もしかして愛犬はデリケートな心の持ち主?

もしかして愛犬はデリケートな心の持ち主?

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人間が一人ひとり性格が違うように、犬もそれぞれ性格が違います。おおらかで、明るい性格、寂しがり屋に、怖がりなどなど。人間の性格を見極めるように犬の性格もしっかりと見極めて、わんちゃんに合わせて接し方を変えながら、ストレスのない声がけや生活を送れるように心がけてあげたいものですね。

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同じ散歩道しか歩けない場合

わんちゃんはとても賢く、私たちが思っている以上に道を覚えています。

過去に通ったことがある道、特に嫌な経験をした道は感情と一緒に紐付いているので、脳裏にしっかりと焼きついています。

同じ散歩道を少しでも外れると怖がるという場合は、散歩道が自分のテリトリーになっていて、テリトリーから出るのが怖いという可能性も考えられます。

そこで、違う道に行ったことがないという場合で怖がるという時には、まずは抱っこをして、初めて通る道を歩きます。

そして初めての道楽しいね!と声がけをしながら飼い主さんも楽しみながら、散歩します。

何度かその道を通ってみて、体が震えたり、全身に力が入っているということがみられなければ、犬を抱っこから降ろして、一歩二歩歩かせます。

歩けたらおやつを与えて褒めます。

これを毎日繰り返します。

そして距離も少しずつ伸ばしていきます。

すると、いつもの道を歩くとご褒美がある!と嬉しくなり、徐々に他の道も怖くなくなります。

また、過去の経験で散歩道と違う道で怖い経験をした場合

わんちゃんの怖いと思うきっかけは、本当に些細なことで起こることもあります。

例えば、小さな段差が怖かったり、マンホールだったり、側溝だったりします。

その他にもチャイムの音かもしれません。

わんちゃんがどの場所で怖がるのかをまずは知ることからはじましょう。

そして怖いと思ったことがわかったら、この事柄は怖くないということを教えていきます。

まずは、飼い主さんがリードを上手に使いこなして、わんちゃんとの主従関係をしっかり保つことが大切です。

怖がって座り込んでしまったわんちゃんに無理やり「歩いて」といっても、なかなか言うことは聞かないものです。

ましてや無理やり力ずくで動かそうとしてもテコでも動いてやるものか!と意固地になります。

そこでリードをクイッと真上に引っ張ります。

すると犬は首に違和感を感じます。

あれ?今のは何?と飼い主さんの方を見つめることがあります。

そんな時には飼い主さんは素知らぬ顔をします。

誰がしたかをわからないので、わんちゃんは誰がやったんだろう?と疑問に思います。

これがとても大切で、座り込むと、違和感が首にやってくる。ということを学習します。

するとわんちゃんは、座り込むということは、あまり良い方法ではないかもと思ってきます。

そう思うまでは、繰り返し繰り返し、リードをクイッと真上に引っ張って、不快感を与えます。

この方法で怖くて通れなかった場所が少しずつ克服できるようになります。

雷の音が怖い場合

急にゴロゴロゴロ!ピカ!と雷がなってしまった時、私たちもびっくりすることがありますよね。

人間が怖いと感じるのですから犬も怖い!と雷が嫌いなわんちゃんは多いようです。

ゴロゴロという音がすると、そわそわと家の中を歩き回ったり、家族の誰かにぴったりと寄り添ったり、怖いよ!と泣いたり。もっと怖がるわんちゃんは、パニックなってしまって、家中を走り回る子もいます。

わんちゃんは、自分の身に危険が襲いかかってくる時には、とっさに避難する場所を探して隠れる習性があります。

ですので、雷や音に敏感なわんちゃんの場合は、安心できる場所を日頃から作ってあげることが大切です。

大きめのゲージは、犬が常に出入りしやすく日頃からお昼寝をしたりできるように環境を整えておくと、雷などとっさに起きる非常事態でも避難できます。

ゲージは窓から離れた場所に設置してあげると安心です。

またソファやベットにブランケットを置いておいて、音がなった時に、ブランケットの中に潜り込めるように用意してあげても良いですね。

怖くて怯えているわんちゃんに対してどんな風に接するのが良いのでしょうか?

間違っても怒ったり叱ったりするのはNGです。怖い上に怒られるとパニックがさらに酷くなってしまう場合があります。

犬がパニックになっている時ほど、飼い主さんは落ち着いて、いつもと同じように接することで、犬の気持ちも徐々に落ち着いてきます。

そして、わんちゃんと優しく抱きしめてあげると、わんちゃんの気持ちから怖い!という感情が引いていきます。

大好きな飼い主さんに守られていると実感でき安心します。

実はこんな病気もある

雷恐怖症

雷を強く怖がる心因的な病気で、雷恐怖症というのがあります。

雷の音の他にもピカッと光るのも対象になります。

犬が雷を恐れる原因は、単に音や光だけではなく、気圧の変化や静電気、そして雷雨で発生するオゾンに反応すると言われています。

症状は、大量のヨダレがでたり、嘔吐、尻尾を下げて全身を震わせる、呼吸が浅く早くなる、落ち着きがなく歩き回る、お漏らしなどです。

このような症状がある場合は、デリケートな性格だからというわけではなく病気の可能性も疑いましょう。

わんちゃんの性格は1頭1頭異なるのですが、いろいろな経験を積むことで、怖がることを助長させてしまうことも、逆に減らすこともできます。

飼い主さんが犬としっかりと向き合って、毎日しっかりとコミュニケーションをとることで、わんちゃんとの信頼関係が強くなり、わんちゃんの苦手を少しずつ克服してけます。

そうするとわんちゃんも自信がついて、デリケートな心を持っていても、安心の中で生活を送れます。

ぜひ気長にわんちゃんと楽しみながら苦手をクリアしていきたいものですね。

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mofmo掲示板

1 wanwan239
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当たり前ですが、同じ犬種でもわんちゃんによって、性格は異なります。例え、兄弟でも違うのです。人間と同じですね。私が気をつけているのは、普段から怖い

想いをさせないことですね。トラウマみたいなのができてしまうと可哀想ですし。