犬にまつわるジンクスって本当?どこまで信じていいの?

犬にまつわるジンクスって本当?どこまで信じていいの?

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mofmo編集部

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「犬を飼うと今期が遅れる」など犬に関するジンクスを聞いたことはありませんか?こうしたジンクスはどこまで本当のことなのでしょうか?信じていいものなのでしょうか?今回は犬にまつわるジンクスについてご紹介します。

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ワンちゃんに関連したジンクス

賢い犬

Brian Goodman/shutterstock.com

ジンクスにはたくさんの種類があります。数字、日付、持ち物などが一般的ですが、中には動物に関するジンクスもたくさんあります。

例えば「黒猫が横切ると縁起が悪い」などというジンクスは有名ですよね。他にも動物やペットに関連したジンクスはあるものです。今回は特にワンちゃんに関連したジンクスをご紹介したいと思います。

ジンクスとして言われていることは正しいのでしょうか?真実性やそのジンクスの捉え方などもお伝えできればと思います。

ワンちゃんを飼うと婚期が遅れる

女性と犬

Denis Kushnarenko/shutterstock.com

ワンちゃんのジンクスの中で最もよく耳にするのがこのジンクスではないでしょうか?友達にワンちゃんを飼おうと考えていることを相談すると「ワンちゃんを飼うと婚期が遅れるよ」などとアドバイスされるかもしれませんね。

ワンちゃんが大好きな人からすると「余計なお世話だ」と思ってしまうような一言ですよね。結婚に関しては悩みを抱えている人も多いため、ジンクスといえども、気になってしまう人も多いかもしれません。実際のところ、ワンちゃんを飼うと婚期が遅れることはあるのでしょうか?

ジンクスとして考えるのであれば、全く気にする必要はないでしょう。ワンちゃんを飼っている人は必ずしも婚期が遅れるわけではありません。

犬と人の結婚の因果関係はありません。子供のころから、家族としてワンちゃんと過ごしてきた人たちはたくさんいます。それらの子たちの結婚が遅れるという証拠はどこにもありません。

しかし、「ワンちゃんを飼うと婚期が遅れる」という言葉はジンクスと言うよりも、経験から来た体験談のような側面が大きいのも事実です。独身の人がワンちゃんを飼うとどのような変化が起こるでしょうか?

まず、ワンちゃんのお世話にかける時間がどうしても取られてしまいます。飼い主さんはワンちゃんのお世話を好んで行っているでしょうから、たくさんの時間がそちらに傾くことでしょう。

ワンちゃんを飼っていない人がお出かけしたり趣味に費やしたりする時間をワンちゃんに費やすようになるのです。ワンちゃんのお世話があるので、あまり長時間のお留守番を避けようとするでしょう。

外出の頻度が少なくなったり、仕事後もすぐに帰宅することが増えたりするかもしれませんね。

ですから、ワンちゃんを飼っている人とそうでない人を比べると、どうしても外出したり、他の人と一緒にすごしたり、新しい人と出会ったりする頻度は少なくなります。これらが婚期に影響してくる可能性は大いにありますね。

また、ワンちゃんを飼うことで「寂しさ」が無くなるかもしれません。独身ひとりで生活していると、どうしても寂しさを感じてしまうものです。お家の中には話し相手がおらず、知らず知らずのうちにパートナーを求めるようになるかもしれません。

「恋人が欲しい、結婚相手が欲しい」と思っているなら、そうした相手を探そうとすることでしょう。しかし、ワンちゃんを飼ってしまうと、その気持ちが薄れることもあるようですね。

お家にはいつでもワンちゃんが側で生活してくれるようになります。話し相手にもなってくれますし、一緒に出掛けたり、遊んだりする相手が出来ます。独身の方が感じてしまう寂しさを薄れさせてくれる存在なのです。

ワンちゃんと共に過ごしていると、「恋人がほしい」「結婚したい」と言う気持ちが小さくなるかもしれません。このことは婚期が遅れる理由となり得ますね。

これらの点を考えると、「ワンちゃんを飼うと婚期が遅れる」というのはジンクスというよりも、実際にそのような経験をしている人が多いので、経験談のようなものかもしれませんね。

ワンちゃんを飼ったとしても「婚期が遅れるかも」と不安になる必要はありません。ワンちゃんを飼っている利点を生かしましょう。

ワンちゃんを飼っている人はワンちゃんと一緒に出掛けることが多くなります。毎日の散歩に行きますし、一緒に公園や広場にお出かけすることもあるでしょう。そのような機会で出会いがあったりするものです。

ワンちゃん好きな人とも会うことが多くなるでしょう。ワンちゃん好きな人であれば共通の土台があるので、きっと会話も弾むはずです。ワンちゃんを飼ったとしても、そのことを積極的に捉えていけば、ジンクスを全く気にする必要はないでしょう。

このジンクスは人によっては敏感に感じ取ってしまう話題でもあるので、人に忠告するような仕方は辞めたほうが良いかもしれませんね。

人が亡くなると、ワンちゃんが遠吠えする

お墓と犬

Anne Richard/shutterstock.com

「人が亡くなるとワンちゃんが遠吠えする」というジンクスもあるようです。ワンちゃんが遠吠えしていると「どこかで人が亡くなったのかな」という人がいるかもしれませんね。また飼い主さんが亡くなった時などに遠吠えしているワンちゃんを想像することがあるのかもしれません。

ワンちゃんが遠吠えすると、人が亡くなってしまうのでしょうか?そんなことはありません。ワンちゃんはいろいろな理由で遠吠えすることがありますし、人が亡くなることと何の関係もありません。ワンちゃんの遠吠えには何の力もないので、それで人が亡くなることは無いでしょう。

逆に、人が亡くなったときにはワンちゃんが遠吠えすることがあるのでしょうか?これも直接的には何の関連性も見つけることが出来ません。

ワンちゃんが遠吠えする理由にはどんなものがあるのでしょうか?

ひとつにはワンちゃん同士のコミュニケーションがあります。遠くでワンちゃんが遠吠えしているときに、つられて遠吠えすることがあるようです。サイレンなどに反応して遠吠えするワンちゃんがいますが、これはサイレンがワンちゃんの遠吠えの周波数と似ているからです。

吠えることや遠吠えはコミュニケーションの1つなので、何かを伝えたい時は遠吠えすることがあるのでしょう。他にも、ストレス解消として遠吠えすることもありますし、寂しい気持ちを表わす時に遠吠えすることがあるようです。

ワンちゃんが遠吠えする理由を知ると、「人が亡くなるとワンちゃんが遠吠えする」というジンクスができた理由も何となく察することが出来るかもしれませんね。

飼い主さんの体調が悪くなったり、亡くなったりするときにワンちゃんは強い孤独を感じることでしょう。これまで一緒に過ごしてきた飼い主さんがいなくなってしまうと感じて、悲しくなってしまうのです。この気持ちから遠吠えすることは十分あり得ます。

また、亡くなる時には救急車が来るものです。救急車のサイレンが遠くでなると、それにつられて遠吠えすることがあるでしょう。実際にサイレンに直接つられなくとも、サイレンにつられたワンちゃんの遠吠えから連鎖していき、遠くのワンちゃんが遠吠えすることもあります。

また、ワンちゃんが飼い主さんの不調を察して、助けを呼ぼうとして遠吠えすることも十分考えられます。飼い主さんが既に亡くなっていることもあるでしょう。その場合には、周囲の人は、「人が亡くなっている時に遠吠えしている」という認識かもしれませんね。

これらの点を考えてみると、「人が亡くなるとワンちゃんが遠吠えする」というジンクスも、因果論的なものではなく、実際の経験などにもとづいたものなのかもしれませんね。

ワンちゃんが遠吠えしたからといって「不吉だ」「人が亡くなる」と考えたり、誰かに伝えたりする必要はないでしょう。偏見のような見方をする必要はありません。しかし、実際に人が亡くなったときには、ワンちゃんが吠えることもあると知っておいてもよいですね。

ワンちゃんが草を食べると大雨になる

草を食べる犬

a katz/shutterstock.com

ワンちゃんの日ごろの仕草や行動をジンクスのようにとらえているものもあります。「ワンちゃんが草を食べると大雨になる」というジンクスもまさしくそれに含まれるでしょう。日本ではあまりなじみのないジンクスかもしれませんね。

実際にワンちゃんが草を食べると大雨になるのでしょうか?はっきりとした根拠はないでしょう。雨などの自然による影響はジンクスと関連させることが多いようでね。自然の力は時に人に恵みを与えるものですし、強い被害を与えることもあります。こうした事に強い関心を抱いていた人たちがこのようなジンクスをつくったのかもしれませんね。

ワンちゃんが草を食べることには、しっかりとした目的があります。基本的には胃の中をきれいにするために草を食べることが多いです。

良くないものを食べたり消化不良を起こしたりしている時に、草を食べて胃を刺激して胃の中のものを吐き出すことがあります。ワンちゃんの体調管理の一環ですので、心配する必要はありません。

ワンちゃんが草を食べる理由を知ると、このジンクスが信ぴょう性のないものであることが分かりますね。

あえて関連性を考えてみるならば、大雨の前は湿度が高くなることを考慮できます。高い湿度はワンちゃんの体調や、食べようとする草に影響を与えるでしょう。湿度による影響でワンちゃんが草を食べることはあるかもしれません。

「ワンちゃんが草を食べると大雨になる」と言うジンクスはご紹介したもののなかでは一番ジンクスらしいと言えますね。

ワンちゃんのジンクスに対して正しい考え方をしよう

少女と犬

TierneyMJ/shutterstock.com

ワンちゃんに関係したジンクスをご紹介することが出来ました。本来のジンクスに対してもそうであるように、ワンちゃんのジンクスに対しても、正しい考え方を持っていたいものです。

実は知恵が含まれていることが多い

二匹の犬

Diana_Badmaeva/shutterstock.com

ワンちゃんに関係したジンクスはいくつかあります。しかし、大抵の場合は、ジンクスと言うよりも実際の関連性がある経験談や知恵のようなものが多いことが分かります。ですから、ジンクスのような言葉を聞いたときに関連性をしっかりと考えてみるようにしましょう。

ワンちゃんのジンクスによって、ワンちゃんを偏った見方で見てしまうことだけはないようにしましょう。私たちや周囲の人の偏見でワンちゃんに悪い影響は与えたくないですよね。むしろ、私たちがワンちゃんの習性を知ることで、それを生活の知恵として生かすことができます。

ワンちゃんと一緒に暮らすことによって、私たちの生活は確かに影響を受けます。そうした変化を良いものとしてみるようにしましょう。

積極的な見方で変化を受け止めるなら、必ず良い結果に繋がることでしょう。そのようにできるなら、ワンちゃんにおけるネガティブなジンクスは吹き飛ばしてしまうことが出来るのです。

信じている人がいることも考える

愛されている犬

simona pilolla 2/shutterstock.com

私たちがワンちゃんのジンクスをどうとらえるかは自由でしょう。しかし、周囲の人もそうであることを配慮してあげましょう。

ジンクスを深く信じている人が、私たちにアドバイスしてくことはあり得ます。また、私たちの言動によって信じている人の気持ちを不必要に傷つけることが無いようにもしたいものですね。

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