一人暮らしで犬の多頭飼い！メリット＆デメリット！！

お世話も大変になる

お世話も大変になります。

先住犬が教えてくれない場合もありますから、最初から自分だけでしっかりとしつけをしてあげる覚悟が必要です。

しっかりと2頭以上分のお世話ができる自信と時間があるでしょうか？

ワンちゃんにとってかわいそうなのはしつけもお世話も中途半端になってしまうことです。

仕事が忙しくて、幼い時に十分しつけができなかったワンちゃんはずっと影響をうけます。

そのようになってしまうのであれば、1頭に絞ってしっかりとしつけてあげたほうが良いでしょう。

トレーニングは倍以上の時間がかかるでしょう。

食事や散歩などは一緒にできますから、それほど時間がかからないかもしれません。

ブラッシングしてあげたり、シャンプーしてあげたり、歯磨きしてあげたりというお世話も多頭飼いゆえに怠ることがないようにできるでしょうか？

今現在どんなお世話にどれだけの時間がかかっているかしっかりと振り返ることができます。

その倍の時間が取られることを想定しておきましょう。

ワンちゃんの健康にも気を配ることができるでしょうか？

ワンちゃんの体調をチェックにかかる手間と時間も倍増します。

ワンちゃんたちにはそれぞれの個性や特徴がありますから、同じように世話していても体調に差が出てくるかもしれません。

1頭が病気になったときには、さらにお世話が大変になることをわきまえておきましょう。

病院に連れて行ったり、看病したりしている間、他のワンちゃんたちのお世話があまりできなくなるでしょうか？

そうした配慮や飼い主さんの時間的余裕にもあらかじめの考慮が必要でしょう。

性格の不一致

飼い主が望むのはワンちゃんたちの仲の良い姿ですね。

これも実は、確実ではないのです。

微笑ましい姿を想像していたとしても実際は犬同士の性格が合わず、喧嘩してばかりかもしれません。

そうなると飼い主の大きな目的やメリットが失われることになります。

単に仲の良い姿を見ることができないだけであればよいですが、通常はそうではありません。

飼い主がいない間に喧嘩を続けてエスカレートしているかもしれません。

寂しい思いをしないどころか、強いストレスを抱えたり、ケガをしてしまったりすることもあり得るでしょう。

性格が合わないワンちゃんにうまく対処することは非常に難しく時間がかかります。

はたして一人暮らしの飼い主にそれができるでしょうか？

自分が留守にしているときにワンちゃん同士で何かあっても助けてあげることができないことをしっかりと留意する必要があります。

多頭飼いをしようと考えているなら、自分の理想通りにならなかった場合にどのように対処するかも事前に決めておくようにしましょう。

いざとなればケージで分けたり、仕切りをして別々に生活させたりする必要があるかもしれません。

そうなったとしても最後までしっかりとお世話をする覚悟を持つことが大切です。

ワンちゃんに与える時間と愛情が少なくなる

ワンちゃんが1頭だけの時はワンちゃんとの濃密な時間を過ごすことができていたでしょう。

ワンちゃんに反応をしっかりと見て取って反応してあげたり、遊んであげたり、撫でてあげたり、声を掛けてあげたりしたでしょう。

自分の愛情をすべてワンちゃんに注ぐことができたはずです。

多頭飼いになるなら、1頭にかける時間と愛情はどうしても少なくなってしまいます。

もちろん同時に可愛がってあげることはできますが、同じような濃密さは難しいでしょう。

スキンシップをとったり愛情を注いだりする点で偏りがないようにすることはとても大変です。

ワンちゃんと飼い主にも相性がありますから、どうしても2頭以上だと偏りが出てしまいがちです。

しかし、そうなると、ワンちゃんが嫉妬したり、拗ねたりするかもしれません。

一人暮らしだとどうしても与えるものに限界があるので、この点も避けて通ることはできないでしょう。

このデメリットの大きさもしっかりと考えましょう。

あとあと後悔することがないようにしたいですね。

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実際のコメント

メリットとデメリットについてご紹介できました。

これから、実際に一人暮らしで多頭飼いした人のコメントやそれに対する意見をピックアップしたいと思います。

一人暮らしで雌4歳と2歳を飼っています。

2匹だとお留守番の時に寂しくないと思って多頭飼いすることにしました。

それぞれの性格もさんざん考えて決定しました。

しかし、飼い始めてすぐに後悔しました。

先住犬に与える時間が少なくなってしまったからです。

先住犬に寂しい思いをさせているのではないかと感じてしまいました。

幸いにも2匹の相性は良いようで、今は仲良く過ごしています。

しつけがとても大変です。

しつけがとても大切なことは自覚しています。

しかし、2匹同時にしつけることはできません。

1匹1匹に合わせてしつけなければいけません。

お留守番もトレーニングが必要です。

お留守番がストレスになるかならないかは飼い主のトレーニング次第です。

お留守番は1匹だとか2匹だとかいう問題ではないです。

老犬になったときのお世話も考える必要があります。

老犬の介護はとても大変ですが、それが同時に来る可能性もあります。

15年先の事まで考えてあげることが大切です。

安易な気持ちで飼わないように

多頭飼いでもすごく仲がいいという話を聞いて安易に決定しないほうが良いです。

私のところでも雌同士、1歳差ですが、相性がよくありませんでした。

すぐに喧嘩をしてしまって大変でした。

私の周りでも仲が良くならず後悔する人が多いです。

仲の悪さは何年か経ってようやく落ち着きました。

10年経ってやっと一緒に散歩できるようになりました。

1匹でもちゃんとお留守番できますよ

相性が良ければ2匹のほうが良いかもしれませんが、万が一のことを考えると賭けですよね。

うちはちなみに一人暮らしで1匹飼っています。

ちゃんとお留守番できています。

2匹だとお出かけしたときにも一人で面倒を見るのが大変かもしれません。

1匹でも愛情を十分注いであげる方がワンちゃんは寂しくないと思います。

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まとめ

一人暮らしで多頭飼いすることのメリットとデメリットをご紹介してきました。

メリットとしても良いものがたくさんありますが、やはりデメリットが目立つ印象ですね。

デメリットについてしっかりと考え、対策できる方は多頭飼いすることができるかもしれませんね。

実際に一人暮らしで多頭飼いされている方もおすすめしない方が多いようです。

ワンちゃん同士が仲良くなるまでに時間がかかることも覚悟が必要ですね。

一番大切なことは、私たち飼い主が幸せかどうかではなくワンちゃんが幸せに暮らすことができるかだと思います。

ワンちゃんの幸せは飼い主の一時的な感情ではなく継続的な実際のお世話やその覚悟にかかっていると言えます。

そのことをしっかりと把握できているなら、一人暮らしで多頭飼いを考えてみても良いのではないでしょうか？

ぜひ、しっかりと調べて決定を下してください。

いつもワンちゃんの幸せそうなしぐさや表情を思い返してください。

そうするなら、あなたにとっても納得のできる良い決定ができるでしょう。

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