意外とイメージと違った?!飼ってみないとわからない犬と遊んでいるとき【あるある】

意外とイメージと違った?!飼ってみないとわからない犬と遊んでいるとき【あるある】

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犬を飼い始める前は「投げたフリスピーを愛犬がキャッチして、颯爽と自分の所に持ってくる」など、愛犬と一緒に楽しく遊ぶ姿をイメージしていた方は多いでしょう。しかし現実はそんなにかっこよくはいかないようです。これから多くの飼い主さんが「想像と違う」と嘆いている、愛犬との「遊びあるある」をご紹介します。

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飼い主さんが投げたフリスビーやボールなどをキャッチして戻ってくる「レトリーブ遊び」は、定番かつ人気の遊びです。多くの飼い主さんは自分の愛犬にも同じことをさせたいと思っておられることでしょう。

しかし、愛犬の意外な反応でがっかりする飼い主さんも多いようです。そこで今回は、飼い主さんたちが共感する犬の「遊びあるある」をご紹介していきます。

レトリーブ遊びができない⁉

テニスボールを咥えている犬

pixabay.com

ボールやフリスビーを投げて取りに行くまではいいのですが、落ちた場所でたたずんでいたり、くわえたけど持ってこなかったり、なんとか戻ってきたがくわえているものを離さなかったりと、レトリーブ遊びに関するこれらの「失敗」はどれもよく起こることです。取りにさえいかない子もいるようで、遊びとして全く成立していないこともあるでしょう。

そんなつれない態度を見ると「なんかイメージと違う」とがっかりしてしまうかもしれません。なぜこんなことになるのでしょうか?原因と対処法をこれから解説します。

原因は?

どんな犬でも、フリスビーやボールを追いかけて持ってくると思いがちですが、それは飼い主さんの勝手な思い込みで、教えないとできません。

実はレトリーブは複雑で「取りに行く」「口にくわえる」「持ってくる」「口から離す」という4つの動作で成り立っています。この一連の動きを成り立たせるには、まず犬に遊び方を教えてあげる必要があります。

「持ってくる」や「口から離す」などは、犬と飼い主さんの信頼関係がしっかりしていないとなかなかしてくれません。

また、残念ながらボールに興味のない犬や、フリスビーキャッチを楽しいと思わない犬もいます。これは、生まれつきの好みの問題なのでどうしようもありません。

人間も、走り回るのが大好きな活発な子もいれば、あまり動きたがらない大人しい子がいるのと同じです。犬にも個性があり、全ての犬がボールを追いかけて走ったり、ジャンプしたりするのが好きとは限りません。

対処法は?

まずはロングリードをつけた犬の目の前で、ボールやフリスビーを動かして興味を持たせてから投げます。そうすると、大抵の犬は自然と追いかけてくわえるので、「来い」などのコマンドをだしながら、リードを引いて戻ってくるように促します。

戻ってきたら褒め、次に「離せ」とコマンドを出しながら、おやつとボールを交換します。そうすると犬は「取って戻るといいことがある!」と、この遊びを楽しいと感じるようになります。この流れを繰り返してみてください。

この方法で遊び方を教えても、あまり乗り気じゃないようなら、この遊びが好きではないタイプなのでしょう。愛犬の性質と好みを尊重してあげ、他の遊びを探すようにしてください。

お気に入りのおもちゃがある

おもちゃを抱えている犬

pixabay.com

レトリーブ遊び以外でよく聞くあるあるが「同じおもちゃばかりで遊ぶ」「高いおもちゃに見向きもしない」「新しく買ってもずっとボロボロのおもちゃを使う」などです。

これらのあるあるの共通点は、犬にお気に入りのおもちゃがあるということです。犬にとって、値段やブランド、新しさは魅力ではありません。どんなに安かろうが古かろうが、自分のお気に入りのおもちゃで遊ぶのが一番楽しいのです。

飼い主さんの「喜ばせようと思って奮発したのに…」「せっかく新調したんだから少しは使ってよ…」という気持ちは、犬には伝わりません。愛犬が楽しく感じるのが何より!と気持ちを切り替えましょう。

ちなみに、鳴るおもちゃが一番のお気に入りというのも、あるあるです。噛み付いた時に反応があるのが嬉しいのか、ずっとピーピー・キューキュー鳴らして遊んでいる犬がたくさんいます。

遊び中に興奮してくる

おもちゃを引っ張り合いしている2匹の犬

pixabay.com

犬にとって遊びとは、狩猟本能と密接な関係があります。ボール遊びであれ、引っ張りっこであれ、犬にしたら擬似的に狩りをしている状態になります。

ですから遊びがアグレッシブになったり、長時間になったりすると、犬は興奮してきます。ボールを小動物、ぬいぐるみを獲物に見立てて、必死で追いかけたり振り回したりします。

よくぬいぐるみを噛みちぎって中の綿を出している犬がいますが、それも獲物を仕留めたら食べるという、野生の犬なら当たり前にしている行動の一つです。

また、ロープで飼い主さんと引っ張りっこをして遊んでいる時に、興奮してうなったり牙を剥いたりして飼い主さんがびっくりするのも、あるあるです。

遊び中に興奮しすぎると、ケガをしたりコントロールできなくなったりします。どんな遊びをしていても、犬が興奮したら一度遊びをストップして、おもちゃを回収するようにしましょう。

まとめ

イメージ通りに犬が動いてくれなくても、愛犬との遊びは絆を強め、かわいい所やワイルドな姿をたくさん見られる良い時間となります。ワンちゃんの好みに合わせて、たくさん遊んであげてくださいね。

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