悲しいけれど、最後まで飼い主でいてあげて!死後のエンゼルケア方法!

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mofmo編集部

mofmo編集部です。

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ワンちゃんたちにとって避けて通ることが出来ないものがあります。それは何でしょうか?それは飼い主とのお別れです。 最後の最後までしっかり世話をしてあげることが大切です。 今回はワンちゃんの死後の身体のケアについてご紹介したいと思います。死後の身体のケアの事を一般的に「エンゼルケア」と呼びます。

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自宅でのエンゼルケア

Picture of a chill dog, taking a nap ,Siberian Husky

nuttapon averuttaman/shutterstock.com

自宅でエンゼルケアをすることもあるでしょう。病院で亡くなったものの、自分たちで行ないたいと思われるかもしれません。また自宅で亡くなり、そのまま飼い主さんがエンゼルケアすることになることもあるでしょう。

自宅でエンゼルケアを行なうことは果たしで出来るでしょうか?

できます。基本的なポイントを押さえておくなら、意外と簡単に行えるものです。

これから、それらのポイントをいくつかご紹介しますね。その後は、飼い主さんたちが行ってあげたいことを加えたりすることも出来るでしょう。

排泄物、体液に対する備え

ワンちゃんが亡くなった後には体の中にまだ食べ物や排せつ物が残っていることがあります。ワンちゃんが弱っていく過程で、筋肉が弛緩し、排せつ物が流れ出ることもあります。そうだとしても、その後にもいくらか残留している場合もあるでしょう。

死後いくらかすると、残っている排せつ物が流れ出てしまうことがあります。それで、あらかじめ、残ったものを取り出すようにしましょう。

どのようにそうできるでしょうか?お腹を手で圧迫してみてください。残留物が流れ出るでしょう。同様に膀胱を抑えるなら、排尿させてあげることができます。この作業が難しいようであれば、獣医さんにお願いすることも出来るでしょう。

排せつ物に加えて、身体の体液にも気を遣うことが出来ます。遺体の鼻や口、肛門などからは体液が流れ出ることがあります。現在流れ出ているものをしっかりと拭き取ってあげましょう。

そして、その後の処理もしておきましょう。脱脂綿などを詰めてあげることで、多少の体液が流れ出ることを防ぐことが出来ます。

ワンちゃんの死後、いくらか時間が経つのであれば、エンゼルケア後も脱脂綿を取り換えてあげてください。そうすることで、体液の量が多くて漏れ出ることを防ぐことができます。

死後硬直に備える

ワンちゃんの身体は亡くなった後に固くなっていくものです。この死後硬直は亡くなったあと3時間もすれば始まるでしょう。筋肉が固くなり、関節も曲がらなくなります。そうなってしまう前に身体を整えてあげるようにしましょう。

まず、身体全体です。手足が伸びたままでは、ワンちゃんを運んだりするときに不便です。棺に入れることも難しくなるでしょう。また手足が伸び切ったままの見た目もあまり良いものとは言えません。

手足を曲げてあげましょう。手足それぞれをおなかのほうに優しく曲げて畳んでください。力任せに曲げるのではなく、関節を意識してスムーズに曲がる方向にだけ力を加えてくださいね。

次は背中です。背中を伸ばしたままにしたいでしょうか?それとも手足を抱えるような形で少し背中を丸めますか?

体勢に迷う場合は、ワンちゃんいつも寝ている姿を思い起こしてはいかがでしょうか?安らかに眠っているように、自然なかたちでからだを丸めてあげることが出来るかもしれませんね。

ワンちゃんの顔にも注意しましょう。ワンちゃんの目や口が開いたままにならないようにしたいものです。

まぶたや口を閉じたとしても時間が経つと自然と開いてくることがあります。そのような形で固まらないためにも、透明なテープなどを活用できるでしょう。テープである程度の時間抑えてあげるなら閉じた状態で固まるはずです。

見た目を整えてあげよう

ワンちゃんの排せつ物、体液などの対処ができたなら、身体をきれいにしてあげましょう。ワンちゃんの身体は排せつ物等で汚れてしまっていることでしょう。

特に被毛などの汚れを入念に取ってあげたいものです。水を使ってしまうと、その後の処置が難しくなります。どうしても汚れが落ちない場合は、水を使わないシャンプーで洗ってあげましょう。

ワンちゃんに付着している汚れが取れたなら、その後は細かなところにも注目できるでしょう。ワンちゃんの被毛をしっかりとブラッシングできます。亡くなる過程で毛並みも乱れていることでしょう。できるだけ、生前の美しい状態のように整えてあげたいものです。

細かな部分までもケアしてあげたい人は、加えて色々なことを行なえるでしょう。ワンちゃんの被毛の長さを少し整えることも出来るかもしれません。また爪などもキレいにカットしてあげることも出来るでしょう。

ワンちゃんの見た目を整えることは大切なことです。ワンちゃんとの最後の記憶はできるだけ美しいものにしたいものです。

生前の美しい状態で、眠っているかのような安らかな見た目に整えてあげましょう。そうするなら、ワンちゃんの尊厳を守ってあげられます。私たちも最後まで穏やかな気持ちでワンちゃんを見送ることが出来るでしょう。

少しの間、一緒にいたい場合は?

ワンちゃんのエンゼルケアが済んだ後、すぐに葬儀をしたり、火葬したり出来ないかもしれません。そうできたとしても、少しの間、ワンちゃんの表情を見ていたいと感じることもあるでしょう。そんな場合には遺体を傷めないための処置が必要です。

まず、遺体を温めないことが大切です。ドライアイスや保冷剤をいくらか用意してください。それらをタオルで包んでからワンちゃんの身体に当ててておくことが出来ます。

特にお腹付近を冷やしてあげると効果的です。棺があるのであれば、その中にいくつか詰めておくことで、遺体を温めないように出来るでしょう。

遺体を安置場所も考慮しましょう。暖かい場所は厳禁です。直射日光が当たらず、風通しの良い場所に置いておきましょう。特に夏場は注意したいものです。夏であれば、冷房の十分聞いた部屋を安置場所とすることが出来ます。

エンゼルケアの目的

An empty dog bed basket with only dog bone snack left on the bed with copy space; concept for missing dog

Jareerat/shutterstock.com

エンゼルケアをすることの目的は何でしょうか?飼い主がエンゼルケアをすることにはどんな意味があるのでしょうか?これらをしっかりと把握しておくなら、自分たちなりのベストな方法も知ることが出来るでしょう。

死後の整理

ワンちゃんが亡くなるなら、当然ですがそのまま放っておくことはできません。遺体を置いたままでは腐敗します。周囲の迷惑になりますし、何よりも、ワンちゃんに対する優しい対応ではありません。

飼い主としての責任になります。病院で行なうにせよ、自分たちで行なうにせよ、しっかりと最後までお世話してあげる責任があります。

飼い主や家族の心の整理

上記では責任について触れましたが、それらは当然の事として考えるまでもないかもしれませんね。責任を別にしても、エンゼルケアは非常に重要です。

なぜなら、飼い主さんやその家族の心を整理することが出来るからです。エンゼルケアをすることで、ワンちゃんの安らかで眠ったような姿を見ることができます。目が覚めたなら、すぐにでも歩き出しそうな姿はわたしたちの心を慰めてくれます。

安らかなワンちゃんを眺める時、また自分たちでエンゼルケアをする時間、それらは生前のワンちゃんとの思い出を振り返る時間でもあります。

嬉しそうに走り回っていたワンちゃんや、甘えてきてくれたワンちゃんを思い出すことが出来るでしょう。そのような幸せな思い出に感謝できますね。

ワンちゃんが動かないことを確かめ、死をしっかりと受け止める助けにもなるでしょう。そのうえで、ワンちゃんに感謝し良い思い出として残していく心に整えていくことが出来るのですね。

まとめ

ワンちゃんのためのエンゼルケアについてご紹介することが出来ました。エンゼルケアとは何だったでしょうか?それは亡くなったワンちゃんの遺体を正しく処置することです。

穏やかで安らかな表情へと戻すための大切な作業なのですね。病院で亡くなった場合は、そのまま獣医さんたちにお願いすることも多いでしょう。プロなので安心してお任せすることが出来ます。

自分たちでエンゼルケアしてあげることも出来ます。基本的なこととして、排せつ物の処理、死後硬直への備え、見た目の整理があるでしょう。自分たちの求める範囲で、行えることを十分に行ってあげましょう。

エンゼルケアはワンちゃんの尊厳を守る行為です。今まで私たちを幸せにしてくれたことを思い返しましょう。お返しする気持ちでケアできます。加えて、私たち飼い主の気持ちも整えるための本当に大切な行為でもあるのです。

是非エンゼルケアについて一度は考えてみてくださいね。

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1 なな
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ワンちゃんではないけど

ねこちゃんですがエンゼルケアをしたことがなかったです。病気で ほとんど 御飯を食べられなかったせいか 特に汚れてしまうことがありませんでした。

翌日には 火葬して お葬式も済ませたのですが 手足は 伸ばしたままでした。

もし、また動物さんを看とることがあれば

手足を少し曲げたりして自然な形にしてあげたいと思います。お水は使わないほうがいいとか知らなかったので 勉強になりました。ありがとうございます。