犬が毎日楽しみにしていることは何?飼い主ができることはコレだ!

犬が毎日楽しみにしていることは何?飼い主ができることはコレだ!

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mofmo編集部

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犬が楽しそうにしていると、飼い主もまた幸せな気持ちになるものです。では犬が毎日楽しみにしているのはどんなことでしょうか?今回は犬が幸せに思うことについてまとめてみました。

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散歩

少女と散歩する犬

Osadchaya Olga/shutterstock.com

食べることと同じくらい楽しみにしているのが、散歩です。日本では室内で飼育されている犬が多いですし、外で飼育されているとしても限られたスペースなわけですから、散歩が気分転換になるのは容易にイメージできますよね、

太陽の陽を浴びたり、様々な匂いを嗅いだり、新しい発見をしたり、散歩に出かけるとたとえ近所のいつものコースでも、犬の感性を刺激するものがたくさんあります。

しかも、犬には自分の縄張りをもつ習性がありますので、テリトリーを巡回してマーキングすることは、犬が持っている本能的欲求を満たすことにもつながります。

もちろん、犬には満たすべき運動量もあり、散歩で適度な距離を歩いたり、公園など安全な場所で走らせることによって、運動させることは愛犬の健康を維持するのに欠かせません。

しかも散歩は、ほとんどの場合飼い主さんと一緒に行きますよね。つまり、犬にとって大好きな飼い主さんと過ごせる時間でもあるのです。

このように、犬が散歩を楽しみにするのには、いくつもの至極全うな理由があります。だからこそ、獣医さんやドックトレーナーなど、犬のプロフェッショナルは、散歩に連れていくことの重要性を繰り返し強調しています。

犬自身も重要性を痛感させてくれる反応をするのではないでしょうか?

飼い主さんの生活リズムに合わせて、散歩の時間もある程度決められてきますので、ご飯と同じように、特定の時間になると、散歩に行くことを予想してウキウキしだしたり、中には自分でリードを銜えて玄関で待つ子までいるそうです。

外に出ると、ルンルンした気持ちなのが全身から溢れ出て、本当に楽しそうに、嬉しそうに歩いていますよね。いろんなものに興味を示して立ち止まったり、聞き耳を立てたり、匂いを嗅いで確認したり、散歩中の犬を見ていると飽きることがありません。

犬が満足するまで散歩してあげると、”ありがとう、大好きだよ”と伝えるかのように見つめてきたり、くっついてきたことはないでしょうか?

犬は散歩を心から楽しみにしています。散歩に連れて行かないと、どんなに美味しくて栄養満点のご飯を食べさせていても、心身ともに健康な状態を維持することはできません。

理想は、30分ほどの散歩を朝と夕方、一日2回してあげることですが、難しい時はそれよりも短い時間でもいいですし、一日1回でもいいので、必ず毎日散歩に連れていくということを守ってください。

遊び

 飼い主と遊ぶ犬

Osadchaya Olga/shutterstock.com

野生時代の犬は、群れで狩をして生活していましたし、人間と共に生きるようになってからも、狩猟や牧羊、害虫駆除を手伝う使役犬として働いてきました。

つまり、犬は狩をする能力があり、体の作りもそれに適しています。そして何より、その能力を使うことを楽しみ、獲物を仕留めることにやりがいを感じるのです。

21世紀を人間と共に生きている犬たちは、狩猟犬とは程遠い、食事は飼い主さんに全て依存し、冷暖房完備の室内で、ベットで横になって寝たり、トリミングサロンに行ったり洋服を着る暮らしをしている子もいます。

しかし、暮らしが変わろうとも、犬としての本能が失われることはなく、おもちゃで遊ぶことで、狩猟感覚を満たしているそうです。

ぬいぐるみや音のなるおもちゃを獲物と見立てて、飛びついたり、銜えて振り回したり、引きちぎろうとしたりすることは全て、狩をしていた時の動作と同じで、狩を疑似体験していると言われています。

さらには、お気に入りのおもちゃやぬいぐるみを、自分のゲージやクレートなどのパーソナルゾーンに持っていくのは、仲間を作っている感覚だったり、子供に見立てて面倒を見ていることに匹敵すると言われています。

そのようにして、遊びを通して犬としての本能を満たすことができるので、やはり遊ぶ時間を犬を楽しみにしているのです。

遊びながらどんどんテンションが上がって、こちらが思わず笑ってしまったり、疲れるほどに夢中に遊んでいる姿を見ると、遊びが犬にとって貴重な時間であることを感じ取ることができますよね。

飼い主との時間

飼い主と過ごす犬

oneinchpunch/shutterstock.com

犬は群れで生活してきた動物なので、基本的に一人でいることを寂しく感じ、人や他の動物といると安心できるそうです。

その中でも飼い主さんは特別です。主従関係がしっかり築けている場合、飼い犬にとって飼い主さんは唯一無二の存在、絶対的な自分のリーダー、心から信頼できる仲間、深い愛情を持っている家族なのです。

好きで好きでたまらない存在、一緒にいると心から安らげる存在なのです。ですから、飼い主さんと一緒に過ごす時間は、ワンちゃんたちにとって、心が満たされ愛を感じられる大事なひと時となります。

だからこそ、その時間を楽しみにしています。現代人は忙しく働いていますので、いつも一緒にいることはできませんし、愛犬には、長時間の留守番をしてもらうしかない人もいることでしょう。

そんな時ワンちゃん達は、飼い主さんとまた撫でてもらえること、優しく話しかけてもらえること、たっぷりの愛情を注がれることを想像しながら、首を長〜くして飼い主さんの帰りを待っているのです。

飼い主さんの気配を感じた途端、玄関に走って行ったり、ドアが開いて飼い主さんを見た瞬間、嬉しさで小躍りしたり、飼い主さんが帰宅した時のワンちゃん達の反応は、本当にドラマティックです。

そんな愛犬の姿を見て、”こんなにも自分の帰宅を楽しみに待ってくれ、再会を喜んでくれるなんて”と愛おしさが込み上げてくる人も多いですよね。

ワンちゃん達は毎日、ソファでくつろぐ飼い主さんの横にピタリとくっついたり、何気なく撫でてもらったり、話しかけてもらうことを楽しみに過ごしています。なんて健気な動物なのでしょう。

散歩も遊びも、飼い主さんと一緒にすると喜びが倍増しますし、ご飯も飼い主さんからもらうと美味しさ増すほど、人間と心の交流ができる、敏感で感情豊かな動物です。だからこそ、私たちも一緒にいると癒されたり、元気をもらえたりするのでしょう。

リラックスする時間

のんびり過ごす犬と飼い主

Lizardflms/shutterstock.com

誰かと一緒にいることを好む犬ですが、自分だけの空間で、心底リラックスできる時間も必要としています。

ペット犬の日常生活の中には、犬をびっくりさせるような音がしたり、不快に感じる匂いがしたり、落ち着かない照明などがあります。そのようなもの全てから解放される時間と場所が必要なのです。

犬は自然界で生活している時には、洞窟や穴の中など、暗くて狭い場所を寝床にしていました。ですから、今でも暗くて狭い場所をパーソナルゾーンとして持つことによって、心の安定をはかり、リラックスすることができると言われています。

飼い主さんの家の中は犬にとって自分の家の中となるわけですが、家全体では犬にとっては文字通り広すぎますし、あくまでも仲間もしくは家族との共有のスペースとなっていますので、自分だけの場所とは異なります。

ペット犬が正真正銘のパーソナルゾーンと感じるのは、自分専用のゲージやクレートの中だけで、そこに入ることによって、緊張感から解放されたり、不安や恐怖心を取り除くことができるのです。

”ここにいれば何があっても大丈夫””100%安心できる場所”と感じられるスペースが常にあり、そこが居心地よくなっているなら、そこで過ごし、心身ともにリラックスすることをこことから楽しみにします。

それぞれの犬のサイズに合わせた専用のクレートをぜひ用意してあげてください。人から見たら少し狭いかな?と思うくらいの方が犬はリラックスできることが多いです。

まとめ

幸せな子犬

Blanscape/shutterstock.com

犬が楽しみにしている6つのことを見てきましたがいかがだったでしょうか?人間に飼育されている犬の人生は、飼い主さんや周りにいる人次第で、不幸にも幸せにもなります。

ぜひ、ワンちゃん達が楽しみにしていることを理解して、毎日の生活の中でたくさん楽しい思いをさせてあげてください。

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