中型犬って飼いやすい？中型犬のメリットや飼う際の注意点を紹介します！

おすすめの飼いやすい中型犬10選

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ではオススメの中型犬を10種類見ていきましょう。

柴犬

日本を代表する柴犬は国の天然記念物にも指定されています。飼いやすい中型犬として人気もありますね。体重は9㎏～14㎏くらいで、柴犬は日本犬の中では一番小さいので、小型犬として分類される場合もあります。ただ、多くのペット保険会社やトリミングサロンでは中型犬として扱うところが多いようです。

柴犬は日本国内で飼育頭数が多い人気犬種ですが、海外でも人気を集めはじめているようです。運動能力に優れていて自立心が強いところがありますが、その反面飼い主には甘えん坊で忠実でもあるのが魅力です。飼い主や家族には忠実ですが、警戒心が強いところもあるので番犬としても活躍しますよ。

日本の土着犬で、もともとは小動物や鳥を狩る猟犬として活躍していました。我慢強くタフな犬種なので日本の気候にも馴染みやすいです。運動量が多いので散歩は多めにしてあげるといいでしょう。

フレンチブルドッグ

フレンチブルドッグも理想体重が8㎏～14㎏とされているので小さめの中型犬です。がっしりとした体つきをしていて、もともとは闘犬であるブルドッグを異種交配して作り出されたので強面な顔つきをしていますが、実は家庭犬に向いた性格をしているとても飼いやすい犬種です。

原産国のフランスで、平和的な性格のパグや陽気な小型テリアを交配して、見た目とは正反対の穏やかで愛情深い性格に作り出されました。家族思いでフレンドリーですが、見た目通りのユニークさも備えているとして人気のある犬種です。

フレンチブルドッグは短頭種なので暑さや寒さに弱く、激しい運動には向いていません。肥満にならないようにある程度の散歩時間は必要ですが、季節や天候によって工夫が必要になるでしょう。

ウェルシュ・コーギー・ペンブローク

エリザベス女王が愛したことで有名なウェルシュ・コーギー・ペンブロークは、一般的にコーギーとして知られています。理想体重も10㎏～13㎏ほどで、中型犬の中でも小さなほうです。胴長短足でユニークな見た目をしていますが、もともとは牧羊犬だったので運動量がとても多いです。

フレンドリーで頭のいい犬種ですが、警戒心が強いため吠え癖や噛み癖がついてしまうことがあるので小さいころからのしっかりとしたしつけが必要です。社交的な性格なので子供のいる家庭やほかのペットがいる家庭でもすぐに馴染むことができます。

食欲が旺盛ですが、胴長短足の犬種ゆえに肥満になると足腰に大きな負担がかかってしまいます。そのため食事制限が必要です。表情豊かな犬種としても知られているので、ウェルシュ・コーギー・ペンブロークの笑顔に癒されることになるでしょう。

ビーグル

スヌーピーのモデルにもなっているイギリス原産のビーグルも人気の高い中型犬の一種です。ウサギ狩りで活躍してきた歴史があり、集団行動を取ってきたことから、とてもフレンドリーな性格をしています。子供のいる家庭や多頭飼いをしている家庭でも受け入れやすい犬種です。

体重は8㎏～14㎏で、体も比較的丈夫だと言われています。猟犬だったこともあり、飼い主に従順ですし忍耐強さも兼ね備えています。活発で遊び好きなビーグルは家族の人気者になること間違いないでしょう。

食欲が旺盛ですが、太りやすい体質をしているので、食事管理や散歩などの運動に気をつけましょう。また体のわりに大きな声で吠えるので、無駄吠えをしないようにしっかりとしつける必要があります。

日本スピッツ

真っ白でフワフワとした被毛が特徴的な日本スピッツは、「犬は番犬」だという常識を覆して飼い犬として大ブームを引き起こした犬種です。一時期はペットとして大人気でしたが、生まれてすぐに親兄弟から引き離されたり、知識不足でしつけ方がうまくいかなかったりして問題行動を起こす個体もいたため、「よく吠えるうるさい犬」としてのレッテルを張られることになってしまいました。

それでも日本スピッツの愛好家やブリーダーたちの努力によって、ブームの時よりも穏やかな性格で無駄吠えの少ない子が誕生するようになりました。日本産でありながら日本での個体数は減少気味にありますが、欧米では人気の高い犬種として知られています。

豊かな被毛を持っているため、日本の暑い気候は得意ではないので注意が必要ですし、被毛の手入れにも手間がかかります。でも賢くて物覚えがいい犬種なので、しつけはそれほど難しいくないと言われています。愛情をもって接すること、子犬の時から社会性を養うようにすることによって良き家族の一員となることでしょう。

アメリカンコッカースパニエル

ディズニー映画「わんわん物語」の主役のモデルになっているのがアメリカンコッカースパニエルです。明るくてポジティブな性格を持つアメリカンコッカースパニエルは、犬の飼育が初心者だという人でも安心して飼うことができる犬種です。体重は11㎏～15㎏で、長くて滑らかな被毛が特徴的でもあります。

学習能力が高いのでしつけやすく、家族以外の人にもフレンドリーです。性格は穏やかですが、遊ぶのが大好きで活発で、飼い主には甘えん坊なところもあります。イギリスからやってきたコッカースパニエルがもとになっていますが、1945年に「アメリカンケネルクラブ（AKC）」によって別の犬種として登録されるようになりました。

シェットランド・シープドッグ

シェットランド・シープドッグはイギリス原産の中型犬です。シェルティーという愛称で親しまれており、100年ほどの歴史のある犬です。牧羊犬として活躍してきた犬種ですが、ショードッグとしても人気を得ていたため、長年の歴史の中で理想体重が安定していないという特徴があります。

作業犬として活躍しているシェルティーは10㎏以上、大きい個体だと20㎏近くにもなることがありますが、ショードッグの場合は6㎏～8㎏程だったりもします。そのため、中型犬であるという人もいれば小型犬だという人もいるんです。

牧羊犬だったこともあり、体の割にはスタミナがあります。筋肉質で軽やかに動くので、活動的な飼い主さんにおすすめです。繊細なところや牧羊犬としての警戒心があるので、番犬としての素質も兼ね備えています。賢くて理解力があるので、きちんとしつければ従順なパートナーになるでしょう。

ボストンテリア

白と黒のタキシードを着ているように見えるボストンテリアは「アメリカ犬界の紳士」などと呼ばれて世界中で愛されている犬種です。ボストンテリアの体重は6.8㎏未満～11.4㎏ほどまで3つに分けれています。ヘビー（大型）のボストンテリアは中型犬として見ることのできる大きさになります。

フレンチブルドッグに似ていますが、ややスリムで顔のしわも少ないのが特徴です。とても賢くて性格が穏やかなことから飼いやすい犬種として日本でも人気があります。無駄吠えが少なくて体も丈夫だという評判も得ています。

食べ過ぎて太りやすいタイプの犬種ですし、短頭種に属するため体温調整が苦手なので、肥満や気候の変化に気をつけてあげる必要があります。しわが少ないことや被毛が少ないため、手入れは比較的楽だと言われています。

バセットハウンド

フランス原産の狩猟犬バセットハウンドは18㎏～27㎏ほどの中型犬です。大きな頭、たるんだ皮膚、大きな耳、胴長短足の体形が特徴的です。かつてマリリン・モンローが飼っていたことでも知られています。穏やかでフレンドリーな性格をしているので家族みんなと仲良くできる犬種です。

嗅覚に優れている狩猟犬として活躍していた歴史があるため、においに対する執着心が強いと言われています。マイペースですが頑固な一面もあるので、散歩中ににおいが気になって探索に熱中してしまうこともあるようです。賢くて従順な性格でもあるので、根気強くしつけを行うようにしましょう。

ボーダーコリー

イギリス原産の牧羊犬ボーダーコリーは、体重が14㎏～20㎏ほどの中型犬です。運動神経が良く、責任感のある働き者として知られています。作業意欲のある犬種なので、頭と体を使う仕事を与えることによって落ち着いた子に育てることができます。

その反面、運動不足や好奇心が満たされない場合はストレスが溜まって問題行動を起こすことがあるので、活動的な飼い主さんにおすすめの犬種です。犬の中ではトップクラスの賢さを持っていますが、そのぶん悪知恵も働かせるので、子犬の頃からの一貫したしつけが必要です。飼い主にはリーダーシップの強さが求められるでしょう。

まとめ

飼いやすい中型犬10選をお届けすることができましたがいかがでしたか？中には小型犬として分けられる犬種もいますが、あまり大きな犬は自信がないという人におすすめできますよ。

今回紹介した犬種以外にもたくさんの中型犬がいるので、気になる人はどんどん調べてみてくださいね。中型犬とはいえ力の強い犬種も多いので、きちんとしたしつけをしてコントロールできるようにしたいですね。たくさんの愛情を注いで飼育することによって、理想的な家族の一員になることでしょう。