
犬がさくらんぼを食べても大丈夫?期待できるメリットや注意点について解説します!
犬にさくらんぼを食べさせてもいいのかと考えたことがありますか?小ぶりで甘酸っぱく食べやすいので、ついつい犬にも気軽にあげたくなるものです。今回はさくらんぼを犬に食べさせてもいいのか、メリットや注意点などについてまとめてみました!

さくらんぼを与えるときに気をつけること

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ここまでさくらんぼを与えることで期待できる効果についてご紹介してきました。
ではここで「種や茎は与えない」ということに加えて、さくらんぼの与え方についてもう少し説明を加えさせていただきたいと思います。
加工品は与えない
さくらんぼは主に5月から6月が旬とされる果物です。旬の時期を過ぎた場合、けっこう値が張る果物ですよね。
では、さくらんぼの缶詰などは与えてもいいのでしょうか?答えはノーです。缶詰に入っているものは基本的に保存料やシロップなどが含まれており、犬にとっては好ましくありません。さくらんぼを与えるなら、生で新鮮なさくらんぼを与えましょう。
与える量に注意
さくらんぼは一粒5キロカロリーほどです。カロリーについてはあまり気にする必要はありません。気をつけたいのはさくらんぼに含まれる糖質です。
わたしたちが食べてわかるとおり、さくらんぼは甘酸っぱい食べ物で、ブドウ糖が含まれています。与える量によっては肥満や糖尿病になってしまう恐れもあります。
どの果物を与える場合にも言えることですが、果物やおやつを与える場合には与える量に注意してあげる必要があります。では、犬が1日に食べても良いさくらんぼの目安はどれくらいででしょうか?犬の体格や体重で違いがあります。
・体重1キロの犬の場合→3グラムぐらい ・体重3キロの犬の場合→7グラムぐらい ・体重5キロの犬の場合→10グラムぐらい ・体重3キロの犬の場合→18グラムぐらい
これぐらいが目安になります。さくらんぼ一粒が種や茎を除いてだいたい3グラムぐらいと考えていいと思います。体重1キロあたり1粒ぐらいといったところでしょうか。ちょっと犬にとっては物足りない量かもしれませんが、これが適量です。
アレルギーの可能性
さくらんぼは、桃やメロンといった果物のようにアレルギー症状を引き起こす可能性のある果物です。大多数の犬は問題がないと思いますが、以下のような症状が出ている場合は要注意です。
・目が充血している ・口や鼻の周りを痒がる ・嘔吐、下痢、ぐったりする
以上のような症状が出ている場合は、アレルギーの可能性、もしくは冒頭で紹介した「アミグダリン」や「クマリン」といった成分の誤摂取が原因で体調を崩している可能性があります。早めに獣医師に診てもらうのがいいでしょう。
まとめ

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今回は犬にさくらんぼを与えることができるかについてご紹介しました。いかがだったでしょうか?
あくまで個人的な意見ですが、総合して見てみると、犬にさくらんぼを与えることにあまり大きなメリットはないのではないかと思います。
もともと犬が摂取すべき栄養素として必須のものがさくらんぼに含まれているわけではありませんし、さくらんぼの種や茎の部分を食べてしまうことによるリスクが大きすぎます。また、犬にとって必要な栄養素を簡単に摂取できるおやつは他にもたくさんあります。
犬にさくらんぼを与えるという習慣はあまり定着しているとはいえず、それに伴ってさくらんぼを犬に与える効能に関して詳しい検証結果が出ていないということもあります。
ですからさくらんぼを与えるかどうかということに関しては、飼い主さんが犬に少しずつ与えてみて、犬が喜んで食べるかどうか、犬の体調に効果があるかどうかを見て判断されることをおすすめします。くれぐれも種と茎は与えないようにお気をつけになってください!
さくらんぼ狩りに行ってたくさんさくらんぼがある時や、さくらんぼの種や茎を取り除くための時間の余裕がある時、わんちゃんがさくらんぼを食べるのが好きでたまらないといった時などにあげるぐらいでいいかもしれません。
余談ですが、さくらんぼの種取り機というものも販売されているようですね。私は使ったことはありませんが、普通はジャムなどを作るときに使うものなのでしょう。さくらんぼでジャムを作るときに使用して、ついでに犬に与えてみるのに便利なグッズかもしれませんね。