愛犬と一緒に寝たい!OK?それともNG?徹底解説していきます!

愛犬と一緒に寝たい!OK?それともNG?徹底解説していきます!

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「愛犬と一緒のベッドで寝たい」、そんな夢を持っている人は少なくないでしょう。仲良く横になっていると愛情を感じることができ、幸せなひと時になるかもしれません。しかし犬と一緒に寝ることにはデメリットもあります。今回は犬と一緒に寝るのは良いのかどうか、飼い主さんのコメントを交えて解説したいと思います。

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愛犬と一緒に寝るデメリット

夫婦の間で寝る犬

Kseniya Ivanova/shutterstock.com

では愛犬と一緒に寝ることには何かデメリットがあるのでしょうか?いくつかあります。いくつかのポイントを見てみましょう。

安全面でリスクがある

犬が小型犬の場合、安全面が気になります。中型あるいは大型犬ならまだしも、小型犬の場合は飼い主が寝返りを打った時などに押しつぶしたり脚を踏んでしまったりするかもしれません。

その結果死なないとしても関節を痛めてしまうかもしれません。押しのけてベッドから落としてしまったら骨折してしまうかもしれません。飼い主が巨漢の場合やベッドが小さい場合は余計に心配があります。

自分が熟睡できない

犬の事を心配していると、自分が変な姿勢で寝るようになったり、ベッドのわきの方で固まって寝ようとする飼い主も出てくる事でしょう。

しかしそうやって不自然な態勢で寝ていると熟睡できなくなります。最近は寝返りの大切さが指摘されています。寝返りを打つことで血液循環が悪くなるのを防ぐことができ、かつ体の負担を和らげることができます。さらには体温調節や家や水分の発送を調節する役割を果たすともいわれていて、生理的な必要な動きです。

しかし犬のことを心配するあまり寝返りを打てないようでは、良い睡眠がとれません。

衛生的ではない

ありますし、場合によってはアレルギーが発生してしまうかもしれません。

散歩を頻繁にしたり土の上で転げまわったりする犬の場合、余計に何を体につけているか分かりません。毎日愛犬をしっかり洗えるわけではないでしょう。皮膚が敏感とか呼吸器系に問題があるという飼い主の場合、特に注意が必要でしょう。

犬の分離不安をあおるかもしれない

「分離不安」の心配もあります。分離不安とは、飼い主と長時間離れることでおこる不安症で、これがあると激しく吠えたり自傷行為をしたり、排泄ミスをしてしまったりします。分離不安は社会化不足や親や兄弟から早くから引き離されたことなどが原因になりえます。甘やかしてずっと一緒に寝ていると、分離不安を助長してしまうかもしれません。

上下関係が崩れてしまう

場合によっては上下関係が崩れてしまうリスクがあります。飼い主と愛犬との間に信頼関係が築かれていて、ちゃんとしつけもされているならまだしも、そうでない場合は愛犬が「自分は飼い主よりも上だ」と勘違いしてしまうかもしれません。

一緒に寝ても良いケース

赤ちゃんを抱っこする父親と横になっている犬

Anna Kraynova/shutterstock.com

とはいえ絶対的に一緒に寝るのが悪いわけではありません。場合によってはOKな場合もあります。例えばしつけがしっかりされているというケースです。しつけが行き届いていて、犬が飼い主をボスと認めている場合は特に問題ないでしょう。

ただしもし飼い主をボスと認めていなかったり、ベッドが自分の場所だと勘違いしていると、飼い主がベッドに横たわる時に唸ったり噛みついたりすることもあります。そのためしつけは絶対必要です。

しつけをする時には、例えば「ベッドから降りる」というコマンドを教え込むようにしましょう。「おりなさい」というコマンドで犬が言う事を聞くようなら、一緒に寝ても問題ないでしょう。

ただし絶対必要でなければ別々に寝る方が良いとも言えます。犬と一緒に寝たいという飼い主の気持ちは分かりますが、先述した様々なデメリットについて考えると、あえて一緒に寝るメリットはそれほど多くないかもしれません。

人間の夫婦の間ですら、ベッドの大きさによっては一緒に寝るのが窮屈に感じることもあります。睡眠は人生の3分の1の時間を消耗するとよく言われますが、それだけ長い睡眠時間をいかに良質なものにするかは大事なテーマです。ですから飼い主と犬それぞれが自分の寝床でのびのび寝る方が良いでしょう。普段からスキンシップをしっかり取っているのであれば、寝る時にまでコミュニケーションを図る必要もないと言えます。

さらに結婚している場合は以下のような興味深いコメントも考慮したほうが良いでしょう。

「上下関係ができていてもこの先の生活を考えてベッドで一緒に寝るか考えた方がよいです。独身女性なら、今後結婚し、子供ができれば間違いなく乳幼児の時期は子供と一緒に寝るようになります。その時に、ベッド(飼い主の隣)を後から来た子供にとられるワケですから、子供と犬の関係上よくありません。」
出典:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11112645811

犬は嫉妬することがありますが、赤ちゃんがいる家庭やこれから持つ家庭の場合、犬との適切な距離関係を保つことも大切です。犬はもちろん家族の一員ですが、人間より上ではありません。それを踏まえて一緒に寝るかどうか決定すると良いでしょう。

まとめ

今回は犬と飼い主とが一緒に寝るのは良いのかどうかについて考えてきました。結論をまとめると、一緒に寝てもかまわないケースもあります。犬がそれで安心・安全に寝られるのであれば問題ないでしょう。飼い主も普段きちんとしつけを施しているのであれば「よし」とするかもしれません。

しかし絶対に必要というわけではなくメリットも特に感じないのであれば、別々の寝床で時を過ごす方がベターです。

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