プレサ・カナリオの性格・特徴・飼い方|ペットショップやブリーダーでの値段相場や里親募集も紹介

プレサ・カナリオの性格・特徴・飼い方|ペットショップやブリーダーでの値段相場や里親募集も紹介

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プレサ・カナリオの性格や飼い方や歴史についてご説明します。

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Dogo Canario in beautiful park outside.

Eve Photography/shutterstock.com

名称:プレサ・カナリオ 性格:落ち着きがあり注意深く、飼い主に従順 寿命:9〜11歳 体重:40~65kg 体高:56~66cm 毛色:ウォーム・ダーク・ブラウン・ブリンドル、ペール・グレー・ブリンドル、ブロンド・ブリンドル、フォーン、サンディー 値段相場:希少犬種のためペットショップでの取扱いはほとんどなし、ブリーダー40~50万円

プレサ・カナリオ Presa Canario
プレサ・カナリオ Presa Canario
プレサ・カナリオ Presa Canario
プレサ・カナリオ Presa Canario
プレサ・カナリオ Presa Canario
プレサ・カナリオ Presa Canario
プレサ・カナリオ Presa Canario
プレサ・カナリオ Presa Canario
プレサ・カナリオ Presa Canario
プレサ・カナリオ Presa Canario

プレサ・カナリオの性格

日本国内で犬籍の登録や血統書の発行などを行っている一般社団法人ジャパンケネルクラブ(JKC)によると、プレサ・カナリオはスペイン・カナリア諸島原産の使役犬で、家畜を守るための番犬として飼われていた犬です。

一般的に「ドゴ・カナリオ」とも呼ばれ、ジャパンケネルクラブでも2019年3月まではドゴ・カナリオの名で登録されていました。日本国内での飼育歴は比較的浅く、ジャパンケネルクラブに初めて登録されたのは2012年のことです。

プレサ・カナリオは、カナリア諸島の土着犬と、島外から持ち込まれたモロシアン犬種の交配の結果誕生したといわれています。モロシアン犬種とは、マスティフ系列のがっしりとした体躯を持つ犬のことです。

体は筋肉質で、大地を踏みしめて立つ姿は雄々しく、その容貌は日本の土佐犬(土佐闘犬)を思わせます。また、イタリア原産の大型犬、カネコルソにも非常によく似ています。土佐犬と同じく、ときには闘犬として用いられることもありました。

性格は落ち着きがあり注意深く、番犬や護衛犬として申し分ありません。しかし、非常に力があり警戒心が強く、 初心者や飼育経験の浅い人が飼うのは困難でしょう。家族に愛情を注ぎ、仕事をすることを喜びと感じるため、信頼関係を築いてトレーニングをすることが大切です。

プレサ・カナリオの平均寿命

プレサ・カナリオの平均寿命は9〜11年ほどです。このサイズの超大型犬としては、長生きする部類に入ります。

プレサ・カナリオの平均体重

ジャパンケネルクラブにおいて、プレサ・カナリオの体重はオスは50~65kg、メスは40~55kgがスタンダードとされています。この範囲内に収まっていれば理想体重だといえるでしょう。

プレサ・カナリオの平均体高

ジャパンケネルクラブにおいて、プレサ・カナリオの体高はオスが60~66cm、メスが56~62cmとされています。オスの方が一回りほど大きくなる傾向があります。

プレサ・カナリオの毛色(カラー)

ジャパンケネルクラブにおいてプレサ・カナリオのカラーは、あらゆるブリンドルとフォーン、サンディーが許容されています。ホワイトのマーキングは最小限であることが望ましいとされます。

ウォーム・ダーク・ブラウン・ブリンドル
Young presa canario dog with tennis ball

Zdzichowy/shutterstock.com

ペール・グレー・ブリンドル
Young adult male presa canario dog (dogo canario) poses outdoors

tsik/shutterstock.com

フォーン
Dogo Canario , Dog,Pure BRED

Vladimir Urosevic/shutterstock.com

  • ウォーム・ダーク・ブラウン・ブリンドル
  • ペール・グレー・ブリンドル
  • ブロンド・ブリンドル
  • フォーン
  • サンディー

プレサ・カナリオが成犬になるまでの期間

プレサ・カナリオは超大型犬に分類される犬種ですので成長期が長く、成犬になるまでには18カ月から24カ月ほどかかります。

※成犬とは身体的な成長が止まることです。

プレサ・カナリオの鳴き声

非常に警戒心が強いため、吠えるときは何かに警戒しているか、闘争心をあらわにしている可能性があります。鳴き声は迫力があり、周囲に威圧感や恐怖心を与えかねず、むやみに吠えないようにするしつけが重要です。

プレサ・カナリオがかかりやすい病気

病名時期や症状治療費
股関節形成不全急激に成長することによって骨と筋肉のバランスが崩れ、股関節が変形してしまう遺伝性の病気。15~40万円
胃捻転胃の中にガスがたまったり、食後に運動したりすることで胃がねじれてしまう病気。10~30万円
甲状腺機能低下症甲状腺ホルモンが低下し、元気がなくなる、脱毛などさまざまな症状が出る病気。1万円~

※症状や病院によって金額は変わってきますので、かかりつけの動物病院で確認してください。

プレサ・カナリオは1年を通して温暖なカナリア諸島原産の犬ですので、ある程度暑さには耐性があるでしょう。しかし酷暑ともいえる日本の夏においては、どんな犬でも熱中症になる危険があります。

気温が22~23度、湿度が60%を超えてきたら熱中症に注意する必要があります。予防のためには飼い主がしっかりと環境を整えて予防することが重要です。

暑い季節は日中の散歩を避け、早朝や日没後など涼しい時間帯にしましょう。散歩中も保冷剤や水分補給用のボトルを携帯するのがおすすめです。また、室内でエアコンを付けずに置いておくことも熱中症を引き起こす原因になります。

真夏でなくても、暑くなりやすい車内や締め切った部屋などに置いておくのは危険です。

プレサ・カナリオの体臭

プレサ・カナリオの被毛はスムースコートで、被毛のお手入れはしやすい部類だといえます。汚れから臭ってくる前にきれいにしてあげましょう。

また、マスティフ・タイプの犬種ほどではありませんが、よだれが出るためそこから臭うこともあります。ドッグフードを食べた後や水を飲んだ後など、ひんぱんに口元をぬぐってあげるといいでしょう。

プレサ・カナリオの飼い方

持つプレサ・カナリオは、海外でも飼育が難しいとされてきた犬種です。家畜の護衛という仕事には警戒心や知性が必要であり、ときには家畜を狙う獣などと戦うこともあったと想像できます。

アメリカでは、制御不能となったプレサ・カナリオが飼い主の隣人に襲いかかり、喉を噛んで死なせるといった事件も起きています。力も警戒心も強いという性質をよく理解したうえで、飼い主が完全にコントロールできるよう訓練することが必須です。パワーもあるため、檻や柵など頑丈な設備も必要になってくるでしょう。飼育には投資と経験が必要な犬種であり、飼育経験が浅い人や、小さな子どものいる家庭にはおすすめできません。

プレサ・カナリオを飼うときは、家庭向けに繁殖されている穏やかな個体を迎えましょう。ブリーダーやトレーナーの話をよく聞き、積極的に助けを借りながら飼うことをおすすめします。

子犬のうちからあらゆるしつけと訓練を徹底して行い、同時に社会性を身につけさせながら育てます。室内で飼う場合は、外へ逃げ出さないよう出入り口に柵を設けるなどの工夫が必要です。屋外でも屋内でも、日常的に家族と一緒に過ごすようにします。

プレサ・カナリオは飼い主に対して従順で、尽くします。よそ者に対する警戒心やテリトリーを守ろうとする意識が高く、番犬としても非常に優秀です。しっかりと信頼関係を結んで愛情を注げば、頼もしい家族の一員となってくれるでしょう。

ドッグフードの量・回数

基本的に成長に合わせた総合栄養食を記載量の通りに与えていれば問題ありません。成長途中である子犬のうちは、丈夫な体を作るためのカルシウムやタンパク質が多く必要です。エネルギーを効率的に吸収でき、なおかつ消化のいい子犬専用のフードを与えましょう。成長が止まったら、成犬用のフードに切り替えます。

フードの種類によって給餌量は異なりますが、子犬の場合は1日摂取量を3~4回に分け、ふやかして与えます。

成犬になれば基本的には1日2回で問題ありませんが、プレサ・カナリオは胃捻転になりやすい犬種のため、可能であれば3回に分けて与えます。

胃捻転の予防のためには、一度にたくさん食べさせない、食べてすぐは運動させないといった日ごろの対策が重要です。

超大型犬はその大きさゆえ、一日にたくさんの食事量を必要とします。フードにかかる費用も考慮しておきましょう。

食べさせてはいけないもの

犬が食べてはいけない食べ物ネギ類全般(にんにく、ニラ、玉ねぎなど)・ぶどう類全般・チョコレート・キシリトール・生の魚介類(魚、イカ、タコ、エビ、カニ)・鶏の骨・アボガド・ナッツ類全般
犬は避けたほうがいい食べ物ほうれん草・生肉・香辛料・にぼし・のり・生卵・生野菜・牛乳・ココナッツオイル・干しあんず

上記は代表的な食べ物を記載していますが、もっと詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

犬に与えてはいけない食べ物!食べてしまった時の対処法もご紹介!

犬という生き物は、いい香りがしたりすると食べ物じゃなくても口に入れてしまいます。 でも、犬には食べさせてはいけない食べ物も存在します。食べてしまうと命の危険もあるので要注意です。 今回は、そんな食べ物を食べてしまった時の対処法も合わせてお話していきます。

https://mofmo.jp/article/19619

また犬が苦手な食べ物として、犬は臭覚が優れているため酸み・辛み・苦みに対する感覚がとても敏感で、においを嫌がります。

柑橘類 酢類 スパイス類 クセのある葉物野菜

上記の食べ物も控えたほうが無難でしょう。

抜け毛の量

プレサ・カナリオの被毛は短いシングルコートで、抜け毛は多少あるものの手入れは簡単です。短毛種はそこまで多くのブラッシングを必要としないので、週に1回程度皮膚を傷つけにくいラバーブラシでブラッシングします。汚れたらお風呂に入れ、抜け毛と毛並みのケアをしましょう。

お風呂の入れ方

プレサ・カナリオはこまめなシャンプーが必要な犬種ではありませんが、汚れてしまったときなどはお風呂に入れましょう。

子犬のうちは家庭のお風呂場でも洗えますが、成犬になると抱き上げるのも難しいほど大きくなるため、庭や屋外で洗える環境があるとシャンプーしやすいでしょう。お風呂に入れる前にはブラッシングをして、ある程度汚れを落としつつ毛並みを整えておきます。

子犬のお風呂はは初めてのワクチンを接種してからにしましょう。それまでに体が汚れてしまったら、濡れタオルやウエットティッシュで拭くだけにとどめます。

シャンプーは必ず犬用を使用しましょう。犬の肌や被毛に合うよう作られており、人間のシャンプーとは全く異なるためです。
子犬と成犬それぞれのお風呂の入れ方について紹介します。

プレサ・カナリオの子犬のお風呂の入れ方

  1. お風呂が嫌なものだと思わないように、おもちゃを使うなどして始めるといいでしょう。
  2. やさしく声をかけながら、ぬるま湯でお尻のほうから濡らしていきます。
  3. シャンプーを泡立てて洗っていきます。飽きたり怖がったりすると動き回ることがあるため、手早く行います。顔や鼻には水がかからないように注意し、耳の中にも水が入らないようにしましょう。顔は濡れタオルなどで拭くにとどめるか、最後に洗います。
  4. 洗い終わったら泡をきれいに流します。
  5. しっかりとタオルドライします。
  6. 送風口から30cm以上離してドライヤーで乾かします。

プレサ・カナリオの成犬のお風呂の入れ方

  1. お風呂に入れる前にブラッシングをします。
  2. ぬるま湯でお尻のほうから濡らしていきます。
  3. シャンプーを泡立てて洗っていきます。顔や鼻には水がかからないように注意し、耳の中にも水が入らないようにしましょう。顔は濡れタオルなどで拭くにとどめるか、最後に洗います。
  4. 洗い終わったら泡をきれいに流します。
  5. しっかりとタオルドライします。
  6. 送風口から30cm以上離してドライヤーで乾かします。

最適な散歩時間

プレサ・カナリオは運動量が多い犬種ですので、散歩は必ず毎日連れていきます。1日2回、1回につき1時間程度は必要です。のんびり歩くだけでなく、時々は早足で走らせるといいでしょう。ただし子犬のうちは体に負担がかかる運動は避けます。

運動不足は肥満やストレスの原因となります。ストレスがたまると攻撃的な面が出やすくなり、問題行動にもつながりかねません。散歩中はリードを短く持ち、飼い主に付き添わせ、不意に動いても離さないように常に気を配ります。

プレサ・カナリオのしつけ方法

プレサ・カナリオを飼うには、十分なしつけと訓練が欠かせません。警戒心と縄張り意識が強く力も強いという性質をよく理解し、根気よくしつけていく必要があります。

甘やかしてしまう人やきちんとしつけができない人は飼うべきではありません。しつけを怠れば飼い主や家族、さらに周囲の動物や人が危険な目に遭う可能性があります。

飼い主には忠実ですので、まずはしっかりと信頼関係を築くことが重要です。

飼うときには、大型犬や闘犬を得意とするしつけ教室へ預けるなど、プロの手を借りたほうがいいでしょう。

トイレのしつけ方

子犬を迎えたらすぐにトイレのしつけをしましょう。しつけの開始時期が遅れると、犬が勝手にトイレの場所を決めてしまい、矯正するのが難しくなってしまいます。プレサ・カナリオは体の大きさから排泄物も多く、トイレのしつけを失敗すると後が大変です。

もし、里親制度や保護犬譲渡制度を利用して成犬を引き取るのであれば、子犬以上に根気よくしつける覚悟が必要です。ただ、プレサ・カナリオは飼育頭数自体が少ないため、成犬を引き取る機会はあまりないかもしれません。

トイレシートを使っていた犬は、シートのある場所がトイレだと理解しているため新しい環境でも比較的スムーズにトイレを覚えますが、環境の差や個体差があるため一概にはいえません。しつけの手順は子犬でも成犬でも変わりませんが、成犬になるとトイレの回数が減り、その分時間がかかります。

  1. トイレの場所を決め、ケージなどで囲ってペットシーツをセットします。トイレスペースは犬が動けるくらい広めにとりましょう。
  2. あちこちをかぎ回ったりウロウロしたりと落ち着かない様子が見られたら、トイレに誘導します。「トイレ」と声をかけてあげるのもいいでしょう。
  3. 成功したらサークルから出し、たくさん褒めます。
  4. 「褒められてうれしい」という経験を積み重ねていくことで、トイレの場所を覚えさせていきます。

無駄吠えのしつけ方法

プレサ・カナリオが警戒心から吠える場合は、すみやかに引き離すなど原因を絶つところから工夫しなくてはいけません。

また、子犬の頃から外でほかの人や犬と触れあわせるなど、社交性を養うことも重要です。

  1. 吠え始めたら注意深く観察し、なぜ吠えているのかを探ります。
  2. 玄関のチャイムなど物音などを警戒して吠えているのであれば、チャイムの後におやつをあげて喜ばせ、音に対する警戒心を取り除きます。
  3. 何かを要求しているのであれば、あえて犬の前から姿を消し、吠えなくなってからおやつをあげ「吠えるのをやめるといいことがある」と教えます。

噛み癖のしつけ方法

犬同士でケンカしたり人を噛んでしまったりするのはよくあることですが、プレサ・カナリオの場合は力が強いことから些細なケンカでも大惨事になりかねません。

警戒心の強さなど個体の特性をしっかりと見極め、専門家の手を借りながらしつけていくことが重要です。

  1. 犬が人間をリーダーとして認めていない場合、反抗したり従わせようとしたりして噛むことがあります。人間がリーダーだと教えるために、感情的にならず毅然とした態度で接し、常に正しいコミュニケーションをとりましょう。
  2. 噛む行為には「ストレス」「退屈」「警戒」などさまざまな理由が考えられるため、原因を探り、取り除いていきます。
  3. 運動不足からストレスがたまっているのであれば、散歩の時間や回数を増やす、おもちゃを使って遊ばせるなどして満足させてあげるのが重要です。噛んでもいいおもちゃを与えるのも有効です。

待てのしつけ方法

警戒心の強いプレサ・カナリオは、見知らぬ人や猫などの小動物に反応してしまうことがあります。衝動的な行動をコントロールし、トラブルなく過ごすためにも「待て」のしつけは重要です。

「待て」は、「おすわり」や「伏せ」ができることが前提のしつけです。「待て」の前に、「おすわり」「伏せ」のトレーニングをしておきます。

  1. 「おすわり」か「伏せ」をさせます。
  2. 「待て」の合図を出し、そのままの姿勢で動かずにいられたら「よし」などの合図とともに、おやつをあげます。
  3. 「待て」の時間を1秒、3秒、5秒と少しずつ伸ばしていきます。「よし」を待てずに動くとおやつがもらえない事を教えていきましょう。

留守番のしつけ方法

プレサ・カナリオは大型犬ゆえに、留守番中に暴れたりいたずらしたりすれば、家屋や家具に多大な被害が出ることも考えられます。人間も犬も、安心して留守番をさせられるようにしつけることが大切です。

加えて、脱走を防止する工夫も忘れてはいけません。玄関や敷地外への出入り口を頑丈な柵で塞ぐなどしておきましょう。ケージは高さのある頑丈なものを使います。

  1. 室内にケージなどを用意し、犬が安心して過ごせるスペースを作ります。
  2. おやつなどでケージの中に誘導し、犬が入ったらドアを閉めて柵越しにおやつを与えます。
  3. 進んでケージに入るようになったらおもちゃを中に入れ、ケージで過ごす時間を伸ばしていきます。ケージを「安心して過ごせる場所」だと認識させましょう。
  4. ケージに入れたままさりげなく出かけ、家の中に人がいない状況を作ります。最初は短い時間から始め、少しずつ留守番の時間を延ばしていきます。

保護犬の里親情報をチェック!

shutterstock.com/foster_parent

家族として犬を迎えることを検討されている場合は、「保護犬の里親になる」という選択肢もぜひご検討ください。 新たな飼い主さんのお迎えを待っている子たちがたくさんいます。

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