテリア
  • グレートテン

今取り上げた犬種の全てが、オッドアイを持って産まれてくるということではありません。例外を除いて、それはあくまでも遺伝的な異常によって起こります。

ですから、何かの障害を抱えているという可能性を理解してからお迎えしてください。大事な命なので、最後まで世話する気持ちでお迎えしてあげることが重要です。

シベリアンハスキーはオッドアイとは呼ばない?

シベリアンハスキーは最もオッドアイの発生率が高い犬種といわれています。しかし、シベリアンハスキーに限っていうと、左右の目の色が違っているのが標準です。

その原因は異常から来るものではなく、シベリアンハスキーは環境の変化によって順応させて目の色を変化させています。その時に片方の目の色のみ変わることが多いのです。そのためにも「バイアイ」と呼ばれています。

オッドアイ犬はとても人気!

犬と飼い主

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目の色が違うのはとても神秘的なので、オッドアイ犬は人気があります。あえてオッドアイの犬をお迎えしたくて一生懸命探す人もいるほどです。その瞳がミステリアスな印象で、自然と惹き込まれるからに違いありません。

中には、希少価値が高く幸せの象徴として飼育を望む場合や、芸能人が飼育しているから自分も欲しいという安易な気持ちからオッドアイ犬を求める人もいるようです。この人気にあやかって、異常がある弱い個体と分かっていながら乱繁殖を試みる悪徳のブリーダーもわずかながらいます。

オッドアイでも健康な犬もいますしイコール病気にはなりませんが、もしお迎えをするなら見た目の美しさや希少価値だけで選ばず、その犬が持つ可能性のある疾患やリスクを考慮してあげてください。

犬の幸せはほぼ飼い主さんで決まります。一度お迎えしたらどんな犬であっても愛情をたっぷり注いで、最後まできちんと世話をしてあげましょう。

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