犬を多頭飼いするメリットとは?相性のいい犬種や多頭飼いの条件について知る!
犬が好きな方にとって、愛犬に囲まれて毎日を過ごすこと以上の喜びはないでしょう。犬が複数いると犬同士の交流やコミュニケーションを見て楽しむこともできます。では犬を多頭飼いする場合にどんな点を覚えておくと良いでしょうか?相性の良い犬種や条件についてまとめてみました!
そもそも多頭飼いに向いていない性格や気質の犬
Grigorita Ko/shutterstock.com
相性を考える以前に、そもそも多頭飼いに向いていない性格や気質の犬も存在します。いくつか例をご紹介します。
攻撃的過ぎる
非常に攻撃的な犬は、どんな犬種や性格の犬に対しても荒々しく当たってしまいます。稀に飼い主にも攻撃的な犬がおり、そういった気質の犬は他の犬を見かけてもやたらと突っかかっていってしまうことがあります。
そのような場合、新たに犬を迎えるとトラブルが増えるだけで一向に上手くいかない可能性があります。
あまりにも仲良くできない場合、新しい犬や間に入ろうとした飼い主をケガさせることもあり、どんなにトレーニングしようとしたとしても全く効果がないこともあります。
無理にトレーニングにこだわるよりは、素直に多頭飼いを諦める方が賢明でしょう。
臆病過ぎる
臆病なのも、多頭飼いするのに障害となり得ます。臆病な子そのものは悪くないのですが、多頭飼いすることで一気にストレスを溜めて体調を崩したり、問題行動が増えたりするかもしれません。
あるいは、臆病であるがゆえに身の危険を感じ、逆に攻撃に出てしまうということも考えられます。
徐々に慣れさせるのは大事なことですが、いつまで経っても近寄ろうとせず、物陰に隠れたりいつも距離を取ろうとしていたりするようであれば、臆病で大きなストレスを感じている可能性が考えられます。やはり無理な多頭飼いはやめるより他はないかもしれません。
体格差
体格差が大きすぎると、犬同士の相性が良くても思わぬケガや事故が発生する危険性があります。特に、小型犬と大型犬という組み合わせは、移動や散歩の際の通常の接触や触れ合いが転倒や骨折などの事故につながってしまうかもしれません。
特に、名前を呼んだ時やインターホンが鳴った瞬間など、パッと動き出した瞬間にぶつかってしまい、体格の小さい方が怪我することがあります。
散歩に同時に連れだす際にも注意が必要です。というよりも、体格差があまりにも大きい場合は一緒に連れて行くべきではないでしょう。1人で2匹を同時に連れて歩く場合は、片方が怪我しやすい状況になってしまったり、怪我はしなくてもストレスが溜まったりしてしまうからです。
散歩は犬にとってストレス発散の貴重な機会であるため、散歩がストレスを溜めてしまう要因になってしまうと、もはや逃げ道を失って体調さえ崩してしまうこともあります。
まとめ
Javier Brosch/shutterstock.com
思い付きでもう1匹迎えて思いのほか上手くいったというケースもあれば、よく考えてもう1匹を選んだはずなのに、想像以上に苦労したというケースもあるでしょう。
繰り返しになりますが、多頭飼いのデメリットは個体差に左右されることもあり、成功を左右する法則のようなものはありません。
私たち飼い主に出来ることは、出来るだけ備えておくということだけかもしれません。
しかし、それでも先住犬の気質を今一度考えてみたり、迎える犬の性格を調べておくなどすると、ある程度多頭飼いの生活に備えることが出来るでしょう。
特に、先住犬との主従関係をしっかりと作っておくことは重要です。今飼っている犬が飼い主にまったく従わない場合、新しく犬を迎えても状況が良くなることはないからです。
今まで長く飼っている犬であれば、程度の差こそあれそれなりの主従関係が出来ているはずです。そのため、1匹目を飼い始めてからまだ日が浅い場合、まずは1匹目のトレーニングを一通り済ませてから2匹目を迎えるのが賢明です。
やむを得ず2匹同時に飼い始めなければならない場合や、体格差や性別、あるいは年齢差が理想的でないような飼い方をすでに経験なさっている方はどうしたら良いでしょうか?
ドッグトレーナーに依頼してトレーニングしてもらったり、単純に2匹の距離を離すことでかなりの程度穏やかに過ごせるようになったりするかもしれません。
すべてケースバイケースであるため、出来るだけ愛犬たちが快適で穏やかに暮らしていけるように工夫してあげてください。
デメリットと言われていることも、時と共に受け入れられる環境になっていったり、以前ほど苦労と思わなくなったりすることもあります。あきらめなければいずれは多頭飼いならではの幸せや喜びを感じられるでしょう。
帰宅した際に、2匹以上が自分のもとへ駆け寄ってきてくれたり、2匹が楽しそうにじゃれ合ったりする様子を見るのは幸せ以外の何物でもありません。
物音がすると一緒に窓をのぞき込んでみたり、寄り添って眠ったりする様子を観察できるのも飼い主冥利に尽きます。
年齢や慣れなどによってそれぞれの犬たちが落ち着いてくれば、毎日賑やかで笑いの絶えない家庭を楽しめるようになります。大変なことも多くなりますが、その分癒しや幸せ効果も得られるのが多頭飼いです。
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