犬のジャンプには危険やデメリットがある？！ジャンプを防ぐためのしつけや対策とは？

犬のジャンプを防ぐ方法や対策

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愛犬のジャンプをやめさせたい場合、防ぐ方法はいくつかありますので、色々試してみながらご自身の愛犬に一番合う方法を見つけてみてくださいね。

散歩中の場合

散歩中は特にワンちゃんが興奮しやすい状況にあります。その為、散歩中にどれだけ飼い主さんがワンちゃんの行動を制御できるかにかかっています。

物理的な方法としてはリードを短く持つことです。リードを短く持つことで飼い主さんとの距離が短くなり、ジャンプすることを防ぐことができます。ワンちゃんの首元でリードが少したるむくらいの短さにしましょう。

心理的な方法としては、普段から主従関係を築いておくことが大切です。散歩の時はワンちゃんが行きたい方向を決めるのではなく、飼い主さんが主導権を握りましょう。ワンちゃんに前を歩かせるのもよくありません。

野生で暮らしていた時のワンちゃんは、群れのリーダーが一番前で群れを先導し行き先を決定していました。その為、散歩の時にワンちゃんが飼い主さんよりも前に出ているなら、ワンちゃんの方が立場が偉いと勘違いすることになります。主従関係がきちんとできていれば、ワンちゃんがジャンプしそうになっても止めさせることができます。

散歩になると必ずジャンプしてしまうという子は、まずは主従関係をしっかりとトレーニングし身に着けるため、早朝などのあまり人やワンちゃんがいない時間に散歩して教え込むことができるでしょう。

無視する

ジャンプする癖のあるワンちゃんに、まずはジャンプするのはいけないことだということを分かってもらう必要があります。

その為にできる一つの方法は、ワンちゃんがジャンプしたら無視することです。可哀そうに思ってしまうかもしれませんが、ワンちゃんが怪我をしないようにする為ですから心を鬼にして訓練しましょう。

ジャンプした時に「ダメ！」と叱るのは逆効果です。ワンちゃんは「飼い主さんに相手してもらった！」「ジャンプしたら飼い主さんに構ってもらえるんだ！」と勘違いしてしまいます。こうなると、飼い主の注意を引きたい時にいつでもジャンプするようになってしまうでしょう。

例えば、飼い主さんが帰ってきて嬉しい！という気持ちを飼い主さんに飛びつくことで表現する場合、そんなワンちゃんを見て可愛いとか嬉しいと思いますが、ここであえて一切反応してはいけません。

ワンちゃんの興奮状態が収まってジャンプしなくなったら、ここで初めて反応してあげましょう。たくさん褒めてあげてください。そうなると、ジャンプしても飼い主さんは喜ばないということをだんだんと学習し、喜びをジャンプでは表現しなくなるでしょう。

ここで注意点があります。それは家族全員で一貫した態度を取る必要があるということです。また、日によって態度を変えないということも必要です。家族の中で一人が無視しても効果はありませんし、日によって態度が違うならワンちゃんは困惑してしまいます。根気強く続けましょう。

叱る場合は、低い声で短く

さらに普段からできるしつけの方法として、どうしても興奮が収まらなく危険な場合にはワンちゃんを叱りますが、その時には低い声で一声で終わりにしましょう。先ほども触れましたが、ダメという言葉を何回も言っていると構ってもらえていると認識します。

また高い声は、ワンちゃんにとってポジティブにとらえられることが多いです。ワンちゃんは飼い主さんが楽しんでくれていると勘違いし、ますます興奮してエスカレートしてしまう可能性があります。低い声でワンちゃんの目を見ながら怒るようにしましょう。

それとは逆に、ジャンプをしなくなったら大げさなくらい褒めましょう。褒める時には叱る時よりも声を高くして、本当に嬉しい！という感情を伝える必要があります。飼い主さんの表情もワンちゃんはよく観察していますから、褒める際にはニコニコしていて明るい表情を心がけましょう。

他のしつけの方法としては、きちんと「おすわり！」や「待て！」を覚えてもらうようにしつけるということです。飛びつこう、ジャンプしようとするワンちゃんに対して、飼い主さんがおすわりや待てを指示することで、事前に防ぐことができます。まだそれが出来ないワンちゃんはまずそこから訓練していきましょう。

まとめ

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今回はワンちゃんがジャンプしてしまう理由やシチュエーションについて解説しました。ジャンプ行為はワンちゃんにとっても、周りにとってもデメリットがありますから、ジャンプの癖がすでについてしまっているワンちゃんは出来るだけジャンプしないように、今からトレーニングしていきましょう。

一度トレーニングすると決めたのであれば、家族一丸となって愛情をこめて最後まで諦めずに取り組んでください。