犬が寄り添って可愛く寝る理由とは?飼い主に寄り添って寝てくる理由も!

犬が寄り添って可愛く寝る理由とは?飼い主に寄り添って寝てくる理由も!

update
mofmo編集部

mofmo編集部です。

mofmo編集部

子犬同士が重なり合うようにくっついて寝ていたり、犬種が違えど親子のように寄り添って寝ていたりする場面は本当に微笑ましく、どんな人でも目尻が下がるのではないでしょうか? 今日は、そんな一度はみなさんが疑問に思ったであろう、犬同士が寄り添って寝る理由をご紹介したいと思います。

update

飼い主さんと寝たがる理由

Sweet curly girl and jack russell dog is sleeping in night.

Yuliya Evstratenko/shutterstock.com

ここまでで、犬同士が寄り添って寝る5つの理由を考えましたがいかがだったでしょうか?

大好きな相手とずっとくっついていたかったり、甘えたかったりという可愛い理由や、野生動物としてたくましく生きていたルーツを持つ犬ならではの理由もありましたね。

しかも、それらのうちのどれかの理由だけで寄り添って寝ているのではなく、それぞれが関係していたり、いくつかの理由が重なっているケースがほとんどです。

これから犬同士が寄り添って寝ているのを見たなら、今日ご紹介したような理由があることを思い出し、その犬達がどんな気持ちで寝ているのかを想像すると、愛おしさがより増してくると思いますよ。

日本で犬を飼育されている家庭では、多頭飼育をしておられるよりも、一匹しか飼育していない方が多いでしょう。ですからワンちゃん達が、飼い主さんと一緒のベットで寝たがる、もしくは自然とくっついてきて寝るという声をよく聞きます。

犬が飼い主さんにくっついて寝たがるのは、犬同士が寄り添って寝る理由と共通していることが多いです。

飼い主さんのことが大好きで、ずっとそばにいたくて、一緒にいると安心できて、心から甘えられる存在で、何かあっても守ってくれると感じているからです。

「大好き」「甘えたい」という感情だけでなく、「寒さ」や「危険」から自分を守り、群れのリーダーとして認めているという「野生としての名残」もあるのです。

つまり、添い寝したがるワンちゃんにとって飼い主さんは、心から信頼できる絶対的なリーダーなのです。

自分に体をくっつけてきて、スヤスヤと寝ている姿を見ると、コミカルな姿に笑ってしまうこともありますが、愛おしさも増しますよね。

しつけがしにくくなるという理由で、犬と一緒に寝てはいけないという説もありますが、日頃からしっかりとした主従関係と信頼関係が築けていれば、一緒に寝るだけで犬が勘違いをすることも、しつけができなくなることもありません。

良い関係が築けている自信があるなら、無理に追いやったりせず、優しく撫でてあげて、そのまま安心してねれるようにしてあげると喜びます。

愛犬と一緒に寝ることは、それを望む飼い主さんにとっても至福のひと時にもなりますので、ぜひしっかりとした信頼関係を築いて、愛犬との生活を最大限楽しまれてください。

寝相でわかる犬の心理

Cute dog sleeping in bed with a fluffy toy bear, top view. Staffordshire terrier puppy resting in clean white bedroom at home

Aleksey Boyko/shutterstock.com

おしくらまんじゅうのように犬同士がギシギシにくっついて寝ている時は、寝相も何も、集団として可愛らしいですが、一匹ずつの寝相を見ていくと、そんな寝方で大丈夫と思えるようなものもあり、とても面白いです。

犬は様々な姿勢で寝ますが、それぞれの姿勢から犬の心理を読み取ることができます。よくある姿勢を早速解析していきたいと思います。

うつ伏せ

うつ伏せスタイルは、犬が一番する寝相で、定番のスタイルなので、皆さんもよく見かけられると思います。

伏せの姿勢は、すぐに起き上がることもできるので、寝ている間も警戒していることの多い犬にとっては好都合なのです。

さらに伏せをして、頭も低くして顎を地面に付けることによって、地面に伝わる振動を敏感にキャッチして、危険が迫るかどうかを感覚的に判断できるそうです。

また、地面にぴったりとお腹をつけることは、毛の薄いお腹から体温が逃げることを防ぐ効果もあるそうです。

寝ている時も常に敵の襲来を考えたり、身を守るため必要があった野生時代の名残が、現代でも非常に強く残っていることは、未だにスタンバイ状態とも言える伏せの姿勢で寝る犬が多いことからもわかりますね。

ペットとなって人間と一緒に暮らすようになっても、犬は犬としての本能をフル活用して生活しているのです。

伏せの状態で寝ている犬は、物音がすると目を開けたり、パッと立ち上がることも多く、心理状態としてはちょっと警戒していると言えます。

スーパーマン

うつ伏せの状態から、手足をピーンと伸ばして、スーパーマンが空を飛ぶ時のような寝相の犬もいます。漫画のようで見かけたら写真を撮りたくなる寝相ですよね。

この場合は、伏せの状態で寝ている場合よりもリラックスしていると言えるでしょう。しかし、危険を察知しやすく、すぐに動けるスタンバイ状態の伏せをキープしているので、やはりすぐに動ける姿勢を保ってはいたいということでもあります。

仰向け

完全にお腹を見せた状態で、仰向けで寝ているのは、なんの心配もしておらず、心からリラックスしている状態、安心しきっている状態です。まあ見るからにそうですよね・・

愛犬がこの姿で寝ているなら、あなたのお家の中では”敵が来るのでは”などとは微塵も考えておらず、”大好きな人に囲まれて、安全な場所で暮らせて幸せだな?”と感じている証拠とも言えます。

仰向けでスヤスヤと寝ていて、近づいてもなんの反応もしないと、”この子は自分のことを犬だと思っているのかしら”と不安になるかもしれませんが、100%安心と思える群れの中にいると思っているだけですので安心してください。

愛犬にとって最高に幸せな環境を提供しているご自分に自信を持って、愛犬の寝相を見て癒されてください。

仰向けで寝ているだけではなく、足も上に上げている場合は、さらにリラックスしている状態だそうです。幸せマックスな寝相ということです。

ぜひムービーや写真を撮って、辛い時の癒しや、悲しい時の気分転換材料として使うことをお勧めします。愛犬の幸せそうな寝顔と寝相は、どんな時にも心を温めてくれるでしょう。

横向き

体を横向きにして、4本の手足共横にして寝ているのも、ご家庭でよく見かけるかもしれません。

このスタイルは、犬にとってかなり楽な姿勢と言われており、穏やかな気持ちの時や、リラックスしている状態の時にします。

ですからこの姿勢で寝ているということは、安心してぐっすりと寝ていることが多く、犬にとっては貴重な熟睡モードに入っているサインでもあるそうです。

普段は割と敏感に反応するワンちゃんでも、横向きになって寝ている時に静かに呼びかけても、全く反応しなかったり、目も開けないケースが多いそうです。

ぐっすり寝入っている姿も本当に可愛らしいですよね。警戒心が強いはずなのに、自分の本では熟睡できるのだということは、飼い主冥利につきるのではないでしょうか?

ただ、熟睡している以外にも横向きになっていることも稀にありますので注意も必要です。暑い時や体温が高くなってしまった時など、横向きになってお腹を出して、体温を下げようとしている場合もあるそうです。

そのような時は、呼吸が早くなっていたり、呼びかけにすぐに答えたりするので、部屋の温度調節をしてあげたりして、体温を下げるのを手伝って上げましょう。そして必ず、体調が悪くないか、異変はないかをチェックしてください。

アンモナイト

まるでアンモナイトのように体を丸めて寝ている状態です。この寝相をしている時は、寒い時か、緊張している時のどちらかと言われています。

体を丸めることによって、空気に触れる面が少なくなると同時に、体温が下がりにくくなるので、この姿勢で寝ていたら、寒いのだなと察して、暖かくなるように対策をとって上げてください。

また、丸まることによって、一番の弱点であるお腹を守ることもできるので、何かしらに警戒している時にはこの寝相で、自分を保護しているので、緊張を引き起こしている原因を探って上げてください。

まとめ

犬同士が寄り添って寝ていたり、飼い主にくっついて寝ようとしたり、寝る時に見せる様々な姿勢には、犬の深い心理が隠されていることが、この記事を通してお分りいただけたと思います。

ご意見、ご感想ありましたらコチラ! この記事のコメントへ (0件)
桜 フォトコンテスト 全国のドッグラン一覧
編集部PICKUP
関連する記事

mofmo掲示板