犬が悲鳴のような鳴き声を上げるのはなぜ?その意味とは一体?

犬が悲鳴のような鳴き声を上げるのはなぜ?その意味とは一体?

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mofmo編集部

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犬が悲鳴のような鳴き声を上げるのはどうしてなのでしょうか?どんな時に悲鳴のような鳴き声を上げるのでしょうか?今回はこうした鳴き声を上げるときの犬の心理や原因についてまとめてみました。

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「怖い」と思って声をあげている

怖がる犬

Annette Shaff/shutterstock.com

ワンちゃんも恐怖を感じることがあります。ワンちゃんが恐怖を感じた時には「キャンキャン」と何度も甲高い鳴き声で叫び続けることがあります。これはワンちゃんが恐怖を感じて、相手に「もうやめて!」と降参を表明している時に出します。

特に気弱なワンちゃんはこのような悲鳴を上げることが多いかもしれません。雷などの大きな音が鳴るとキャンキャンと鳴き続けることがあります。ワンちゃん同士でも相手に強い恐怖を抱くなら、このような声で鳴いてしまうでしょう。

また過去のトラウマから人間に対して強い恐怖を抱くワンちゃんもいます。そんなワンちゃんは知らない人が近づくだけで悲鳴のような鳴き声で鳴き続けるでしょう。

恐怖を感じているワンちゃんを出来るだけ優しく扱ってあげてくださいね。まず、そのような悲鳴があがらない状態にできるでしょうか?

音が原因なら静かな場所へ、犬やワンちゃんが原因なら相手から遠く離れた場所へすぐさま移動しましょう。そしてワンちゃんの恐怖が治まるまで近くにいて優しく体を撫でてあげてください。

飼い主に助けてほしい

助けを呼ぶ犬

iko/shutterstock.com

ワンちゃんが甲高い声で「キャンキャン」と鳴き続ける場合、それは意図的な悲鳴です。誰かに何かを伝えようとしているのです。もしかしたら、それは飼い主さんへのSOSかもしれません。

私たち人間も恐怖を感じたり、非常に困った状態に陥ったりすると、「だれか助けて!」と悲鳴のような声をあげることがありますよね。ワンちゃんもそのように切実な願いをもって飼い主さんに助けを求めている場合があります。

もちろんどのような助けが欲しいかはワンちゃん次第なので、ここではっきりと断定することはできません。痛みや恐怖を感じていて飼い主さんにそれらを気付いてほしいのかもしれません。また強いストレスが溜まっていて、そのストレスを何とかしてほしいと泣き続けることもあります。

高齢になり認知症を患うと、特定の問題があるわけでもないのにキャンキャンと鳴き続けることがあるものです。夜鳴きともいわれますが、これも飼い主に対する助けを求める思いも含まれているに違いありません。飼い主さんが近づいて安心させてあげることで鳴き止むことがあります。

飼い主へのSOSであるなら、すぐに駆け付けてあげましょう。必要な助けを与えて、ワンちゃんを守ってあげてくださいね。

飼い主の気を引くため

飼い主に愛される犬

Dean Drobot/shutterstock.com

賢いワンちゃんは飼い主の気を引くために、キャンキャンと吠え続けることもあるようです。

最初は「飼い主に助けてほしい」という願いで悲鳴を上げるのですが、そのようにして助けてもらっているうちに、学習するようになるのです。「自分が悲鳴のような声をあげると飼い主さんは構ってくれるし、なんでも言うことを聞いてくれる」と勘違いするのです。

これは特に主従関係が出来ていないワンちゃんに多いことでしょう。ワガママになったワンちゃんは簡単に悲鳴を上げて飼い主を呼ぼうとするかもしれません。

飼い主さんも最初は「どうしたの?」という気持ちで助けてあげようとするでしょう。しかし、何でもないことが続くなら、悲鳴が単なるワガママであると気付くかもしれません。

そうであるなら、対処法としては「無視」が一番です。ワンちゃんは自分のワガママが通らないことが分かると、しばらくした後に気を引こうとするのをやめるでしょう。もちろん、飼い主さんはワンちゃんとそれ以外の時間にコミュニケーションを図ってあげることが大切です。

この問題は、ワンちゃんの本当の「SOS」サインを見逃してしまうことに繋がりかねません。飼い主さんはしっかりと様子を判断するようにしましょう。場合によっては一度病院に連れて行って診察してください。健康であることはっきりと分かるなら、ワガママ対応もしやすいですよね。

まとめ

かわいい子犬

Smit/shutterstock.com

ワンちゃんたちが悲鳴のような声をあげる理由についていくつかご紹介しました。

ワンちゃんたちの鳴き声にはいくつかの種類とそれに伴う様々な気持ちがあります。特に「キャン」「キャンキャン」といった悲鳴のような鳴き声はワンちゃんのSOSである場合が多いです。飼い主さんはすぐに駆け付けてあげて、様子を観察してあげるようにしましょう。

痛みは病気やケガから来ている場合があります。ワンちゃんの身体を触ってあげて、悲鳴の原因をしっかりと見つけるようにしましょう。驚きや不快が原因である場合もあります。

ワンちゃんにストレスがかかっていることが多いので、出来るだけ悲鳴があがらないようにしてあげましょう。ワンちゃんが安心できるまで近くにいてあげてくださいね。

ワンちゃんは人間のように言葉を話しません。飼い主さんは鳴き声の理由をしっかりと見極めて、いつもワンちゃんが気持ちよく過ごすことができるようにしてあげましょう。

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