犬の怖がりは治せる?克服させるための対策方法のまとめ

犬の怖がりは治せる?克服させるための対策方法のまとめ

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mofmo編集部

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犬がいろいろなものを怖がってしまうと困りますね。犬が何かを怖がるとき、どんな理由が考えられるのでしょうか?特に怖がりの犬は何が原因なのでしょうか?またどうすれば怖がり癖を改善することができるのでしょうか?

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怖がりを治すにはどうしたらよい?~子犬期~

子犬と赤ちゃん

Hannamariah/shutterstock.com

愛犬が怖がりになるのは子犬期の環境が大きく影響することは分かったのではないでしょうか?

でしたら子犬期に社会性を身につけさせ怖がらない犬にさせるために、何ができるでしょうか?

環境に慣れさせる

犬は知らないものを怖がる傾向にあります。ですからまずは環境に慣れさせることが必要です。そのために散歩で外に連れて行くことは大切といえます。

外に出ることを怖がっているなら、まずはだっこして外に連れてみてはいかがですか?仔犬にとって飼い主は安心できる存在です。飼い主の腕の中で外の環境に少しずつ慣れさせることができます。慣れてきたら地面におろして徐々に歩かせます。

時間をかけて少しずつ訓練していきましょう。

人に慣れさせる

かわいい子犬

Elena Efimova/shutterstock.com

特に室内飼いしている犬の場合は、家族以外の人間との接触の機会が少ないため、知らない人を怖がります。怖いためにやたらと吠えたり、噛みついてしまうこともあるかもしれません。そうならないためにもいろいろな人とコミュニケーションを取るよう助けましょう。

その良い機会が散歩です。散歩の時にいろいろな人と出会うことで様々な人を知ることができます。

友人にお願いして会ってもらったり、家に来てもらって練習するのも一つの方法です。子犬が興味を示すまで辛抱強く待ってもらい、興味を持ってきたらまずはにおいをかがせます。においを嗅ぐことができたらしっかり褒めましょう。これを繰り返すことで徐々に人に慣れていくことでしょう。

怖がりを治すにはどうしたらよい?~成犬~

子犬の頃から様々な環境や人に慣らしてくことで、成犬になった時に極端に怖がらない犬に成長させることができます。

しかし成犬になってからも人間嫌いや犬嫌いは克服することができます。もちろん子犬と違って克服するのには時間がかかりますが、克服は可能です。諦めないでください。

人や犬に慣れさせる

人に慣れる犬

Shift Drive/shutterstock.com

まずはアイコンタクトを取る訓練から行いましょう。威嚇以外のアイコンタクトは信頼の証です。名前を呼んで目を合わせることを段階的に訓練していきます。

また基本的な訓練である「おすわり」「まて」を覚えさせましょう。これによって犬が我慢できるようになり飼い主との信頼関係を築くことも可能になります。他の人や犬の慣れさせる前にこの訓練ができている必要があります。

これらの訓練ができるようになったら、いよいよ他の人間や犬に慣れさせる訓練です。

友人に協力してもらい人に慣れる訓練を行います。威嚇して噛むことがないようリードは付けた状態で行います。

目を合わせず低い姿勢を保ったまま犬の方から興味を持ってもらうのを待ちます。興味を持ってもらったら手の甲のにおいを嗅がせましょう。おとなしくにおいを嗅げたら飼い主はたっぷり褒めます。この繰り返しで人に慣れていきます。

他の犬に慣れるためには、おとなしい友好的な犬に協力してもらうと良いでしょう。

リードにつないだ状態で他の犬と接触を図ります。いきなり近づけるのではなくまずは意識しつつも反応しない距離を保ちます。慣れてきたら徐々に近づけましょう。同じ空間にいつつも少し離れた距離で様子を見、少しずつふれあえるようにします。しかし万が一に備えてリードは常に使用してください。

音に慣れさせる

特定の音に怖がっている犬の場合は、音に慣れさせることが必要です。犬が音に慣れるように苦手としている音源をインターネットなどで探して聞かせます。始めは小さな音から聞かせて、怖がらなかったらたっぷり褒めてご褒美をあげましょう。徐々に音量を上げてその音に慣れさせます。

音慣らし訓練は、本物の苦手な音がならない時に行いましょう。雷の音に慣れさせたいのでしたら、晴れた雷がならないような時期に行うようにできるでしょう。

あくまで最初は小さな音から始めて、徐々に大きな音にし、最終的には本物の音を聞かせます。無理やりの訓練は怖がりを助長してしまいかねません。毎日の地道な訓練が功を奏します。

外に慣れさせる

森を散歩する犬

CandyBox Images/shutterstock.com

社会化不足や何らかのトラウマによって外を怖がっている犬の場合はどうしたら良いでしょうか?

まずは散歩に行くとき、飼い主さんが抱っこした状態で外出してはいかがでしょうか?抱っこしていれば飼い主が一緒なので愛犬も安心します。そしてまずは外の空気、におい、音に慣れさせます。始めは短時間でかまいません。慣れてきたら下におろして少し歩かせてみても良いでしょう。

抱っこして外に出たら他の犬や人があまりいない広場に連れて行きます。そして少し自由に歩かせてみます。帰り道は来た道を戻ってルートも一緒に覚えさせることができるでしょう。

良くできたら褒めることを忘れないでください。おやつなどのご褒美を与えるのも良いでしょう。こうして外の環境に慣れさせれことで散歩をすると良いことがある。そして外に危険はない、怖がらなくても良いと思わせることができます。

首輪が苦手、リードに慣れていない犬の場合はどうしたらよいでしょうか?

首輪を嫌がる犬に対してははじめはハンカチやリボンを使って犬の首を触り、慣れてきたら首に巻いてみましょう。おとなしくできたら褒めてご褒美を上げます。ハンカチやリボンに慣れてきたらいよいよ首輪を付けます。首輪をつけてもおとなしくできていたら、たっぷり褒めてご褒美をあげましょう。

この繰り返しで首輪をつけると良いことがあると思わせることができます。普段から首輪をつけることで特別のものという意識をなくすこともできます。

特に家の中で自由にしている室内犬の場合は、リードは自由を奪うものと思って嫌がる傾向にあります。

この場合は普段からリードを使って慣れさせます。時には家の中でリードを付けたまま放置しても良いでしょう。リードを引きずったまま自由にさせます。これでリードを怖がら亡くなるでしょう。

まとめ

おびえる犬

Leonid and Anna Dedukh/shutterstock.com

ただでさえ犬は怖がりですので、怖がり癖を持っている犬のストレスは計り知れません。

しかし何歳になっても、時間がかかったとしても怖がりを克服することは可能です。毎日少しづつ訓練を行いいろいろなものに慣れさせていきましょう。

できることでしたら子犬の頃から社会性を身に着けさせることが一番の解決策です。

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