犬を飼う前に、ちょっと待った!苦労することもあることをしっかり知っておこう!

犬を飼う前に、ちょっと待った!苦労することもあることをしっかり知っておこう!

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mofmo編集部

mofmo編集部です。

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犬はかわいく癒される…なんてことから多くの方が飼いますが、気軽に飼う…なんてことはできません。 犬にも命があるので、それ相応の責任がかかります。 苦労することも多いので、今回はそんな苦労ごとをご紹介していきます。

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手間をかけられるか

happy guy sitting on a sofa and looking at dog

Olena Yakobchuk/shutterstock.com

手間も見逃せない要素です。猫と違い、犬はまるで人間の赤ちゃんのように世話しなければなりません。一日一回お椀にエサを入れて、あとは繋ぎっぱなしや閉じ込めっぱなしで自然に生きてくれる動物ではないのです。

散歩

犬を適切に飼うには、毎日散歩に連れ出して運動させてやらなければなりません。犬は運動によってストレス解消するだけでなく、健康を保つ生き物です。

個体差もあるものの、基本的には外の空気を吸って歩いたり走ったりするのが好きなため、よほどの小型犬で家の中でも十分に動ける犬種でない限り、外に出して連れ歩くことは避けられない責務と考えておきましょう。毎日散歩に連れ出すのは簡単なことではありません。

柴犬など、中型犬以上のサイズになると、一日一回30分程度外を歩くだけでは足りなくなってきます。大型犬は最低2回、可能なら3~4回、毎回1時間程度は外に出して運動させてやらなければなりません。

外で排泄することを覚えた犬の場合、散歩=トイレの時間にもなるためより重要性が増します。多少の雨でも毎日外に連れて行ってやらなければならず、泥や埃で足や体が汚れると、家に入れる前に拭いたり洗ったりしてやらなければなりません。

そういったことを、自分の日常生活を行いながらこまめに世話してやらなければならず、その苦労は決して生半可なものとはならないでしょう。

毎日きちんと散歩に連れて行ってあげられるかどうかは、犬を飼う上で判断する重要な要素です。外に出るのが面倒な方やその時間を割いてあげられない方は、犬を飼うと苦労する上に、飼われた犬も大きなストレスを感じることになります。

排せつの処理

うんちやおしっこといった排せつも、散歩と同じ度合いの苦労を生み出すでしょう。外でトイレすることを覚えた犬の場合は外に連れて行ってやらなければなりませんが、室内でトイレすることを覚えた犬の場合、所定の位置にトイレすることをトレーニングした上で、毎日トイレシートを交換してあり清潔に保ってやらなければなりません。

自分が世話したい時間にトイレしてくれるとは限らないため、疲れて家に帰ってきた時や休もうと決めていた時間に、トイレを掃除しなければならないことも当たり前のように発生します。

体調が優れず、下痢や嘔吐したりした場合は、それも綺麗に片付けなければならず、犬やタイミングによってはカーペットや畳の上でやってしまうこともあるでしょう。

臭い

犬の臭いも気になるかもしれません。犬を飼っても匂いがとても気になる方は、飼うことにそもそも向いていないでしょう。

シャンプーすればかなりの程度犬を清潔に保つことができますが、あまりに頻繁にシャンプーしすぎると、皮脂が落ち過ぎたり肌へのダメージが強くなることでアレルギーや皮膚病の原因になってしまいます。

1週間に1回程度が限度です。これでかなり臭いを防げるものの、個体によっては気になるという場合や、出かけた場所によって汚れたりすることで臭いが付いてしまうこともあるでしょう。

好きな方には問題ないことでも、気になる方や来客時にはそういう訳にもいきません。そのような訳で定期的にシャンプーしてあげたりペットトリミングに連れていかなければなりませんが、それを好む犬は少ないものです。

水に上手く慣れさせることができなければ、大抵の犬は水を嫌いになります。シャンプーに連れていこうとすると反抗したり、お風呂場の近くを通ることすら嫌がることもあるでしょう。

そういった犬にも愛情深く接してやり、丁寧に体を世話にしてやらなければなりません。体が汚れた時だけでなく、草むらに入ったり土の上を歩くときにも注意が必要です。

どれほど塗布薬やアイテムを使用しても、ノミは隙あらば犬の体に付着してきます。体をこまめに点検してやり、虫が付着していないかケガや擦り傷を負っていないかを見ること、傷があれば手当てしてやることも、手間やケアの中に含まれています。

抜け毛

抜け毛も問題となるかもしれません。シーズーやマルチーズ、トイプードルなど、小型犬には毛が抜けない犬種の物が多いですが、大抵の犬は毛が生え変わるようになっています。

特に、夏を前にした春先と秋の終わりごろ、季節の変わり目に毛が大量に抜け落ちます。

犬の毛は、基本的に“夏仕様”と“冬仕様”があり、それぞれの季節の前には準備しようとして毛が生え変わります。

その時期は、家の中のありとあらゆる衣類やタオルに毛が付着するでしょう。毎日丁寧にブラッシングしたとしても、その度に座布団を作れるのではないかと思う程大量に毛が抜け落ちます。

1日掃除しないだけで、毛の塊が部屋の隅に幾つも出来ていたり、洗濯したての衣類に毛が付着している、毎日料理の中に毛が紛れ込んでいるといったことはもはや“お約束”です。それも愛嬌なのですが、気になる方にとっては防ぎようのないことでもあります。

コロコロで服に付いた毛を処理するのはもちろんですが、それでは服が傷んでしまうこともあり、毛にまつわる面倒なことは幾らでも起こり得ます。

毛が抜けない犬の場合は、トリミングに行って定期的にカットしてやらなければなりません。一回のカットにかかる時間は、犬の大きさにもよりますが1時間程度、費用は5,000~10,000円程度です。

人間の散髪代よりもはるかに高く、人気の美容院でしっかりとサービスを受けられる金額を毎月、あるいは2~3ヶ月に一回犬のために支払わなければなりません。これらも手間や経済的な負担になります。

毛が抜けることやトリミングに費用が掛かることも、犬を飼う上で受け入ればならない負担であり、それが面倒な方が犬を世話していくのは非常に難しいでしょう。

愛犬の死

Dog paws with a spot in the form of heart and human hand close up, top view. Conceptual image of friendship, trust, love, the help between the person and a dog

savitskaya iryna/shutterstock.com

飼い主の中には、犬が死ぬことを受け入れられない方もいらっしゃるでしょう。犬は家族のような存在であり、子どもと同じように大切な存在になり得ます。

それでも、犬は長くて15年、平均で11~12年で生涯を終えることに変わりはありません。犬との死別が辛すぎてもう二度と飼わないことにする方や、ペットロスに長年苦しむ方もいます。ある意味で、犬を飼うことはその人たちにとっては難しいことです。

犬を愛するあまり、亡きあとは大きな悲しみに苦しまなければなりません。犬と言えどもある程度個性があり、なぜかいつもひっくり返って寝ていたり、いつも笑顔を振りまいてくれたり、変にこまめな習慣を持ったりする犬もいます。

それらは、いつしかその犬を飼う上での楽しみや愛らしさになるものです。もはや当たり前になっていたそのような光景をもう二度と見られないのは、やはり非常に辛いものです。

その事実を受け入れることを難しく感じる人ほど、死を含めた犬を飼うという行為は非常に重くなります。それも含めて、犬を飼って最期まで世話することが必要なのです。

デメリット以上にメリットを感じられなければ苦労する

Jack russell  dog  waiting a the door at home with leather leash in mouth , ready to go for a walk with his owner

Javier Brosch/shutterstock.com

以上が、犬を飼う上でデメリットとなり得る要素です。それでも、犬を飼うことは素晴らしい経験で満ちています。多大の苦労や責任と同時に、大きな喜びと楽しさで報いてくれるでしょう。

その幸せを手に入れるためには相応に苦労する必要があり、その覚悟がない方は犬を飼うと間違いなく苦労することになるでしょう。

まとめ

犬を飼うということは、大変でもあるんです。 一番負担がかかるのは、金銭面です。

しっかり先を見据えたうえで、飼うようにしましょう。

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