犬と狼の違いはどんなところ?足や肉球の役割や特徴から徹底解説!

犬と狼の違いはどんなところ?足や肉球の役割や特徴から徹底解説!

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犬の祖先は狼であると言われています。狼と犬は似ていますが、違いはどんなところなのかがちょっと気になるところです。似ている点がたくさんある犬と狼ですが、それぞれの違いや見分け方について見ていきましょう。特に足や肉球の特徴と役割についてまとめています!

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犬と狼の肉球の違いとは

どこが違うか分かる?

malamooshi/shutterstock.com

さらに犬と狼の違いは「肉球」にも見られます。では、肉球がどう違うのか見ていきましょう。

犬の肉球は丸くてかわいい形をしています。足の裏に丸い円を描くような形の肉球があります。一方狼の肉球はといいますと、多くの人にとってなじみがないものかもしれませんが、細長い形をしていて足の裏の全体が楕円形になっています。

狼の肉球がこのような形になっているのは、狩猟で長距離をひた走るのに適しているからのようです。

そもそも肉球はどんな役割をしているのでしょうか。肉球はただ可愛いだけではなくいろいろな機能があります。ではその点について見ていきましょう。

肉球の役割や特徴

・肉球の構造

実は肉球にも骨があるって知っていましたか?

犬の骨格は平均で319個の骨からなっていると言われています。そしてその中には肉球の骨も含まれています。肉球の骨に沿って皮膚や腱、靭帯や血管、そして結合組織が形成されているようです。

肉球は爪、指球、掌球、狼爪、手根球という5つのパーツから成り立っています。指球と掌球は、受ける衝撃を吸収し怪我をしないようにするための衝撃吸収材として、足の骨や関節を地面の衝撃から守っています。手球根は、滑りやすい場所や急な坂道でブレーキの役割を果たします。

・暑さや冷たさから守る役割

また肉球には、熱さや冷たさから体を守るという働きもあります。肉球は角質層が厚くなったものからできており、そのため熱が伝わりにくいという特徴があります。クジラの脂肪が同じような役割を果たしているように、極度の熱から肉球の内部組織を守っています。

肉球が雪などの冷たい地面に触れると、肉球内に流れている血液が冷やされてしまいますが、静脈のそばを流れる動脈によって冷えた血液がすぐに温めなおされて体内へと運ばれていくため、犬は雪や氷の上を靴やブーツがなくても歩くことができます。このような理由から、飼い犬の歴史は寒冷の地から始まったと科学者たちは述べています。

・足を保護する役割

犬は屋外を歩くことが多いので何を踏んでしまうかわからないですが、肉球は足を保護するための靴のような役割を果たしてくれます。でこぼことした道を歩くときや、砂利道を歩いたりするときに、肉球は足をきちんと保護してくれます。

家の外で飼われている犬や、散歩やお出かけででこぼこ道をよく歩く犬は、肉球が厚くて硬くなっています。逆に、外をあまり歩くことのない室内犬や、外を歩いたとしても舗装されている道を歩くことの多い犬の肉球は柔らかくなっています。

肉球の働きは素晴らしく、感覚器官としても機能しています。犬がさまざまなタイプの地面を歩くときに、きちんと区別することができるように働いているのです。このように肉球は可愛らしいだけではなく、多機能で高性能な靴のような役割を果たしています。

・体温調整をする

肉球は靴のような役割をするだけでなく、汗腺があるので汗を出すことによって体温調節をしたり、肉球が乾燥しすぎてしまわないように働いたりします。

犬は汗をかくことがないと言われていますが、実は肉球にある汗腺によって汗をかいているのです。犬も緊張することやストレスを感じることがあります。そんな時には人間が冷や汗をかくのと同じように、犬も汗がにじみ出てくるのです。

手汗をかいてしまった…ってよく使いますが、犬も手に汗をかいて人間と同じようになっているわけです。

・身体を支える役割

肉球は犬や狼の全体重を支えるという働きもしています。人間が歩くときにはかかとを地面につけて歩きますが、犬や狼はかかとを浮かせて歩きますので、歩いてる時にはその体重がすべて指にかかっています。

それで肉球は全体重を支えるという大きな役割も果たしているわけです。しかし犬のつま先は、私たち人間と同じように自由に動かすということはできません。

狼爪の役割

犬には狼爪というものがあります。この狼爪は犬にとってとても重要なもののようです。いっけん何の役にも立ちそうにない狼爪ですが、実は犬たちはよくこの爪を使うことがあるようです。

例えば、骨をしっかり押さえつけて噛み付くために狼爪が必要になります。後ろ足に2個ずつの狼爪を持っているという犬種もいるようですが、これにもきちんと意味があるようです。険しい山岳地帯を歩くときに滑り止めとして機能するため、状況によっては必要不可欠のようです。

・水かきがある犬もいる

また種類によっては、肉球の間に水かき用の膜を備えているものもいるようです。特に泳ぐことが得意と言われている犬種にその膜があります。

代表的なのは、犬の中でもいちばん長いつま先を持っているニューファンドランドや、ラブラドール・レトリバーがまさにその中に入り、泳ぐのがたいへん得意です。

・猫足と呼ばれる指を持つ犬もいる

逆に、足の指の中でもいちばん長いはずの指が短くて、まるで指をぎゅうっと握ってしまっているような形になっている犬種もいます。猫の足のようにコンパクトなため、「猫足」と言われています。この猫足のおかげで立ち上がっても疲れを感じにくく、長い間立っていられるという特徴もあるようです。

・肉球のニオイ

色々なところを歩いている肉球ですが、やはりにおいがキツイものもいます。よく言われるのはコーンのようなにおいがする、コーン足の犬です。

コーンのような匂いなので良いにおいと思う人もいるかもしれませんが、そのにおいの元となるのはバクテリアとキノコ菌なので、注意しなければなりません。顔を近づけてみたり、口元に持っていったりすることは避けるようにしましょう。

・時にはマッサージをしてリラックスさせて

人間もハンドマッサージをしてもらうと気持ち良く感じますよね?誰にとってもハンドマッサージは気持ち良いですが、肉球を持っている動物も肉球マッサージをしてあげると血行が良くなりリラックスできるようです。時間がある時には愛犬の肉球をよく揉んであげることもできるかもしれません。

このように肉球には役割や特徴があるようです。単に触ると気持ち良くてかわいいという一言ではすまないような役割を持っていることが分かります。では、犬と狼では肉球や足にどんな違いがあるでしょうか?

犬と狼の足や肉球の違い

狼と犬の足ですが、狼の足は犬の足よりも大きく、前足の位置は犬と比べて後方に位置しています。後方に位置しているのは俊敏に動き回るため、素早く走り出すことを可能にするためのようです。

そして狼と犬の肉球の形状には違いがあります。狼の肉球は細長い形をしているのに対して、犬の肉球の形は非常に丸い形をしています。狼の肉球が細長いのは、狼は生活をしていく上で狩りをしなければならず、長い距離をとても速い速度で走る必要があるからです。このために肉球の形が自然と細長い形になっているようです。

それに対して、犬の肉球は生活していく上で野原や山の中などを素早く速い速度で走る必要がないために、自然と丸い形になったと言われています。

まとめ

走る犬の姿

Paulina Rosales/shutterstock.com

ぷにぷにした肉球は飼い主にとって愛らしく感じる部分ですが、犬や狼にとっては大切な役割を果たす部分でもあることが分かりました。

犬や狼が素早く走ったりジャンプしたり、しなやかに動いたりすることができるのは肉球のおかげだといってもおかしくはないようです。肉球があるからこそできることです。本当にたくさんの特徴や役割を備えていることが分かります。

肉球は急所ともいえる、とても大切な部分でもあります。怪我をしないように見守ってあげたり、肉球をマッサージしてあげたりしてケアしてあげることもできるかもしれません。

もちろん野生の狼には無理ですが、愛犬にとってとても大切な部分ですし年齢が出やすい部分とも言われていますので、元気に動き回ることができるように足裏チェックもしてあげてくださいね。

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