シルケン・ウインドハウンドの性格や特徴は？またその価格や飼い方を解説！

シルケン・ウインドハウンドを購入するには？

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シルケン・ウインドハウンドは、国内ではまだ珍しい犬種です。そのため、ペットショップで見かけることはほとんどないことでしょう。

でも、国内でシルケン・ウインドハウンドは繁殖されています。シルケン・ウインドハウンドが国内で唯一繁殖されている「B.D.S Hound」についてご紹介しましょう。

「B.D.S Hound」

山梨県・北杜市の豊かな自然に囲まれた「B.D.S Hound」は、話題の新犬種・シルケン・ウインドハウンドが繁殖されている犬舎です。

大きな庭が広がっている自宅兼犬舎の前で、シルケン・ウインドハウンドを繁殖されています。

シルケ・ウインドハウンドは、上記でも触れましたが、2008年にKCジャパン(日本社会福祉愛犬協会）が公認した犬種です。

ブリーダーでもあり、動物取扱責任者でも手島麻佐子ブリーダーは、すでにボルゾイの繁殖をしていました。

手島ブリーダーは、ボルゾイを視察する目的で行ったアメリカのショー会場で、初めてシルケン・ウインドハウンドに出会います。

以前からボルゾイよりもひとまわり小さいサイズの犬を望んでいた手島ブリーダーは、シルケン・ウインドハウンドを一目見てすぐに魅了されました。

そして時が経過し2年後、再びテキサスで開催されていたシルケンフェスタに参加します。

そこで出会ったブリーダーから、交配可能な2頭を譲ってもらい、日本初のシルケン・ウインドハウンドの繁殖が始まりました。

B.D.S Houndでの飼育環境

手島ブリーダーがシルケン・ウインドハウンドを繁殖している自宅兼犬舎は、フェンスで囲まれた傾斜のある広い土地の中にあります。

併設されたウッドデッキの前には、自然の傾斜をそのまま利用した庭とドックランが広がっています。シルケン・ウインドハウンドたちは、自然に溢れた環境の中でのびのびと過ごしています。

手島ブリーダーは、「自由運動をメインとすることで、傾斜がある土地性を活かして自然と足腰が強い犬になってくる」と述べています。

自由気ままに、遊んだり、昼寝をしたり、ストレスフリーで過ごせることは、シルケン・ウインドハウンドにとって最高の環境と言えるでしょう。

天気の悪い日や夜は、自宅にある犬舎等で過ごしているので、とても安全です。

手島ブリーダーは、ご自身の体調や快適な環境で犬を飼いたいという気持ちを考え、東京を離れて長野県へ移住されたそうです。

夏は涼しく、空気が新鮮な環境は、人にも犬にも最適です。のんびり、ゆったりと時間が流れていく犬舎の中で、シルケン・ウインドハウンドの子犬たちも大らかな性格で元気よく育っています。

遺伝的疾患は？

現在のところ、シルケン・ウインドハウンドが繁殖しているのは手島ブリーダーだけです。

手島ブリーダーは、少しでも遠い血統で交配をすることで、骨格や構成、性格など欠点がなくなるように繁殖を心がけています。

しかし、新しい親犬を迎えるためには、海外から輸入するしか方法はありません。

そのため、手島ブリーダーはシルケン・ウインドハウンドの魅力を広めてくれるブリーダーさんが増えることを望みつつ、努力なさっています。

そんなシルケン・ウインドハウンドですが、今のところ特有の遺伝的疾患はありません。まだ犬種として歴史が浅いことや、頭数が少ないことも関係しているかもしれませんが、シルケン・ウインドハウンドが強い犬種である証拠とも言えるでしょう。

ただ、シルケン・ウインドハウンドを作出するうえで、イベルメクチンに対して副作用が出やすい個体がいると言われています。

また、コリーアイを遺伝している個体がいるため、MDR－1遺伝子検査とCEA検査が実施されています。

引き渡しまでの流れ

シルケン・ウインドハウンドの子犬は、生後2ヶ月、1回目のワクチンの接種が終わるまで、手島ブリーダーの親犬の元で兄弟犬たちとともに過ごします。

離乳するまで犬舎で過ごしますが、その後はお庭やドッグランにデビューし、親犬や他の成犬たち、兄弟犬たちと遊びながら、社会性について学んでいきます。その後、新しい家族のもとへと旅立ちます。

飼い方は？

シルケン・ウインドハウンドは新犬種なので、あまり情報がありません。しかし、手島ブリーダーがいつでもサポートしてくれるので、多くの方が安心してシルケン・ウインドハウンドを家族として迎えることができます。

たとえば普段のお手入れは、ブラッシングをすることが必要です。毛量は比較的少ないほうなので毛玉になりにくい性質をしていますが、換毛期には抜け毛が増えるのでブラッシングの頻度を増やすことが必要と言われています。また、シャンプーをすることで、抜け毛の予防につながります。

シルケン・ウインドハウンドは散歩だけでも特に問題ありませんが、ときどき全力疾走できる場所へ連れていき、思いっきり走らせることでストレスフリーとなるでしょう。

シルケン・ウインドハウンドは走る姿がとても美しい、魅力的な犬種です。ドッグランなどへ連れていき、シルケン・ウインドハウンドの魅力を発揮させてあげるのも飼い主さんの役割と言えるかもしれませんね。

価格は？

シルケン・ウインドハウンドの価格について知りたい方は、手島ブリーダーさんメールかFAXで直接お問い合わせしてください。

犬舎「B.D.S Hound」の住所は山梨県北杜市高根町蔵原、FAX：0551-20-7037、メール：bdshound@mbe.nifty.com、となっています。

犬舎「B.D.S Hound」には、シルケン・ウインドハウンドのほかにもボルゾイやミニチュアダックスフンドも繁殖されているようです。興味がある方は、まずは公式ホームページをチェックしてみましょう。

まとめ

シルケン・ウインドハウンドについて詳しくみてきましたが、いかがでしたか？シルケン・ウインドハウンドはまだ新犬種ですが、今注目を集めています。

走る姿が美しく、室内で飼育することが可能です。ボルゾイとシルケン・ウインドハウンドの魅力を受け継いでいるので、これらの犬種が好きな方にとっては魅力的な犬種でしょう。

気になる方は、是非、ブリーダーさんまで連絡してみてくださいね。