犬にナスを与えても良い?効果を高める食べ方とは?ナスのレシピも紹介します!

犬にナスを与えても良い?効果を高める食べ方とは?ナスのレシピも紹介します!

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夏野菜の代表とも言える「ナス」は、近年その栄養価にも注目が集まっており、人気の野菜となっています。では犬にとってナスは栄養価がある野菜なのでしょうか?ナスは犬が食べても大丈夫な野菜でしょうか?ここでは犬にナスを与えても良いのか、与え方やレシピに至るまですべて解説しています♪

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ナスと組み合わせたいおすすめ食材

どれを組み合わせよう?

Linda Vostrovska/shutterstock.com

ナスは特別栄養価の高い野菜ではありませんが、有効成分が含まれたパワーのある野菜であることが分かったのではないでしょうか?

せっかくの素晴らしい素材をもっと生かすために、ナスと相性の良い、成分をうまく活用できる食材を紹介したいと思います。

ナス・おから・胡麻

ナスと組み合わせると良い食材に「おから・胡麻」があります。

ナスに含まれているナスニンには血液をサラサラにする効果があり、おからには食物繊維が豊富に含まれているため腸内環境を整えてくれます。さらに、ゴマにも血液をサラサラにする効果のあるオレイン酸が含まれているため、これらを摂取することによって動脈硬化予防や血中コレステロール減少が期待できるのです。

ナス・シイタケ・にんじん

続いて紹介する食材の組み合わせは「シイタケとにんじん」です。

ナスのナスニンは強力な抗酸化作用があるためがん予防が期待できます。またシイタケに含まれているベータグルカン、ニンジンに含まれているベータカロテンもやはりがん予防や抗がん効果があるといわれています。ですからこれらの組み合わせによってがん予防が期待できるのです。

ナスを使ったおすすめレシピ

ナスの調理法

Elena Hramova/shutterstock.com

ナスを使ったおすすめの手作りフードを2つ紹介したいと思います。

「ナスのあんかけうどん」

うどん、ナス、カボチャやニンジンなどの野菜、あさり、片栗粉を準備します。

野菜はフードプロセッサーで細かくみじん切りにしておきます。

あさりとみじん切りにした野菜を鍋に入れて煮たたせ、だしを取ります。殻付きのあさりの場合はここで殻を外しておきましょう。そこへうどんを投入し最後に片栗粉でとろみをつけます。

これで完成です。アサリや野菜からのだしで十分味があるため、余計な味付けをする必要はありません。とても簡単なレシピです。

ナスのナスニン、あさりのフロム、亜鉛などの働きによって血管強化や糖尿病予防効果が期待できるレシピです。

「夏野菜のサンド」

夏野菜のナスとトマト、鶏ささみ、パン、しょうが、バターを準備します。

ナス、トマトを5~7ミリ程度の厚さに切っておきます。ささみも一口大、半分の厚さに切っておきましょう。フライパンにバターとすりおろしたしょうがを入れて加熱し、ナスと鶏ささみを焼きます。

焼きあがったらナス、トマト、ささみをパンにはさんでラップで包みなじませます。これで完成です。こちらもとても簡単なレシピです。

夏野菜のトマトとナスは火照った身体の熱を逃がす効果があるため、夏バテ予防に良いでしょう。しかし体が冷え切ってしまわないようにしょうがを使うことで冷えを防止し、血行の流れを良くしてくれます。またカリウムの効果で利尿作用も良くし、むくみ解消にもなります。

今回は2つの簡単レシピを紹介しましたが、他にもインターネットで検索するとたくさんのナスを使ったレシピが見つかりますよ。

犬にナスを与える際のポイント

ナスのおもちゃを持つ犬の手

MitchyPQ/shutterstock.com

犬にナスを与えるときは以下の2つの点を意識してください。

他の野菜と組み合わせて与える

ナスはポリフェノールの一種であるナスニンが多く含まれており、ナスニンは強力な抗酸化作用や血液サラサラ効果が期待できます。とはいえ他のビタミンやミネラルは少なく、ナスだけで栄養を摂取することは難しいでしょう。

ですから他の野菜と組み合わせて与えることをおすすめします。例えば、上記で見たようなニンジンやシイタケといった他の野菜と組み合わせることで、栄養をまんべんなく摂取できるでしょう。

あくまでもメインはドッグフード

本来肉食動物である犬が一番必要な栄養素は、肉や魚から摂取できる「動物たんぱく質」です。

犬は動物性たんぱく質から筋肉や皮膚、内臓を作ります。ですから健康維持にたんぱく質は欠かすことができないのです。

こうした犬の栄養素をよく考えたのがドッグフードです。特に肉や魚をメイン原材料に使用したドッグフードを選ぶようにしましょう。できれば肉や魚も質の良いものを使用していると安心ですね。

手づくりフードをしている方でしたら、メインは肉や魚にしてナスはトッピングの位置づけにしましょう。

ナスの選び方や保存方法

ナスを切っている

GTbov/shutterstock.com

せっかくですから新鮮なナスを選んで栄養あるナスを愛犬に与えたいですよね?

では新鮮なナスの見分け方を見てみましょう。

新鮮なナスの選び方

どんなナスを選んだらよいでしょうか?

・ヘタ ヘタが黒くてとがっているものは新鮮です。固くて切り口も新鮮なものを選びましょう。

・皮 新鮮なナスは皮も濃い紫紺色をしています。ツヤやハリがあって弾力のあるものを選びましょう。表面がしわしわしていたり傷があるものは避けましょう。茶色く変色しているものは傷んでいます。

ナスを持った時に軽いものは中がスカスカになっていることもあるので、多少重みのあるものの方がよいでしょう。

・切り口 特にヘタの切り口を見てください。切り口が黒くなっていたり変色しているものは鮮度が落ちている証拠です。切り口がみずみずしいものを選びましょう。

ナスの保存方法

ナスは低い気温や乾燥に弱い性質を持っています。またナスは夏野菜なので冷蔵庫に入れる必要もありません。冷蔵庫に入れて保存したら変色してしまった。という経験をされた方は少なくないことでしょう。

通常は常温保存ができます。気温が高くなってきたらビニール袋に入れて、密封はせずに新聞紙等に包み、冷蔵庫の野菜室で保存すると良いでしょう。

いずれにしてもナスは長期保存はできません。古くなると種が変色したり、硬くなったり、風味が落ちてきたりします。栄養価を十分摂取するためにも、できれば2,3日以内に食べきると良いでしょう。

まとめ

今回は犬はナスを食べても大丈夫なのかどうかについて紹介しました。

ナスは栄養価のない野菜と思われがちですが、ナスニンという強力な抗酸化作用があるおどろくパワーを秘めた野菜です。犬がナスを食べて中毒を起こすということもないので、犬にとっても素晴らしい野菜であるといえるでしょう。

中にはアレルギーを起こす犬や、体調によって体が受け付けない時もあるかも知れません。しかし与え方を気をつければ特に問題のない良い野菜といえます。

微量ながらアルカロイドという天然の毒を含んでいるため、大量に与えないように気をつけましょう。特に葉や茎、芽には多く含まれているため、これらを愛犬が食べてしまわないように注意してくださいね。

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