犬は頭がいい!飼い主のことを喜ばせてくれる理由とは?

犬は頭がいい!飼い主のことを喜ばせてくれる理由とは?

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mofmo編集部

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人間社会において、相手の気持ちを察して行動することはよくあることですよね。怒っている人がいれば、それ以上怒らせないように行動するでしょう。気持ちをなだめるために話しかけることもあるかもしれませんね。 犬はどのように飼い主の気持ちを感じ取っているのでしょうか?

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犬が飼い主を喜ばせようとする理由

Cute dog smiling while lying on a wooden floor with its nose up showing white teeth

Sascha Christian/shutterstock.com

犬が飼い主さんを喜ばせる方法も知ることができました。犬は態度や行動には、飼い主の気持ちに対する配慮が表れているのです。

では、犬が飼い主を喜ばせようとする理由は何でしょうか?喜ばせる方法は様々ですが、喜ばせる理由も様々なのでしょうか? これから犬が飼い主を喜ばせようとするいくつかの理由をご紹介したいと思います。

大好きだから

大好きな人にはいつも微笑んでいてほしいものですよね。犬は飼い主さんたちの事が大好きです。きっと、飼い主さんが心から愛して、お世話してくれたのでしょう。一緒に過ごした年月が長いほど、その愛情も深まっていくものです。

飼い主さんが大好きな犬は、喜んでもらうためにいろんなことをするでしょう。ご主人様が笑っていることを犬も心地よく感じるのです。

単純な理由ですが、一番素敵な理由でもありますね。きっと皆さんが「犬が大好きだから」という理由で、犬を愛してお世話してあげたのと同じなのではないでしょうか?犬も「飼い主さんが大好きだから」という理由で、飼い主さんを喜ばせようとしているのです。

ご主人様に元気になってほしい

犬はご主人様に元気がないことをすぐに察知します。近づいてきて、顔を覗き込んでくることもあるでしょう。「ご主人様、大丈夫?」と声を掛けるようにして確認するのです。やはり元気が無いようであれば、何とかしたいと感じてくれるのです。

この時の犬の行動には驚かされます。元気になってもらおうと、はしゃいだりすることはありません。私たちの気持ちに合わせるように、ゆっくりと励ましてくれるのです。

ぺろぺろと舐めたり、身体をくっつけてくれたりするのです。犬たちのあたたかい体温がわたしたち心を少しずつ温めてくれるでしょう。

落ち込んだ時に、犬たちに慰められたという人は多いのではないでしょうか?犬たちはいつも忠実に私たちの事を慕ってくれます。犬はわたしたちにとっての本当に良いパートナーなのです。

構ってほしい

構ってほしくて、飼い主さんが喜ぶようなことを行なう犬たちもいます。これは甘えん坊の犬に多いかもしれません犬「ご主人様と遊びたい!」「一緒にいたいな~」「構ってほしいな~」と感じる時があるものです。

そんな時には自分から近寄ってきて、アピールすることでしょう。ご主人様の気を引くために、わざといたずらすることもありますし、喜んでくれるようなことをして構ってもらおうとするでしょう。

犬から甘えてきたり、スキンシップを求めてきたりすると、飼い主としてはうれしいものです。犬たちはその時の飼い主さんの反応を覚えています。「同じようなことをすれば、喜んでくれる」「構ってくれるに違いない」と考えて、同じ行動を繰り返すでしょう。

あまりにも「構ってアピール」が続くなら、私たちは困ってしまいますよね。こんな時は、あえて無視することができます。そうすることで、「構ってアピール」は効果が無いことを犬たちに学習させることができます。

もちろん、犬が寂しがっていることには変わりないので、時間を変えて構ってあげることは大切です。

ご褒美が欲しい

犬はご褒美が欲しくて、飼い主を喜ばせようとすることもあります。「ご褒美が欲しいから飼い主を喜ばせる」のは自分のメリットだけを求めているようで、悲しく感じるでしょうか?飼い主と犬の関係においては、それはあまり問題ではありません。

なぜなら、こうした気持ちを上手に訓練に用いることが出来るからです。

犬へのしつけは飼い主さんたちの大切な仕事の1つです。しっかりとしつけられた犬は、人間社会で上手に生きていくことができます。誰かに迷惑をかけることもなく、幸せに生活することが出来るでしょう。

犬が覚える必要のあるマナーはたくさんありますよね。効率よく覚えるためにはご褒美が非常に助けとなります。ご褒美の中でも特に分かりやすいものはおやつでしょう。

トレーニングがうまく出来た時に即座におやつを与えることで、どんな行動をすればおやつがもらえるかを理解してもらえます。同時に褒め言葉やスキンシップなどによるご褒美も与えることで、どんなことが飼い主に喜んでもらえる事かを知ってもらえることが出来ます。

このように訓練するなら、「飼い主さんが喜ぶ=ご褒美がもらえる」と考えてしまうようになります。

しょうがないことですが、おやつが欲しくて、飼い主を喜ばせようとすることも増えてくるのですね。

おやつが欲しくて喜んでもらおうとするのは、問題行動とは言えません。しかし、犬の動機が「おやつが欲しい」だけでは悲しいですよね。これには、褒め方にバリエーションを持たせることで対処できるでしょう。

上手にできた時におやつで褒める時と、おやつをあげずに言葉だけで褒める時を分けましょう。言葉だけでも犬がご褒美だと感じるようになると、おやつ欲しさの行動も減っていくことでしょう。

犬たちが「飼い主に撫でてもらうこと」「褒め言葉をかけてもらうこと」「一緒に遊んでもらうこと」「おやつをもらうこと」すべてをご褒美だと考えることが出来るようにしてあげましょう。そうするなら、主従関係として正しいものを保つことが出来るに違いありません。

怒られたくない

「飼い主さんに怒られたくない」ために、喜ばせるような行動をとることもあります。私たちもそうですよね。イライラしている人に対しては、少し気分を持ち直してもらおうとして声を掛けることがあるでしょう。

お母さんが怖い子供たちは、「いい子にしている」ことで怒られることを回避しようとするものですね。犬も同様です。敏感に飼い主さんの気持ちを察して、いい子でいるようするのです。

あまりポジティブな動機ではないかもしれませんが、正しい主従関係を築くには、健全な範囲での恐れは必要でしょう。

しっかりとしつけをするためには、犬を叱ることもあるはずです。犬にとって叱られることは嫌なことです。その時は飼い主さんの事を怖いと思うことでしょう。そうした経験が犬を賢く育てることになります。

当然ですが、飼い主さんがいつもイライラしたり、不当な怒りをぶつけたりすることがあってはいけません。犬を叱るのは正当な理由がある時だけです。また過度に大きな声を出したり、暴力を振るったりすることが無いようにしましょう。

虐げられた犬は飼い主を喜ばせようとするどころか、怯えて小さくなるだけです。

まとめ

犬が飼い主さんを意図的に喜ばせようとすることはあるのでしょうか?

犬飼い主さんたちの気持ちを敏感に汲み取ることが出来ます。相手の表情、声、においなどで、どんな気持ちを抱いているかを見抜いてしまうのです。飼い主さんの気持ちの変化が分かるので、態度や行動によって、喜ばせようとすることがあります。

その動機はどんなものだったでしょうか?基本的には飼い主さんが大好きだからです。嬉しそうにしている飼い主さんを見ていたいからでしょう。

元気がない時なども心配になって喜ばせようとしてくるでしょう。ご褒美が欲しくて行動することもあります。そのような傾向をしつけの際に上手に活用するようにしましょう。

私たちと犬との関係は一方通行ではなく、相互のものであることがわかりますね。ぜひこれからも良い関係を深めていってくださいね。

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