犬のしっぽにはたくさんの種類があった！犬種によって違うしっぽの形や役割を解説！

犬が自分のしっぽを追いかける理由とは？

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みなさんは犬が自分のしっぽを追いかけて、クルクルと回っている姿を目にしたことがありませんか？この行動にはさまざま理由が関係しています。では、その理由をひとつずつみていきましょう。

①ストレス解消 犬はストレスを解消するために、自分のしっぽを追いかけることがあります。この場合は比較的短時間で終了するため、特に問題はありません。

②ストレスが関係している”常同障害” 何かしらのストレスを感じている場合、常に同じ行動をする”常同障害”という症状が発症することがあります。

常同障害を発症した場合、自分のしっぽに噛みついたり、出血してもしっぽを追い続けたりなど、しっぽを追いかけることに対して強い執着心を抱いています。ストレス解消で行う行動とは全く別の意味を持つため、注意が必要です。

③てんかん てんかんを患っている場合しっぽは攻撃対象になってしまい、しっぽを追いかけたり、噛みついたりなどの行動をするようになります。

脳波を検査することで、てんかんが発症しているかどうかを調べることが可能です。また、てんかんは抗てんかん薬で治療することで症状を改善させることができます。

④遊び 特に子犬の場合、遊びの一環として自分のしっぽを追いかけることがあります。まだ自分のしっぽの存在に気付いていない子犬に見られる行動のひとつで、しっぽを確かめようとして追いかけてしまうようです。

⑤痛みや痒み しっぽに痛みや痒みなど気になる症状があると、しっぽを追いかけることがあります。しっぽだけでなく、寄生虫の寄生による陰部や肛門部位の痛みや痒みにも反応し、しっぽを追いかけてしまうようです。

犬のしっぽで気を付けたい病気とは？

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犬を飼っている方であれば、犬のしっぽの病気について把握しておくことは大切です。犬のしっぽの病気にはどのようなものがあるでしょうか。

■しっぽの痛み 犬のしっぽが下がっていたり、震えたりなどの症状があらわれている場合は、身体のどこかに痛みがある疑いがあります。

特にしっぽを気にしている場合は、しっぽやお尻付近に痛みがあるケースが多くあります。たとえばよく見られるケースとして、肛門嚢炎や肛門嚢の破裂、外傷などが挙げられます。

■骨折 どんなに細いしっぽだとしても、しっぽには骨があります。そしてしっぽの骨は、脱臼や骨折などが起きやすい部位としても知られています。誰かにしっぽを踏まれたとか、ドアに挟んでしまった・・など、しっぽはケガをしやすい部位なので気を付けましょう。

■馬尾症候群（ばびしょうこうぐん） 馬尾症候群とは、馬尾（ばび）と呼ばれている脊髄の端部分（第五腰椎）から尻尾にかけての神経の束に、何かしらの障害が生じる病気のことです。馬尾症候群を発症していると痛みが伴うため、しっぽを持ち上げることができずに、馬のようにしっぽがダランとしてしまいます。

■ラットテイル ネズミのしっぽのように、しっぽの先端に脱毛が生じる病気はラットテイルと呼ばれています。ラットテイルは、主に甲状腺機能低下症などの内分泌疾患が原因となり生じるケースが多くあるようです。

まとめ

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犬のしっぽの種類についてみてきましたが、いかがでしたか？

犬のしっぽには、巻き尾、差し尾、垂れ尾、オッターテール、スクリューテール、ボブテイルなど犬種や個体によってさまざま種類があることが分かりました。

また、しっぽにはさまざまな役割があることに加え、しっぽを観察することで病気も発見することが可能です。何気なく見ているしっぽですが、愛犬とのコミュニケーションに欠かせない大切な部位でもあります。

是非、愛犬がどんな気持ちや感情を表現しているのか、しっぽの動きから読み取ってあげるようにしましょう。そうすることで、楽しいペットライフを送ることができるでしょう。