
犬と狼の違いはどんなところ?足や肉球の役割や特徴から徹底解説!
犬の祖先は狼であると言われています。狼と犬は似ていますが、違いはどんなところなのかがちょっと気になるところです。似ている点がたくさんある犬と狼ですが、それぞれの違いや見分け方について見ていきましょう。特に足や肉球の特徴と役割についてまとめています!

犬と狼の違いはどんなところ?

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犬の祖先は狼であると言われています。確かに日本犬の姿カタチを観察してみると、よく似ているところがあります。
狼と犬は似ていますが、違いはどんなところなのかがちょっと気になるところです。そもそも犬と狼は異なる動物なのですから、違いは明確だと考えてしまいそうですよね。
ところが調べてみると意外にも犬と狼は似たところが多いんです。似ている点がたくさんある犬と狼ですが、それぞれの違いや見分け方について見ていきましょう。
まず、犬の先祖は狼というのは本当なのでしょうか?
医学が進歩していくにしたがって、DNA検査も発展しています。犬と狼の遺伝子も詳しく検査することができるようになりました。遺伝子調査によりますと、犬と狼の遺伝子はかなり似ていることが判明しています。
犬の中でも特に狼の遺伝子と似ているのが柴犬のようです。このような科学的根拠がありますので、それに基づいて犬の先祖が狼であると言われるのも理解できます。
野生の狼のうちの気質が穏やかな個体を飼育するようになったものが、現在の犬であると言われています。犬の先祖が狼であると言われる理由が分かってきますね。
狼は自然界で狩猟しながら生きている動物ですが、犬は自分では捕食することはせずに人間から世話をされ、餌をもらいながら人間に依存して生きるようになりました。人間に飼いならされているので、人間に対して忠実に行動するという違いがあります。
犬と狼の性格の違い

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では、犬と狼の性格の違いや特徴についてさらに詳しく見ていきましょう。
犬は人に飼育されますが、狼は野生の群れのなかで生活しています。犬は人間にきちんと飼いならされているので人間に依存する傾向があります。ほとんどの犬が人懐っこいというのも当然でしょう。
狼とも少しは触れ合うことができるかもしれませんが、家畜として飼育していくということはほぼ困難です。犬と狼との大きな違いは「人に懐くかどうか」の違いとも言えるかもしれません。
狼の特徴はといいますと骨格が特徴的です。顎骨や筋肉が発達していて頬骨の位置が高く、目がつり上がっているように見えます。狼は野生ですから、赤ちゃんの頃から飼い始めない限り、人に懐くことはまず無いでしょう。
犬の特徴ですが、どの犬種であってもきちんとしつければ飼い主に従順です。なかでも特に大型犬は性格が温厚で、しつけによく応じます。
犬と狼の決定的な違いはなんといっても生態の違いに起因しています。犬は飼い主から餌をもらって生きていきますが、狼は群れの仲間と自分の力で獲物をとらえて生きていきます。そのような背景ゆえに犬よりも狼の方が体格や体の部位が大きく、野性的であるというのも納得できます。
犬と狼は頭の形も違います。自然界の中で群れをつくって生活していく狼は、生きて行くためには確実に自分で獲物をしとめなければなりません。獲物を捕らえるためにも、それを群れの仲間に分け合って食べるためにも、鋭く強靭な歯が必要になります。
強い歯を持つためには、それを支えるための頭部も大きく強いものである必要があります。それで狼の頭部の特徴は、頭から鼻の先までがほとんど直線になっているという点があります。
一方、犬は狩猟をして自分の食べ物を得るというわけではありませんので、歯も頭もそれほど大きなものではありません。犬の頭部は目の周辺の骨がへこんでいるのが特徴的です。このように犬と狼は頭蓋骨の形の違うので、そこが見分けるための大きなポイントといえそうです。
他には、成熟の速さという点でも両者には違いがあります。犬は生後約1年で成犬に成長しますが、狼は成体になるのに約2年かかるという違いがあります。
子どもを生む数も違いがあります。犬は犬種にもよりますが1回の出産で6~10頭です。狼の場合は犬の半数ほどで、一度に4~6頭ほどしか出産しません。
吠え方の違いもあります。犬の吠え方は明瞭ではっきりしていますが、狼の吠え方ははっきりしません。遠吠えの際は犬も狼もはっきりとしています。