もしかして愛犬はデリケートな心の持ち主?

もしかして愛犬はデリケートな心の持ち主?

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人間が一人ひとり性格が違うように、犬もそれぞれ性格が違います。おおらかで、明るい性格、寂しがり屋に、怖がりなどなど。人間の性格を見極めるように犬の性格もしっかりと見極めて、わんちゃんに合わせて接し方を変えながら、ストレスのない声がけや生活を送れるように心がけてあげたいものですね。

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デリケートな心は性格だからと放置しないで!

犬

undefined/shutterstock.com

毎日のトレーニングでストレスを感じさせない工夫をしましょう

デリケートな心は性格の一つなので、おおらかな性格にすることは難しいのですが、神経質が行き過ぎると、日常的にストレスがかかる可能性があり、わんちゃんにとっても辛いですよね。

そこで苦手なものを少しでも減らして、嫌だ!という気持ちのレベルを下げる工夫をしましょう。

水が苦手なわんちゃんの対処方法

水が嫌いなわんちゃんは、水に触ることだけでも怖がり、海やプールなどはとてもハードルが高いものです。

極端に怖がるわんちゃんでは、飲み水をいれるボールの水も怖くて、ボールに近寄らないということもあります。

そんなわんちゃんに手を焼く飼い主さんが一番困るのが、シャンプーです。

シャワーをするということを敏感に察知して、シャワーの時間になると家具の後ろに隠れたり、家の中を逃げ回ったり。

そうなったら犬を捕まえるだけでも一苦労です。

そしていざお風呂場でシャワーをするときも、後退りしたり、体に水が当たるのが嫌で、ブルブルと水を飛ばしたりして、隙あらば逃げようとします。

また攻撃的なわんちゃんであれば、咬みつこうとする場合もあります。

こんな状態になるとたかが水嫌いでも深刻な問題になってきます。

ただ、犬はもともと水嫌いの習性を持ち合わせています。

犬の中でも猟犬だった犬種(プードルやラブラドールなど)は水が好きなのですが、同じ狩猟犬でも地上で活躍していた犬種(ビーグルやダックスフンド、テリアなど)は穴を掘ることに長けているのですが、水が苦手とされています。

水が嫌いだけでデリケートだと決めつけるのではなく、わんちゃんの犬種の特徴を知ることも大切です。

お風呂(シャンプー)が怖い場合

お風呂(シャンプー)を怖がる原因は、過去の経験で怖い思いをしたことを覚えていることがあります。

例えば、飼い主さんに逃げないように押さえつけられたとか、顔に水がかかって怖かった、水をいきなりかけられて怖かったなどなど。

そんな過去の経験が問題でお風呂(シャンプー)が怖くなってしまったのかもしれません。

そこで、飼い主さんのシャワーの方法を少し見直して、わんちゃんが安心してシャンプーができるようにしてあげましょう。

シャワー時に水に慣れさせる練習のひとつに、マッサージとシャワーの水を組み合わせる方法があります。

お風呂場に行っていきなり、水圧の強いシャワーで体を濡らすと、デリケートなわんちゃんはびっくりして怖がってしまいます。

お風呂場=嫌な場所、というイメージを、お風呂場=気持ちいい場所という風に、少しずつ変えていってあげたいですね。

そこで、まずは、体を撫でてあげて気持ちを落ち着かせます。

そして緊張が少しほぐれて、わんちゃんの体から力が抜けてきたところで、シャワーヘッドを体に優しく当てます。

その時のシャワーはぬるめのお湯で、水圧も弱めがポイントです。

怖がりのわんちゃんは、足元から濡らしてあげます。

そのときに片手でシャワーヘッドを、もう片手でわんちゃんの足をマッサージするようにして両手をできるだけ近づけて、手なのかシャワーヘッドなのかわからないように手を使います。

この時にまだ緊張して力が入っている状態なら、少しだけ濡らしてやめておきます。

そしてすぐに偉かったね!と褒めながらおやつを与えます。

ここまでを少しずつ繰り返します。焦らず何度も何度も繰り返しやり続けることで、シャワーに少しずつ慣れていきます。

そしてもう一つ、飼い主さんが楽しい気持ちでお風呂(シャンプー)をすることです。

わんちゃんに楽しいね!気持ちいいね!と声かけをしながら、お風呂(シャンプー)に入ると、わんちゃんも「あれ?もしかしたら楽しい場所かも?」と気持ちが変わってきます。

飲み水を怖がる場合

静かな水面を覗き込んだら、自分の顔が写り、そのことに気づいて「びっくりした!誰?」と怖がっているのかもしれません。

そんな場合には、飲み水のボールのサイズを小さくして、犬の顔が映らないように工夫をしてあげることで克服できる場合があります。

また水たまりや池など水面が静かなところで、自分の姿を見たという経験が原因で怖がることがあります。

この時には水面に犬の姿が映らないように、波たたせたり波紋を作ると怖がらなくなります。

病気かも?水を怖がる病気「狂犬病」の可能性

日本では見られないケースですが、世界では狂犬病を発症している国はたくさんあります。

狂犬病は、脳の神経が侵され、食べたり飲んだりすることをコントロールする神経(嚥下)が損傷してしまいます。

すると水を飲む時にのどに痛みを感じて、水を飲むのが怖いと思ってしまうのです。

この狂犬病は致死率は100%というとても恐ろしい病気です。

この病気は水を怖がることから、別名「恐水病」と呼ばれています。

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1 wanwan239
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当たり前ですが、同じ犬種でもわんちゃんによって、性格は異なります。例え、兄弟でも違うのです。人間と同じですね。私が気をつけているのは、普段から怖い

想いをさせないことですね。トラウマみたいなのができてしまうと可哀想ですし。