ワンちゃんも愛情が冷めることがある?愛される飼い主になる方法とは?

ワンちゃんも愛情が冷めることがある?愛される飼い主になる方法とは?

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mofmo編集部

mofmo編集部です。

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ワンちゃんの愛情は冷めてしまうことがあります。また、飼い主の愛情表現もうまく伝わってないこともあります。今回は特に、ワンちゃんの愛情が冷めていることを示すサインと、飼い主の良くない行動について紹介します。もちろん、それだけでは悲しいので、しっかりとどうすれば改善できるかもお伝えしますのでご心配なく!

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ワンちゃんの愛情が冷めてしまう飼い主の行為とは?!

Basset Hound dog looking up with a guilty expression

Susan Schmitz/shutterstock.com

あなたがワンちゃんの事を大好きだとしても、ワンちゃんがあなたの好意を実感できなければ意味がありません。

大切なのはあなたが良いと思っている行動をとることではなく、ワンちゃんが愛情を感じる行動をとることです。もしかしたら、好意的に行っていることが、ワンちゃんとの溝を深めることになっているかもしれません。

また、当然ですが、飼い主であるあなたのネガティブな感情に対してワンちゃんは嫌な気持ちを抱きます。

人間と同様ですが、気性が荒く、いつもイライラしていたり、激しい感情を言葉や行動で表したりしてくるなら、ワンちゃんはあなたに対する愛情を抱きづらいでしょう。

仮にしっかりとした愛情が築けていても、冷めてしまいます。

それでは、それぞれどのような行動でワンちゃんの愛情が冷めてしまうのかチェックしていきましょう。

大声を出す

ワンちゃんは大きな音に非常に敏感です。ですから大きな音自体好きではありません。びっくりしてしまい、警戒してしまいます。それが飼い主の声であれば、その飼い主を警戒してしまうでしょう。

私たち人間もそうではないでしょうか。いつも不快なほどの大きな声で怒鳴られたりするなら、その人に近づきたいとは思いません。

ワンちゃんにとって、飼い主は安心できる居心地の良い空間を作り出す人であってほしいのです。

もちろん、ワンちゃんに全く話しかけないようにするなら、逆に問題となります。コミュニケーションは大切です。ゆっくりと優しく話しかけてあげましょう。

そのような余裕のある対応を日ごろから心がけるならワンちゃんの心も穏やかになり、あなたに対する警戒心は無くなっていくでしょう。

びっくりさせる

先ほどの「大きな声を出す」ことと共通していますが、さらに範囲を広く考えることができます。ワンちゃんは基本的に憶病です。ですから、いつもびっくりさせる飼い主には警戒心を抱いてしまいます。

大きな声や音を出したり、急に触ったり、冗談で脅したりしないようにしましょう。

もちろん私たちには悪意がない場合がほとんどかもしれません。それでもワンちゃんはびっくりしてしまうことがありますので、慎重であるべきです。

特に、ワンちゃんが眠っているときやご飯を食べているとき、のんびりしているときなどは、飼い主が気を遣ってあげましょう。

何かアクションを起こす時には、ゆっくりと動くこと、大きな音を立てないことを気にかけましょう。

しつけが厳しい

ワンちゃんにとってしつけは非常に大切です。特に幼い時の訓練としつけは将来のワンちゃんの幸せに直接関係します。人間に飼われて生活するうえでしつけは欠かせません。

しかしながら、しつけの時間があまりにも長すぎたり、褒めたりしないなら、ワンちゃんは飼い主の事を嫌うようになるかもしれません。大切なのは、飼い主の皆さんがしっかりと自身を制御することです。

いくら叱ることが必要な場合だったとしても、飼い主の高ぶった感情のままにひどく叱ったり、叩いたり、大きな声で怒鳴り続けたりしたとします。

ワンちゃんはしつけを学ぶどころか、あなたに対する警戒心を抱くようになるでしょう。

しつけの時間が長いなら、ワンちゃんはうんざりしてしまいます。しつけはワンちゃんにとっても大変で集中力を必要とします。

ですから、できるだけ短い時間に区切り、何度かに分けてしつけるようにしましょう。そうするならワンちゃんはストレスを溜めずにしつけられ、あなたに対する信頼を抱くことができるでしょう。

叩く

Puppy blocking its ears and looking up

Michael Pettigrew/shutterstock.com

しつけだからといって、頻繁にワンちゃんを叩くようなことがあってはいけません。叩くことは必要最低限であるべきでしょう。

何度もたたかれているワンちゃんは当然あなたに対して信頼ではなく、恐怖を抱きます。これでは私たちの言うことを聞くかもしれませんが、愛情を深めてくれることは無いでしょう。

しつこい

ワンちゃんが大好きな人ほど、しつこく接してしまっているかもしれません。もちろんスキンシップは大切です。しかし、ワンちゃんにもゆっくりしていたい時や構ってほしくない時があります。

ですから、ワンちゃんが嫌がるそぶりを見せたなら、すぐに尊重して身を引くようにしましょう。大切なのはワンちゃんの気持ちを優先することです。

わたしたちが疲れて家に帰ってきたとします。癒しを求めているのでワンちゃんに構ってもらおうと近づくかもしれません。しかし、ワンちゃんが寝ていたり、ゆっくりしたりしているなら、そっとしてあげましょう。

私たちが近づいたときに、ワンちゃんから寄り添ってくれるなら、十分スキンシップを取ってあげましょう。

無理やり抱っこをする

これもワンちゃんが大好きな人にありがちな行動ですよね。もちろんワンちゃんが嫌がっていなかったり、抱っこしてもらうために近寄ってきたりするなら、そうしてあげましょう。

しかし飼い主があまりにも抱っこしたがったり、強引にそうしたりするならワンちゃんは嫌がるようです。飼い主にとっては「抱っこしてあげている」という暖かい気持ちかもしれません。

しかしながら、ワンちゃんにとって抱っこは心地よいものではなく、身体に負担がかかっている場合が多いです。窮屈で関節や背骨に負担がかかる体勢であれば、当然ワンちゃんは嫌がりますよね。

ワンちゃんが抱っこを嫌がるなら、すぐに開放してあげましょう。そうするならワンちゃんの愛情が冷めることもないはずです。

ワンちゃんに対する愛情を伝える方法

owner caressing gently her dog

FCSCAFEINE/shutterstock.com

ここまで、ワンちゃんが嫌がる飼い主の行動を紹介してきました。もしかしたら、意図せず行っているものが含まれているかもしれませんね。そんな場合でも、心配する必要はありません。

そうした行動をやめて、ワンちゃんとの愛情を深める行動をとっていけばよいのです。しばらく続けるなら、ワンちゃんのあなたに対する愛情は回復するでしょう。

では、それぞれどのように愛情を深めてあげることができるか紹介します。

ふれあいの時間を大切にする

忙しくとも、ワンちゃんとのふれあいの時間を大切にしましょう。単に同じ時間を過ごすのではなく、ワンちゃんを撫でてあげたり、一緒におもちゃで遊んであげたりしましょう。

大切なのはワンちゃんに嫌がられない程度に触ってあげることです。急に抱き着いたりするとびっくりしてしまいます。ですから手で頭やお腹、耳の後ろなどを撫でたりマッサージしたりしてあげましょう。

そのようなコミュニケーションはワンちゃんにとっても気持ちよく、愛を感じるものなのです。少なくとも1日のうち数分を取り分けてそのような時間にしてあげましょう。

言葉で伝える

言葉でワンちゃんに対する愛情表現をすることは大切です。ワンちゃんに「好きだよ」「愛しているよ」と伝えてあげましょう。ワンちゃんたちは誉め言葉が大好きですし、必要としています。

「いいこだね」「良く出来ました」と声に出して褒めてあげましょう。ワンちゃんはわたしたちの言葉を理解することができますので、しっかりと表現してあげることは大切です。

わたしたちも、言葉に出すことが習慣となることで、愛情表現自体も習慣化することができます。自分の愛情を表現しやすくなるでしょう。

一緒にトレーニングしたり、運動したりする

ワンちゃんと飼い主との関係は「親しいだけ」のものではありません。しっかりと主従関係があり、信頼関係が伴っていることで、深い関係となれます。

ですから、しつけやトレーニングが適度になされることは愛情を深めるうえで大切です。ワンちゃんがうまくできたらなら褒めてあげる機会が増えることにもなりますよね。

是非トレーニングを活用して信頼関係を深めましょう。

ワンちゃんからの愛情表現

Happy woman with french bulldog on blurred nature background

I T A L O/shutterstock.com

上記のように愛情を深める行動をとっていくなら、ワンちゃんのあなたに対する愛情は回復し、深まっていくでしょう。ワンちゃんの気持ちはどのような行動に現れるでしょうか?いくつか紹介します。

尻尾を振る

ワンちゃんが勢いよく尻尾を振ることがありますね。これは好意の表われです。私たちが知ることができる分かりやすい愛情表現とも言えますね。

私たちが帰宅したときに尻尾を振って出迎えてくれるなら、それは「帰って来てくれてうれしい」「待っていたよ」という気持ちの表われです。

すり寄ってくる

近寄って体を寄せてくることがあるでしょうか?これもワンちゃんにとっての好意的な表現です。

私たちに甘えたい、相手にしてほしいというサインです。警戒している人にはこのような動作はしません。ワンちゃんがすり寄ってきたら、ぜひとも相手にしてあげましょう。

仰向けでお腹を見せる

ワンちゃんのお腹はワンちゃんにとっての弱点です。ですから警戒している相手にはお腹を見せることはまず無いでしょう。

あなたにお腹を見せたり、仰向けで寝たりするなら、それはあなたに絶大の信頼を寄せていることの表われです。またそうした行動を取ることで構ってほしいと感じているでしょう。

もちろんお腹を見せているからといって、頻繁に触るならワンちゃんは嫌がってしまうかもしれません。信頼にこたえるような対応をしてあげましょう。

飼い主の顔を舐める

顔を舐める行為は子犬が母親に甘えるときにする行動だそうです。ですからあなたの顔を舐めてきたということは、あなたに甘えているということなのです。

あなたに対して深い愛情を持っていることになるので、日ごろのあなたの行動が報われたと言えますね。

まとめ

friendship concept, man and dog sitting together on the beach at sunset

Ditty_about_summer/shutterstock.com

ワンちゃんの飼い主への愛情が冷めてしまうことにいて、いくつか取り上げることができました。私たちが良かれと思っていても、ワンちゃんにとっては嫌なことがあります。

大切なことは、ワンちゃんの気持ちを考えて尊重してあげることです。

仮にワンちゃんの愛情が冷めていることが行動で明らかになったとしてもがっかりしないでください。愛情を回復させることはできます。今日ご紹介した方法でワンちゃんとの絆を深めていきましょう。

焦らないことが大切です。ワンちゃんの警戒心をゆっくりとほどいて、近づきやすさを理解してもらうことは時間がかかります。それでもあきらめずに愛を示し続けるならきっと答えてくれるようになるでしょう。

みなさんはワンちゃんが大好きで、愛情をたくさん持たれていることでしょう。

そうであれば、ワンちゃんの愛情にも気を遣ってあげて、お互い認めあう中になれたなら素敵ですよね。是非ワンちゃんとの深い関係を楽しんでくださいね。

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2 チョコの飼い主
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叩くのはしたくないのですが、ゆうことを聞かない時はどうしたらいいか分からなくて、ダメやろしか言えないのです。ゆうことを聞かない時はどうしたらいいか教えてください。_|\○_オネガイシャァァァァァス!!

1 名無しさん
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人懐っこい犬でも、人への愛情が冷めるということがあるんですね。

うちのワンコの愛情がなくなったとしたら・・・

考えるだけでも悲しい(TT)愛情がなくならないようにしっかりと見つめていきたいと思います。