犬と猫を同時に飼うことはできる?飼い方のポイントや注意点をご紹介します!

犬と猫を同時に飼うことはできる?飼い方のポイントや注意点をご紹介します!

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空前のペットブームで、犬や猫を飼う人が増えてきています。どちらを飼うか迷う方も多いと思いますが、犬か猫かなんて選べない、どちらも飼いたいという方もいることでしょう。ここでは、犬と猫を同時に飼うことができるのか?上手に飼うためにはどうしたらよいのか?4つのポイントや注意点からご紹介していきます!

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犬猫の相性を観察する

仲良し

Chendongshan/shutterstock.com

犬と猫を一緒に飼う前に、それぞれの相性や性格を観察しましょう。すでに先に飼っているペットがいる場合は、その子の性格を考慮して次のペットを選ぶようにします。

猫が先の場合、犬が先の場合、それぞれで同居がスムーズにいく場合や難しい場合などさまざまです。

迎えるタイミングや優先順位に気を付ける

子犬と子猫

Ermolaev Alexander/shutterstock.com

犬と猫を同時に飼う上で、どのタイミングで新たな家族を迎え入れるかが成功率に大きく影響してきます。ではここでさまざまなパータンを紹介します。

子犬と子猫

犬猫の同居生活で一番うまくいくパターンは、「子犬と子猫」の時に同居を始めることです。

猫は生後2か月まで、犬の場合は生後3か月ころまでがベストの時期といわれています。この時期は「社会化期」といわれており、社会のことを学び様々な情報をどんどん吸収する時期です。この時期から一緒にいればそれが当たり前となるため、抵抗なく仲良くすることができるはずです。

自然と仲良くなって、良い遊び相手になることでしょう。

成犬と子猫

次にうまくいくパターンは「成犬と子猫」の場合です。

犬の習性のところでも見ましたが、犬はもともと群れで生活をしていたので家族を大切にします。ですから新たに増えた子猫のことも大切にし、世話をするのです。ですから一般的には成犬のところに子猫が入ってもうまくいくケースは多いでしょう。

とはいえ犬にも個体差があり性格も様々です。飼い主の愛情を独り占めしたい犬にとって、新たにやってきた猫はジェラシーの対象でしょう。中には子猫を傷つけてしまうこともあります。好奇心旺盛な子猫が不注意に犬に近づいて怒らせて傷つけられたという事故もあります。

ですから犬に対するしつけはもちろんのこと、慣れるまでは飼い主さんも犬と猫の様子をよくチェックすることをおすすめします。しばらくは猫と犬を離して生活させ、慣れてきたら一緒にするなどの工夫も必要かもしれません。

飼い主さんが猫を撫でてから同じ手で犬を触れば、猫のにおいに慣れさせることができるでしょう。こうして徐々に慣らすこともできます。

成猫と子犬

他のパターンには「成猫のところへ仔犬が来る」というものもあるでしょう。この場合は猫に大きなストレスを与えることがあります。

というのも猫は縄張りをとても大切にするため、自分の縄張り内に新たな仔犬が来ることは「縄張りを荒らされた」と感じさせてしまうからです。そのため子犬に対して威嚇したり攻撃をしたりする可能性があります。受け入れるのは簡単ではないようです。

しかし、犬と違って猫は自尊心が高く孤独が好きな動物なため、飼い主さんが子犬をかわいがるからといってやきもちを焼くということはほとんどないと言えます。

それでも猫にとって新たな家族が増えることはストレスになるため、しばらくは犬と猫の距離を離してあげると良いでしょう。

成犬と成猫

最後に「成犬と成猫」という組み合わせはどうでしょうか?

これはお互いの相性次第といったところでしょう。仲良くなってほしいと願ってはいても、相性が悪ければなかなか仲良くなるのは難しいかもしれません。そんな場合は無理やり仲良くさせようと思わない方が良いでしょう。

仲良くさせたいあまり、飼い主さんが無理やりお互いを近づけたりしていると、双方に大きなストレスとなってしまいます。時間が必要かもしれません。中には仲良くなるのに1年以上かかったというケースもあります。

先に住んでいる方を優先させる

どのケースにおいても大切なことは「先に住んでいる方を優先させる」ということです。

特に新たに迎える家族が子犬や子猫だったりすると、とてもかわいらしいため愛情がそちらに向きがちになりますね。しかしそれでは、先住の犬や猫からしたらそれまで自分に向けられていた愛情が奪われた!とさみしい思いをさせますし、新入りの犬や猫に対して敵意を持ってしまうかもしれません。

ですからどんな場合でも先住の犬や猫を優先することを忘れないようにしましょう。食事を与える順番、撫でる順番など小さなことでも先住を優先させましょう。そしてしっかり愛情を注ぐことを忘れないでください。

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