犬がソワソワするのはどうして?落ち着かない理由についてまとめてみた!

犬がソワソワするのはどうして?落ち着かない理由についてまとめてみた!

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mofmo編集部

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犬がソワソワして落ち着かない様子だと、飼い主さんも気になってしまいますよね。何か落ち着かない原因があるのかな?具合が良くないのかな?と心配になります。今回は犬がソワソワしているときの心理についてまとめてみました。

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ワンちゃんがソワソワしてしまうシチュエーション

これからワンちゃんがソワソワしてしまいがちなシチュエーションをいくつかご紹介したいと思います。これらを把握しておくことで、ワンちゃんの必要をすぐに察知してあげることが出来るかもしれません。

ワンちゃんの「ソワソワ」は放っておいても良い場合もありますが、そうでないものもあります。ワンちゃんの状態を見分けるために、飼い主さんからアクションを起こしてあげないといけない場合もあります。そのためにもそれぞれの「ソワソワ」の特徴を知っておくと良いでしょう。

おなかが空いている

空腹の犬

Jaromir Chalabala/shutterstock.com

ワンちゃんのお腹が空いているとソワソワすることがあります。飼い主さんがごはんを準備している時に、特に落ち着きのなさを示すことがあるでしょう。

ドッグフードの袋を取り出すと、嬉しそうに近寄ってくるかもしれません。飼い主さんとフードボウルとの間を行ったり来たりすることもありますよね。指示を出していないのに「伏せ」や「お座り」の形をとって、「早くちょうだい」との気持ちを表わすことがあります。

伏せやお座りをしていてもうれしくて体が震えていることもあります。なんとも可愛らしい落ち着きのなさですね。ごはんへの期待が高まって落ち着かなくなってしまうのですね。

あまりにも空腹になってしまうと、ごはんの準備していない場面でもソワソワしてしまいます。これは期待というよりも、我慢からきている落ち着きのなさでしょう。

飼い主さんの周りやフードボウルの周りをぐるぐると歩き回ったり、フードボウルを舐めてみたりと、ソワソワしてしまいます。そんな場面を発見したなら、ごはんを与え忘れていないか思い起こすようにしましょう。

定期的にそのようにソワソワするのであれば、ごはんの量や与え方に問題があるのかもしれませんね。

トイレに行きたい

トイレットペーパーと犬

Smit/shutterstock.com

トイレに行きたくてソワソワするワンちゃんも多いでしょう。これはわたしたち人間でもよくわかる行為ですよね。

ワンちゃんがソワソワしだすと、そのあとすぐに排泄することも多いでしょう。お家の中でトイレトレーニングがしっかりとできているワンちゃんはあまり問題とならないでしょう。自分からトイレに行って排泄するはずです。

注意が必要なのは、トイレトレーニングの最中のワンちゃんや、散歩途中のワンちゃんです。

トイレトレーニングするためには決まった場所に連れて行って排泄させることがポイントとなってきます。

この時期のワンちゃんのソワソワには敏感でありたいものです。すぐに指定場所に連れていってそこで排泄してもらうようにしましょう。何度か繰り返すことで自分からトイレの場所を覚えてくれるようになります。

散歩中にソワソワしだしたら、どうしますか?うんち処理セットはしっかりと持ってきていることでしょう。あとは排泄する場所を考えることがマナーと言えるかもしれませんね。

道の真ん中で排泄してしまうなら、通行の邪魔になります。また人のお家の前なども嫌がられるでしょう。ワンちゃんがソワソワしだしたなら、すぐに排泄できる場所を見つけてそこまで引っ張ってあげるべきです。

運動不足

運動不足でストレスが溜まっているワンちゃんもソワソワすることがあります。大抵のワンちゃんたちは運動が大好きです。広い場所で走り回ったりジャンプしたりすることで体全体を使うことができます。

散歩には行っているけど運動していないワンちゃんも多いかもしれませんね。エネルギーが有り余っていると体を動かしたくてうずうずしてしまうものです。そのような気持ちがワンちゃんのソワソワと繋がるのですね。

運動不足は単に元気が有り余るだけではありません。ストレスを発散させることがなくなってしまうのです。ストレスが溜まることで、不安定な気持ちから落ち着きが無くなるワンちゃんもいることでしょう。

ワンちゃんがソワソワすることが多いならしっかりと運動できているかを考えてみてくださいね。

散歩に行きたい

散歩する犬

Dhanoo Surasarang/shutterstock.com

飼い主さんが散歩に行こうと準備を始めるとうれしくなってソワソワしだすことでしょう。ワンちゃんたちは散歩が大好きです。ワンちゃんは散歩によって気分をリフレッシュすることができます。お家の中や、庭では経験することのできない音や景色、においを感じることが出来るのです。

いつも決まった時間に散歩に行っているのであれば、その時間になると待ちきれずにソワソワするかもしれません。その落ち着きのなさで飼い主さんが散歩の時間だと気付くこともあるのではないでしょうか?

玄関の扉と飼い主さんの間を行ったり来たりするさまは可愛らしいものです。あまりにも落ち着きがないのでリードが付けづらく、余計に待たせてしまうなんてこともありますね。

知らない人やワンちゃんがいる

自宅にお客さんが来ることがあるでしょう。そんな時にワンちゃんによってはソワソワしだすことがあります。ワンちゃんの性格によって落ち着きのなさの程度や理由は異なるようです。

人が大好きなワンちゃんは「どんな人なのだろう?」「お客さんと遊びたいなー」と興味津々です。お客さんに対する期待から嬉しくなってソワソワするのです。興味津々にお客さんのにおいを嗅ごうとせわしなく鼻を動かすこともあるでしょう。

人見知りワンちゃんの場合は、不安からソワソワしてしまいます。「だれなのだろう・・・」「落ち着かないな」「怖い人かな。大丈夫かな・・・」と警戒心と不安でいっぱいになってしまうのですね。

少し勇気のあるワンちゃんは近づいてにおいを嗅ぐでしょう。かなり憶病なワンちゃんは近づくことさえできずに、お客さんから離れたところで、ウロウロとせわしなく動いたりするものです。

お客さんは人間だけとは限りませんよね。来客としてワンちゃんが訪問するときも同じような気持ちからソワソワしだすでしょう。また、新しい家族が増えた時も、最初は同じようなしぐさをするでしょう。

慣れない場所にいるとき

カフェにいる犬

Jaromir Chalabala/shutterstock.com

ワンちゃんたちははじめての場所に来る時に不安を感じたり、興奮したりすることがあるようです。引っ越しでお家が変わることもあれば、お出かけすることもあるでしょう。

ワンちゃんにとって病院やトリミングはなじみがなく、とりわけ不安に感じやすいものです。特に飼い主さんが近くにいないならその不安は大きくなってしまうでしょう。敏感なワンちゃんは出かける前からソワソワしだすものです。

ドッグランなどに連れて行ったことがあるでしょうか?初めてのドッグランでも怯えてしまったり、たくさんのワンちゃんたちに興奮したりするものです。あまりにも落ち着きがない場合は、落ち着きを取り戻すまで、その場でゆっくりと待つことも必要かもしれませんね。

急激な場所の変化はワンちゃんに大きなダメージを与える場合があることも覚えておきましょう。気の弱いワンちゃんは心に傷を負ってしまって、出かけることが嫌いになってしまうこともあるのです。ワンちゃんのソワソワの度合いに応じて、正しく対処してあげることが大切なのです。

留守番

ワンちゃんは寂しい時には不安を感じるものです。特にお留守番する時、ワンちゃんは強い寂しさと不安を感じます。お留守番を難なくこなせるワンちゃんもいますが、苦手なワンちゃんがいることも覚えておきましょう。

お留守番が苦手なワンちゃんは不安な気持ちから、落ち着きがなくなります。気になるようでしたら、一度留守中にビデオカメラなどを設置してみてもよいかもしれません。

出かける時には特に変化がなかったワンちゃんでも、ひとりでいる時間が長くなるにつれ、徐々に落ち着きがなくなってくるかもしれません。

同じ場所をウロウロしたり、ソワソワしたりする様子が確認できるなら、落ち着いてお留守番できるようフォローしてあげる必要があるかもしれません。

「分離不安症」を抱えているワンちゃんもいます。分離不安症のワンちゃんは飼い主と離れることができず、ひとりになるなら非常につよい寂しさを感じるようになります。不安から病的な行動にまででるのです。

身体を傷つけたり、暴れたりと、「ソワソワする」以上の行動にでてしまうのです。皆さんのワンちゃんがここまで落ち着きがない場合は、獣医さんに相談する必要がありそうですね。

もちろん、どんなワンちゃんでもお留守番は寂しく感じるものです。ワンちゃんの気持ちを理解してあげて、あまり不安にさせないようにしたいものです。

飼い主さんが心配!

心配な犬

Mark Herreid/shutterstock.com

ワンちゃんは愛する飼い主さんに異変が生じるととても心配になります。いつも活動的な飼い主さんが病気になって伏せっている時などがそうです。「ご主人様どうしたの?」「大丈夫かな?」「どうしよう、どうしよう~」と不安になってアタフタしてしまうのですね。

飼い主さんの小さな変化を敏感に気付いてくれるワンちゃんもいます。ワンちゃんが私たちのためにソワソワしてくれるのはうれしいことですが、ワンちゃんのことを考えるとあまり良いことではありませんね。私たちが安定していることでワンちゃんを不安にさせないようにしましょう。

体調が悪い・病気

ワンちゃんがソワソワしているのは、痛みを我慢しているからかもしれません。体調が悪かったり、病気を抱えている故に痛みがあったりする時、ワンちゃんは言葉で痛みを表現できません。ですから、わたしたち飼い主はこの症状に敏感でありたいものです。

「いつもは落ち着いているワンちゃんがソワソワしている」「ここ最近、ずっと落ち着きがない」

こんなことがあるでしょうか?病院に連れていきましょう。確信がないとしても、念のために診察してもらうことは大切です。病気でないとしても、なにか他の原因がみつかるかもしれません。

認知症

年老いた犬

marcinm111/shutterstock.com

ワンちゃんが高齢になると、認知症を患うことがあります。認知症は治すことができないので、うまく付き合っていくことポイントとなってきます。

認知症の症状は様々ですが、特に多いのは夜にソワソワしだすことです。普通であれば、ぐっすりと眠っている時間なのに、なかなか眠らず、ソワソワ動いていたり、夜鳴きしたりします。

こんな時は飼い主さんが側で寝てあげることができるでしょう。飼い主さんを近くに感じることで落ち着きを取り戻すことがあるようです。

認知症によるソワソワは解決策がないことも多いです。長年過ごしてきたワンちゃんを温かい目で見守ってあげるようにしましょう。

まとめ

可愛い犬

Christin Lola/shutterstock.com

いかがだったでしょうか?ワンちゃんがソワソワしてしまうシチュエーションを紹介することが出来ました。ワンちゃんは、不安や、期待を感じる時に落ち着かなくなります。また何かを我慢している時にもソワソワします。

ワンちゃんがソワソワしてしまうシチュエーションの中には、見逃してしまいたくないサインのようなものもあります。特に病気や痛み、ストレスからくる「ソワソワ」は出来るだけ早めに対処したいものですね。

ワンちゃんの落ち着きのなさは、ワンちゃんの気持ちを表すものとなります。言葉で会話することが出来ないとしても、そのような仕草の理由を察することで、ワンちゃんをもっとよく知ることができます。

そのようにしてワンちゃんをより知っていくことは、ワンちゃんをより好きになることに繋がるでしょう。ワンちゃんたちも、良く知ってくれる飼い主さんの事をとても好きになるに違いありません。

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