ビタミンが少ないと?多いとどうなる?「ビタミン」配合サプリを調べました!

ビタミンが少ないと?多いとどうなる?「ビタミン」配合サプリを調べました!

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mofmo編集部

mofmo編集部です。

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飼い主の皆さんは、愛犬にビタミン類が不足していないか意識したことがありますか?今回は、そのビタミン類について調べてみました。ビタミン類にはどのような種類があるのでしょうか?また、どのような働きがあるのでしょうか?さらに、おすすめのビタミン類のサプリメントもご紹介します。

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ビタミンB6

Foods Highest in Vitamin B6 on a wooden table. Top view

bitt24/shutterstock.com

ビタミンB6は、肉や牛乳、イワシ、酵母などに多く含まれています。ビタミンB6は、タンパク質や脂質を分解するのに必要な栄養素です。補酵素としても働き、たくさんの酵素の活動を助けています。

ビタミンB6が不足すると、神経障害や貧血が起こると言われています。また、筋力が弱り、食欲不振に陥り、体重が減少することがあるようです。

逆に過剰摂取した場合は、どのような症状が起きるのでしょうか。ビタミンB6は水溶性ビタミンなので、過剰な分は全て排出されるので、基本的に問題はありませんが、まれに筋力が弱ったり、平均感覚を失ったりすることがあるようです。

ナイアシン

Notepad with chemical formula of  Niacin (vitamin b3) on the wooden table.

designer491/shutterstock.com

ナイアシンは、酵母、豆類、卵などに含まれています。ナイアシンは、体内でトリプトファンという物質から合成することができますが、1日に必要な量をそれだけでは満たすことができないので、食事から補給する必要があります。

ナイアシンは、エネルギーを作ったり、脂質やタンパク質の代謝に必要なビタミンです。また、補酵素としての役割もあります。

ナイアシンは、不足するとペラグラ、黒舌病、皮膚炎、中枢神経異常などを起こすと言われています。ペラグラとは、日光に当たると赤い斑点ができたり、消化器に炎症を起こす病気です。黒舌病とは、舌の色が褐色になったり黒くなったりする病気です。これらの病気は、ナイアシンや不足している栄養素を投与することで改善します。

反対に過剰摂取すると、まれに血管拡張や掻痒感といった症状ができると言われています。

パントテン酸

Foods Highest in Vitamin B5 (Pantothenic Acid)

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パントテン酸は、肉や米、大豆、酵母、蜂蜜、乳製品、卵などに含まれます。パントテン酸は、コエンザイムAという酵素の働きを助けます。糖の代謝や脂肪酸の代謝に必要です。また、コレステロールやホルモンなどの構成にも関係しています。

パントテン酸が不足すると、脂肪肝や低コレステロール、皮膚炎などが起こります。反対に、過剰摂取された分は排出されるので、過剰摂取に関連した問題はないと言われています。

葉酸

Natural sources of folic acid as liver, asparagus, broccoli, eggs, salad, avocado, yeast, nuts, spinach, orange and beans

Evan Lorne/shutterstock.com

葉酸は、肝臓や卵黄、緑黄色野菜などに多く含まれています。葉酸は、造血に関わる仕事をします。また、補酵素として新しい細胞に生まれ変わるときに必要な、核酸の合成と分解に関わっています。葉酸は、体内で作ることができないビタミンですので、毎日食事から摂取することが必要です。

葉酸が不足すると、悪性貧血や白血球が減るなどの症状が起こります。また、舌炎になったり、口蓋裂が生じたりします。逆に、過剰摂取した場合に起こる問題はありません。

ビタミンB12

Natural sources of Vitamin B12 (Cobalamin). Healthy diet eating. Top view

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ビタミンB12は、肉や魚などに含まれているビタミンです。動物は体内でビタミンB12を作れないので、食品から摂取する必要があります。ビタミンB12は、アミノ酸や脂質の代謝に関わっており、さらには造血作用やタンパク質を作る働きもあります。

ビタミンB12が不足すると、悪性貧血を起こす危険があります。また成長が良くなかったり、食欲不振が見られます。過剰摂取による問題はありません。ですから、ビタミンB12が不足しないようにだけ気をつけなければなりません。

おすすめサプリメント

Close up vitamins and supplements on white background with a brown bottle. Including Vitamin c, vitamin E, vitamin D3, salmon oil, fish oil and co enzyme Q10 capsules.

Saowanee K/shutterstock.com

上記で述べたように、ビタミンが不足したりまた過剰に摂取することによって様々な障害が出てきます。

特に不足した場合には、健康を害することが多くありますので、サプリメントなどで補給させたいと言う飼い主さんもおられるでしょう。今回はオススメのサプリメントをご紹介します。

ドギーマン サプリア マルチビタミン

  • サプリア マルチビタミン(ドギーマン)

「ドギーマン サプリア マルチビタミン」は、獣医師と共に開発された国産の犬用サプリメントです。12種類のビタミンが配合されています。食塩や、砂糖、香料、着色料、保存料は一切含まれていません。

配合されているビタミンは下記のとおりです。ビタミンA:37.5μg、ビタミンB1:70μg、ビタミンB2:80μg、ビタミンB6:70μg、ビタミンB12:0.12μg、ビタミンC:5mg、ビタミンD:0.25μg、ビタミンE:0.45mg、ナイアシン:0.75mg、パントテン酸:0.3mg、ビオチン:0.15mg、葉酸:12μg

不足しがちなビタミン類を補給するとともに、過剰摂取にならないよう、配合量が考慮されています。「ドギーマン サプリア マルチビタミン」は、錠剤タイプのサプリメントなので、犬によっては食べるのを嫌がる犬もいるかもしれません。ドッグフードに混ぜるなどして、工夫して与えると良いでしょう。

DHC パーフェクトビタミン

  • パーフェクトビタミン オールカバー(DHC)

「DHC パーフェクトビタミン」は、AAFCOが定める栄養基準値をクリアしているサプリメントです。ビタミンA、ビタミンB12、ナイアシン、ビタミンB1、ビタミンD、ビタミンB2、ビタミンE、葉酸、パントテン酸、ビタミンB6の10種類のビタミンが配合されています。

一粒に含まれているビタミンは以下の通りです。ビタミンE(d-α-トコフェロール)3.60mg、ナイアシン1.24mg、パントテン酸1.08mg、ビタミンB2 0.24mg、ビタミンA 0.18mg、ビタミンB1 0.11mg、ビタミンB6 0.11mg、葉酸0.02mg、ビタミンD(ビタミンD3)〈40IU〉1.00μg、ビタミンB12 2.00μg

このサプリメントも、錠剤タイプですので、犬によっては食べない子もいるかもしれません。しかし、チキンとポークの味がついているので、ドックフードに混ぜて与えるなら違和感なく食べることができるかもしれません。

ドッグミックス

  • Life Extension ドッグミックス

ドッグミックスには、ビタミンやミネラルが配合されており、必要な栄養素を補うために作られました。ビタミンEやC、B6、B12、ナイアシン、パントテン酸、葉酸などが含まれています。ビタミン類だけでなく、ミネラルも配合されており、愛犬の栄養面を総合的に補ってくれるサプリメントです。

・ドッグミックスに含まれる成分は下記の通りです。1スクープあたりの含有量です

・原材料

ビタミンC 50mg、ビタミンE 25IU、ローズマリー タイムおよびセージ エキス 30mg、チアミン 2mg、リボフラビン 5mg、ナイアシン 4mg、パントテン酸 2mg、ビタミンB6 2mg、ビタミンB12 10mg、葉酸 500mcg、トリメチルグリシン250mg、プロバイオティック濃縮物L.アシドフィルス、L.プランタラム、B.ビフィダム、B.ラクティス3mg、ビタミンAベタテイン 477IU、トマト2mg、アルファリポ酸 5mg、L-カルニチン50mg、亜麻仁1100mg
出典:https://www.amazon.com/Life-Extension-Dog-Powder-100-Grams/dp/B00028MWG0

ドッグミックスは、パウダー状のサプリメントですので普段の食事にふりかけるだけで、愛犬に栄養素を与えることができます。手軽で続けやすいサプリメントであると言えるでしょう。

まとめ

ビタミンには様々な種類があり、それぞれに大切な役割があることがわかりました。また、過剰摂取したときの危険や不足したときの危険、それぞれ危険な点があることもわかりました。

ですから、愛犬の健康を守るためにも、愛犬の食事がビタミンバランスのとれたものであるかどうか、飼い主がチェックしてあげなければなりません。

普段のドッグフードで、ビタミンが十分に摂取できていないようなら、サプリメントを活用してみる方法もあります。そのようにして、犬の健康を見守ってあげてください。

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1 名無しさん
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ビタミンもあげればいいってものではなく、過剰摂取で障害が起こったりするので、サプリメントはよほどのことがないと自己判断ではあげられないですね。まずは獣医さんに相談して、その上で自己責任で容量を守って与えてあげるべきだと思います。